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慣れっていいこと?

不妊治療の日記と思って始めたけど、最近のnoteは心に浮かんだことや、一度言葉として出力しておきたかったことをつらつらと書いていて、ほんとに自由帳のようになってしまっていた!

というのも、今は胚盤胞移植2回目のホルモン補充が始まったところで、不妊治療とはいえど、エストラーナテープを貼ることくらいしかやっていない。

うちは男性不妊で治療が始まっていて、顕微授精のみがオプションだったので、私自身は顕微授精をやりながら自分の状態を探っている段階なのです。だから、読む人にとっては、「そんな生ぬるいもんじゃない!」と感じる人もいるかもしれませんが、何も知らない今の気持ちのまま書いているのでご了承ください。🙇🏻‍♂️

それで慣れというのか、「忘れないように」としっかりカレンダーをつけていた1回目と違って、「テープって昨日貼った?一昨日?」と夫にまだ確認してしまうくらい、緊張感がない。

それどころか今回は仕事のスケジュールを上手く組めなかったから、次の内診と移植までそれぞれ一週末分くらい長くて、数日の差なのにずいぶん間延びしてしまうように感じる。


1回目は、「その好奇心があればまだ余裕だね!」と言われるくらい、エストラーナテープや膣剤の役割や仕組みが気になったし、薬で排卵が止まり内膜が育っていく様子に感動した。

「科学ってすごい!」と何度も思ったし、自分の知らない知識に出会えたことが、体外受精という経験ができてよかったかも、さえと思えた。


でも今は、

よくいえば冷静。
悪くいえば慣れ。

2回目まではやり方を変えずにもう一度やってみましょう、と言われていて、工程を全部知ってしまっているから、ただただ「待つ」という感じ。

もちろん、移植は楽しみではある。
できれば早くやりたいし、早く結果を知りたい。

でも、2回目になったからか、「慣れ」のおかげか、1回目でコントロールできなかった期待や、バカになっていた興奮のレバーを、調整しているような気がする。

そして、それが自分を労り、周りにいる人にも寄りかかりすぎないための術だとしたら、身につけるのは悪くないかもなとも思える。

不妊治療でいうと、絶対に慣れでは片付けられない気持ちや、絶対に慣れない経験に向かうこともあるだろうから、慣れで少し楽になることがあるなら、慣れてしまっていいのかな。

そんなことを思いながら、今日はエストラーナテープを張り替える日。絶対に忘れないようにしようと思う!





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