ぷらーな

昭和末期チルドレンの平成ボーイ。永遠の14歳。テキストのようなエッセイのようなテキストを書きます。銭湯とサウナと水風呂が好きです。 プロフィール→https://note.com/pullerna/n/nac9742473c31

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  • カオスエッセイ集neo

    テストに出ないことばかり書いているので、ためになりません。

  • ぷらぷらり日記

    大阪・京都・兵庫の銭湯その他をぷらぷら歩く日記です。主に銭湯の話とか銭湯の話とかをします。銭湯の話をしたいんです。俺に銭湯を語らせろ。

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    小説のマガジンです。ラブがコメるやつが多めですが別にそうでもないものもあります。

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    自分をnoteの中に受け容れてくれたことに感謝。

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「#自己紹介」を書ひてみむとてするなり

note公式さまが春の連続投稿を推奨されているので、小生も連続投稿をしてみむとてするなり。 しかし、お題が16個もあるのか。なぜ10個とか15個とかではなく、キリが良いとはいえない16個なのだ。担当の方の誕生日が16日だからとかだろうか。よくわからんが、1つめのお題である「#自己紹介」から書いていきます。 自己紹介……といわれても、X(旧Twitter)によく現れるゾンビと同様に「プロフ見てね♥️」で終わってしまうのですが、まあプロフィールの項目に書いてあることと重複しま

    • あの日本の大物グループじゃない海外のアーティストをSpotifyで発掘しよう

      Spotifyは月額980円(スタンダードプランの場合)で世界中のいろいろな音楽を聴くことができますが、もちろん全世界の音楽の総てが聴けるというわけではなく、我が日本国内の人気アーティストであっても、配信されていない楽曲がたくさんあります。 今でこそ配信されていますが、ミスチルやB’zの楽曲は、サブスクサービスの開始時からかなり長いあいだ配信されていなかったし、山下達郎さんやマキシマムザホルモン(※アニメタイアップの2曲のみ配信)など、アーティストご本人の意向によって、現在

      • 自由度の高い関目で鈴蘭温泉とノンアルビールをキメる

        大阪の城東区にある、関目という地域は、京阪電車の関目駅、地下鉄谷町線の関目高殿駅、地下鉄今里筋線の関目成育駅の3駅が、至近距離に開通しており、大阪の中心地である京橋や梅田へのアクセスが良い上に、その日の気分でふらっといつもと違う路線に乗れたりもしてしまうという、なかなかに電車による移動の自由度が高くて、羨ましい街です。 なおかつ、城東区は銭湯も多い。 残念ながら、駅からいちばん近かったパレス温泉は閉店してしまいましたが、2025年に閉店予定だったところを現店主さんの親戚の

        • 比叡山のオーラに包まれた雲母湯

          京都の鴨川といえば、定番のデートスポットとして有名で、それぞれのカップルたちが同じくらいの間隔を空けて川縁でイチャつくという、いわゆる「鴨川等間隔」現象が今日も起こっているのですが、その鴨川の上流は、出町柳という場所でふたつに枝分かれしており、西側は鴨川と同じ読みの賀茂川、東側は高野川という名称に切り替わります。 その東側の高野川を越えてしばらく歩くと、白川通りという通りに出ます。歩道と車道の隙間を埋めるように立派な植樹が並び、その植樹の背がいずれも高いので、空があまり見え

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          おケチ根性なのに時間を余らせてしまう

          私もいちおう関西人の端くれらしく、神経の根っこにおケチ根性が染み付いておりまして、恥ずかしながら飲食店の紙布巾は多めに取ってしまうし、無料の水はガブガブ飲んでしまいます。 未だにマクドこと某マクドナ○ドで水を注文できる境地にまでは至っていませんが、いちばん安いハンバーガーを1個だけ買うくらいの所業ならやろうと思えばできる自信があります。やらんけど。 余談ですが、関西人はマ○ドナルドをマクドと呼びますが、朝マックのことは普通に朝マックと呼びます。朝マクドなどという言語はこの

