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小沢健二さんの音楽には隙間がある。そこにある隙間で僕は踊ることができるし、考えることも……感じることもできるのだと思う。自由に。それは良質な文学のように僕のもとへと届く。ああ、心地好いというのはこういうことだなあと、からだの深いところで感じ取る。響く。文学的、素敵に、炸裂する。
瞬きの間のすべて覚えてる艶めく虹が架かる抱擁
御馳走が出来上がるのを待っている ただ空腹が光り輝く
切り過ぎた前髪のこと「かわいい」と君は真面目な顔をして言う
体調が思わしくなく横になる 布団の中は温かな宇宙