M.B.

日々の頭のなかや心のうちを、暑苦しく、厚かましく。読んでくれてありがとうございます。

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  • MB不妊治療のキロク

    備忘録も兼ね、顕微授精のキロクをまとめています。

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不妊治療中なので、惚気けます!

義実家から帰宅早々膀胱炎になり、なんだか自分の身体をうまく使えないなぁとヘコんでいる今日だけど、義実家への帰省中は嬉しいことが2つあった。 今回の帰省の目的は、結婚式をあげたホテルから結婚式1周年記念の招待してもらったことと、夫の祖父母に会いに行くこと。 夫の祖父母は、最近グループホームに入所したばかり。ずっと家で義両親が面倒をみてきたけど、この猛暑のせいか、痴呆や身体の衰弱が進み、ついにグループホームに住むことを決めたそう。お義父さんお義母さんの話を聞く限り、入所するま

    • 歳を重ねて思うこと

      3回目の移植日の翌日が誕生日だった。 こんなにも、生を受けて、30年以上もの歳を重ねられたことに、感慨深くなった誕生日はあっただろうか。 結婚して、妊活をはじめて、 不妊が疑いから現実になって、 生を受けることやその命が成長していくことが当たり前ではないことを知り、 自分の命を次の命に紡いで行くことの尊さを身をもって感じた1年。 まわりにいる家族や友だち、 友達の子ども、パートナー、 仕事で関わる上司や同僚の家族、 改めて大切なものを embraceした誕生日だっ

      • 不妊治療のひとりごとと、余計なお世話

        股を開いたままの待ち時間が長い診察や移植のとき、いつも思うことがある。 「先生たちは毎日いくつもの股を見て、プライベートでは興奮できなくなるんじゃないの?」 ほんとうに余計なお世話で、 口に出した瞬間ハラスメントなので 心に留めているのだけど こんな股を開いたままで、なんか付いてたら申し訳ないなぁという気持ちと、小っ恥ずかしい気持ちとで、そんなことばかり考えてしまう。(ごめんなさい) でも、どこかで読んだnoteのなかで、 私が 「えいや!」と挑んだ治療も病院では日

        • 今日、頑張った日を覚えておこう

          ひとつ前のnoteで書いたうえに、またもや。 少し忙しい日々を過ごしていて、週末も屋外フェスイベントのため終日稼働だった。 イベントは、たくさんの子どもたちやご家族、ブランドのファンの方が来てくれて、大満足の大盛況だったのだが… その裏で、ルテウム腟用坐剤が始まった私。 起きたときまで覚えていたのに、朝のゴタゴタですっかり薬を持って出かけるのを忘れてしまい、仕事の合間にチャリで爆速帰宅 (イベントがチャリで行けるところでよかった)。 薬を取りに帰って、会場に戻って、携

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        • MB不妊治療のキロク
          12本

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          3回目の移植は、自分のからだを信じる

          3回目の移植日まで、あっという間に折り返し地点を過ぎてしまった。 最近は、仕事もプライベートも詰まりすぎていて、何かを考えたり、いろんな人の経験談を読んだり見たりしながら移植の準備をするようなこともできていない。 相変わらずエストラーナテープで不眠気味ではあるけど、それよりも疲れが勝るのか、連休はほぼ寝て過ごしたし、夜もバタンキューで寝ている日々が続いている。 文字にすると、なんだかどんよりしてる感じがするけど、いたって平常心というか。これは通常運転で、この2週間は「不

          3回目の移植は、自分のからだを信じる

          胚のいのちか、親のこころか

          前のNoteにも書いたように、 「次までそのまま移植。それがダメならTRIO検査、そして2度目の採卵をしてリスタートしよう!」 と決め、意気揚々と病院に向かったが、 「移植と検査は了解!ただ、保険適用の採卵は凍結胚が残っている間はできないんだよ」 とあっけなく、担当医に言われてしまった。 保険が適用できる採卵は、凍結胚がなくなるか、残っている胚のグレードが明らかに低い時にしかできないらしい。調べたら分かったのかもしれないけれど、調べていかなかったから、この返事は私に

          胚のいのちか、親のこころか

          3度目の正直、夫婦での話し合い

          2回目の移植が陰性で終わり、 という選択肢をもらった。 判定日から帰宅した私の心境は、 「一旦 検査かな〜」という感じだったけれど、 夫と話をして、次は 3度目の移植を進めることにした。 私たちの話し合いの内容はこんな感じ。 正直、このまま同じようにやって、3回目が上手くいくのかという不安はある。でも、TRIO検査は、エストラーナテープを貼って膣錠を入れるという移植までのプロセスは同じらしいし(移植のための環境を再現して、本当に子宮が胚を受け入れる準備をできているのか

          3度目の正直、夫婦での話し合い

          2回目の判定日、こまったこまった

          2回目の移植の結果が出た。 かすりもしない陰性。 まぁ、そんなことは前日にやったフライング検査で分かっていた。 気持ちとしては、困ったなぁ〜。という感じ。 1回目のような大きな期待から突き落とされるショックはないけど、それなりにズーンと落ちた気持ちはまだ立て直せていない。 判定の日、診察に入って「陰性だね」と言われたときは、他でも何でもない、「どうしたらいいですかねぇ」という正直な気持ちが出た。 仕事ならPDCAを回すけど、1回目も2回目も同じ治療で、同じ結果。正直何