          おケチ根性なのに時間を余らせてしまう

          朝潮橋のさりげないセリアとテルメ龍宮

          大阪には「○○温泉」という屋号の銭湯が数多く存在しますが、実際に温泉が湧いているところはほとんどなく、あくまで温泉気分を味わってくださいというノリを楽しむのがセオリー(?)だと自分は解釈しています。 しかし、ノリではなく、ガチで温泉がドバドバ湧いていて、しかも特に別途の入湯税などはなく、銭湯の料金だけで入れるところも、大阪市内にいくつかあります。 なぜかそういうところほど「○○温泉」ではなく「○○の湯」という名称で、外観もわりと素っ気ない雰囲気だったりするのですが、今回ご

          朝潮橋のさりげないセリアとテルメ龍宮

          三宝湯でマリオを走らせる

          「ゆーとも小松」のテキストにて、上新庄は不思議なところと書きましたが、都会的な南口を出て、ネオンひしめく駅前を潜り抜け、東海道新幹線の高架の下を10分も歩けば、たちまち郊外のロードサイドっぽい街並みに切り替わるところもまた不思議です。 かみしんプラザという商業施設や、大阪経済大学があるので、閑静というほどではありませんが、駅前のような喧騒はない。周りは地元の子供たちと大学生ばかりで、ほんの10分前まではサラリーマンで埋め尽くされていた世界が、いきなりガラッと変わる。 この

          三宝湯でマリオを走らせる

          ゆーとも小松と陰キャのラーメン道

          北大阪のベッドタウンの民、さらにはJR普段使い民の自分みたいな奴にとって、阪急電車の駅がある上新庄というところは、なかなか不思議でして。 区でいえば東淀川区なのですが、JRの東淀川駅からは川を挟んでおり、どっちが本物の東淀川なんだ?と、なんとなく化かされた気分になります。 いや、実際にはどちらも東淀川区ではあるのですが、川を越えた先にある上新庄は、なんだか別ジャンルのような気がする。 阪急電車の上新庄駅を中心に、飲食店がこれでもかとばかりに無限に建ち並んでいるので、なん

          ゆーとも小松と陰キャのラーメン道

          行きしなも寄り道

          先日のnoteで、帰り道でつい寄り道してしまう癖があると書きましたが、実は寄り道をするのは帰り道のみでなく、行きしなもまっすぐに目的地に行くことがあまりありません。 大抵の場合は予定時刻の1時間ほど前、遅くても20分前には到着するように見込む。 そして、予定時刻になるまでは、無意味に待ち合わせ場所とは逆の方向から駅を下りたり、公衆トイレがどこにあるのかを観測したり、乗るわけでもないバスの時刻表を眺めたりする。 地元で友達と待ち合わせをする時ですらこれなので、旅先で他人と

          行きしなも寄り道

          浪華温泉は淀川にいちばん近い(かもしれない)隠れ家

          よく飲食店などで「隠れ家的○○」という言い回しがありますが、今年の夏に閉業された、大阪市都島区の浪華温泉ほど、その言い回しが似合う銭湯も、そうそうないように思います。 最寄り駅はJR城北公園駅ですが、大通りではなく、線路沿いの狭い道を、延々とまっすぐに歩き、もう少し歩けば淀川に辿り着くくらいのところまで行く。そんな位置にひっそりと佇んでいる銭湯、それが浪華温泉。 込み入った住宅地の中にさりげなくある上に、建物がわりと奥のほうに引っ込んでいるため、初見では通り過ぎてしまうか