          2回目の判定日、こまったこまった

          ストレスの許容範囲

          久しぶりに仕事のトラブルで体も心も「キュー」と締め付けられている。トラブルが発覚したのは移植後、週末、判定日前。最悪。 トラブルの内容は冷静に誠意を持って対応しなければいけない案件だと思っているし、お詫びも自分の至らなさへの反省もしなければいけない。 ただ何が辛いかって、このストレスが今の体にどんな影響を与えるのかがわからないこと。もしかしたらこのくらい平気ってことなのかもしれない。はたまた、このストレスで上手くいっていたはずのものがいかないことがあるかもしれない。 も

          ストレスの許容範囲

          2回目の胚移植

          昨日は携帯をパーソナルモードにして、仕事の通知を切った。通知を切るのは、長期休み中と移植の日だけ。 昨日は穏やかに、2回目の移植を終えた。 正直ここまでリアタイで書く予定ではなかったけど、自分の感情が思いのほか揺れ動いたので、記録として残しておこうと思う。 準備のとき 2回目の移植に向けてホルモン補充をはじめたときに、このnoteを書いた。 でも実際は全然慣れていなくて、日が近づくとむしろ2回目の方が怖くなった。1回目に抱いた新しいものへの好奇心と期待感は、何よりも

          2回目の胚移植

          Lowなさいきん

          ここ数年、定期的に通っている整体がある。結婚式のときはたっくさんの美容鍼をうってもらって、妊活を始めてからは自律神経か整うように、とにかく身体をほぐしてもらっている。 今日も1時間の整体をしてもらってきた。 1回目の移植が終わってから、なんとなく気合いが入らず、2回目が始まってるのにほったらかしにしまっていた身体。そのためか、ずーっとlowだった先週。 施術が始まって少し経った頃、 「最近よくがんばってたみたいだなー」 と声をかけられ、心のうちに隠れていた強がりや緊張が

          Lowなさいきん

          大切 vs. 大切

          2回目の移植日が決まった。 体外受精でホルモン補充すると、◯日に投薬開始して、◯日後に受診、◯日後に移植で、移植後〇〇日に判定日・・・と機械的にスケジュールが決まっていくのが面白いなぁと思う。極論「分かるのはいつだろう」と悩むことはないし、〇〇日後に妊娠判定が出なかったら妊娠していない。体外受精のソワソワ期は、自然妊娠の「結果が出るのを待つ」という状態に比べて、「祈る」時間に近いなと思う。 さて、今回の移植は奇しくも、祖母の1回忌の日程と重なり、帰省できないことを父親にど

          大切 vs. 大切

          美しいものに救われた

          不妊治療の薬を忘れたりはしないのに、膀胱炎の薬はすぐに忘れちゃう。これが関心の差というものか。 さてさて、今日は午前中に仕事があって、毎週楽しみにしている OVER THE SUN を聴きながら仕事場に向かった。 OVER THE SUN、もう5年目になるらしい。ほぼほぼ初回から聴いているので、「もう4年経つのかぁ」と勝手にしみじみしてしまった。今回のエピソードでは、その5年を記念して、「5年前は何やってた?」というテーマのメールを募集していた。 5年前。2019年。何

          美しいものに救われた

          慣れっていいこと?

          不妊治療の日記と思って始めたけど、最近のnoteは心に浮かんだことや、一度言葉として出力しておきたかったことをつらつらと書いていて、ほんとに自由帳のようになってしまっていた! というのも、今は胚盤胞移植2回目のホルモン補充が始まったところで、不妊治療とはいえど、エストラーナテープを貼ることくらいしかやっていない。 それで慣れというのか、「忘れないように」としっかりカレンダーをつけていた1回目と違って、「テープって昨日貼った?一昨日?」と夫にまだ確認してしまうくらい、緊張感

          慣れっていいこと?

          義実家に感謝していること

          明日から夫の実家に帰省する。 なんだか、遠足に行くみたいな、ワクワクが止まらない。(笑) あさぎーにょがいつかのYouTubeで、義実家に帰省することを「芸能人ではなく、ひとりの娘として接してもらえることがとても楽しい」と話していたけど、私も義両親の前では、普段の属性を取っ払って「ひとりの娘」として接してもらうことがとても嬉しい。 結婚して、新しいコミュニティーを得たような気分だな、といつも思う。 というのも、自分の両親にとって私はいつまでも子どもだし、私も子どもの頃か

          義実家に感謝していること

          母のこと

          私の母は、ちょっと変わったひと。田舎の小学校の授業参観に、アニエスべーの革ジャンを着てくるし、自薦で娘の音楽会の指導を申し出て、熱中しすぎた結果、クラスみんなが楽しみにしていた体育の時間を潰しちゃったこともある(みんなごめん)。娘の大学院合格には「悔しい、私は何者にもなっていないのに」と号泣したし、娘の結婚式では何よりも自分の一張羅にこだわった。そんなひと。 そんな母は幼少期から音楽をしていて、地元では少し「上手な子」で有名だった。でも田舎なのでごくごく一般的に就職し、30

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