          浪華温泉は淀川にいちばん近い(かもしれない)隠れ家

          野原ひろしの姿をした男に擬態する

          かつては恥ずべきものとされていた、ひとりで外にごはんを食べに行くという行為が、わりとメジャーなものになったののは、ドラマ『孤独のグルメ』のヒットによる影響が、多かれ少なかれあると思われます。 『孤独のグルメ』は、輸入雑貨商を営む井之頭五郎という中年のおっさんが、淡々とひとりで黙々と外食をする、という内容ですが、この井之頭五郎という存在を、『クレヨンしんちゃん』の主人公のしんのすけの父親、野原ひろしに置き換えた漫画が、『野原ひろし 昼メシの流儀』です。 『クレヨンしんちゃん

          野原ひろしの姿をした男に擬態する

          やたらと青い青山温泉で夜を過ごす

          大阪市は淀川区にある三国本町には「サンティフルみくに」という商店街があります。 昭和の面影も残っていますが、今ふうのリサイクルショップやオシャレなカフェもあり、新旧混在といった感じ。レトロというほどに年季の入った印象はなく、かといってモダンというわけでもない。どちらにも振り切っていない。 つまり、ちょっと説明しがたい。 めちゃくちゃ古めかしいとか、逆にめちゃくちゃ再開発されているとかのほうが、むしろわかりやすいじゃないですか。 しかしながら、何度も訪れているものの、こ

          やたらと青い青山温泉で夜を過ごす

          ノスタルジーに浸りながら桃の湯で飛ぶ

          大阪市の旭区は長らくJRの駅が無く、自宅からはなかなか訪れる機会がなかったのですが、2019年におおさか東線が開通し、城北公園駅が開業したことにより、アクセスがしやすくなりました。 今までに訪れたことのない城北公園駅周辺は、自分にとってなかなかに新鮮で、淀川を見渡せる堤防や、青果店や衣料品店が現役で活躍する大正時代から続く大東商店街、そして城北公園内には風流な池があり、昼間はご老人のコーラス隊(?)の練習風景が見られる、まったりした良いところです。 特に、世の自粛モードが

          ノスタルジーに浸りながら桃の湯で飛ぶ

          TSUTAYAさんでアニソンを探した青春

          昔々、サブスクなどという便利なシステムなどなく、さらにはインターネットも現在ほど万人に流通していなかった頃、つまり私の中高生時代なのですが、その頃の自分の音楽の情報の収集源は、レンタルショップのTSUTAYAさんでした。 家の最寄りTSUTAYAだった駅前TSUTAYAさんには、学校の帰りにほとんど毎日のように通っており、そこでビートルズを借りたし、セックス・ピストルズを借りたし、神聖かまってちゃんも借りた(この頃はそこそこ大きくなっていたが)。 それだけでは飽き足らず、

          TSUTAYAさんでアニソンを探した青春

          今の曽根にはダイエーとたこ湯がある

          イオンという巨大勢力が日本を支配しはじめたのはいつの頃からだったか、今や、マイカルもニチイもジャスコも、そしてビブレもサティもダイエーもイオンに吸収されました。 京都の北大路にあったビブレは、かなり長いあいだ吸収されることなくビブレとしての矜持を保っていたのですが、ついに2022年にイオンに変貌。 大阪南部の岸和田市にあったサティは、私がそれはそれはとてもかわゆいチャイルドだった太古の昔に映画『水の旅人』を観たことがあり(ちなみにここ、国内で2番目に造られたシネコンだった

          今の曽根にはダイエーとたこ湯がある

          寄り道しないと帰れない

          結婚願望は今のところ全くもってなく、現時点ではそれが叶いそうなパートナーも存在しないのですが、ひとりの女性を芯まで愛するとはどういうことか、については、たまに考えることがあります。 これについて最も参考にできそうなのは我が両親なのですが、子供の頃から6万回くらい聞いているのに、なぜだか2人の馴れ初めについては全く教えてくれません。 自分が子供の頃に、結婚披露宴の時のビデオを頼んでもいないのに何度も視せてきたくせに、ちっとも教えてくれねえ。 ちなみにうちのオトンはオカンを

          寄り道しないと帰れない