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Yesterday in me

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思い出の中に探した昨日の私や過ぎてしまった懐かしい宝物。
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記事一覧

【お題】声*あふれだす心

【お題】声*あふれだす心

ビニール袋の中でこねて節水に努め、野菜は煮えやすいように小さく切って、ひとつのフライパンで調理し、余熱調理をするなど節約をしました。

冷凍野菜は停電中の冷蔵庫の中で解凍されたものから順に食べ、貴重なビタミン源となりました。

ご飯の代わりに考えたすいとんカレーを自慢して近所に分けたら、とても喜ばれました。3月13日に電気がつき、ホッとしました。

石油ストーブとカセットコンロが活躍しました。乾物

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番外*人は人に元気をもらう証拠

番外*人は人に元気をもらう証拠

亡父の記事を書いていたせいか、
暑いせいか、メラメラと燃え上がるように、思い出したことがある。

根性がない私は競争心や向上心は、ほぼ皆無なのだけれど、
いい大人になって、ある男性と張り合いつづけたことがある。

それは電話でのやりとり。

男性のイメージというと、
年下=子供っぽい人、
年上=心が広くて、常識もあって、という感じ。

それに「頭がいい」「仕事もできる」と加われば、
プラスのイメー

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続・昭和生まれのちょい悪男?

続・昭和生まれのちょい悪男?

いろいろ思い出したが、舞台は病院だ。

続、の意味はそこにある。

前回の記事だけを読みなおすと、なんだかいい話にしか思えない。

私は終活ノートにnoteのURLも記載して、
娘達へ残したい気持ちもあるので、なんだか誤解されそうな気がする。

しかし前提として、亡父は学はないが、
頭は悪くなかったとフォント72位で、大きく書き込みたい気分だ。

そうでないと、
私と娘たちのアイデンティティという

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みんな・いつも・普通・常識*追記

みんな・いつも・普通・常識*追記

こんなタイトルにしたからいけないのね・・・と後悔。

書き込みたいことが多すぎて。

「思い出して考えがまとまらなかった」のは、
それだけでなくて、十代の方のお通夜に参列する予定があるから。

きっと本人はそんなことないと思う。

目の前の世界が「普通」だったはずなので。

だけどいくつも年を重ねた私にとっては、
地震や津波で怖い思いをして、
工事だらけの、荒れた景色の中で子供時代を過ごして、

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亡父の誕生日に思い出す姿

亡父の誕生日に思い出す姿

父は石が好きだった。

たぶんベースはそこなんだろうな、と思う。

「お宅のアズキ石はあれは良かった。欲しかった」と、
近所のおじさんに、先日立ち話をされた。

父は石を集めるのが、長年の趣味だった。

出かけた時に見つけたり、海から海岸線沿いに狙っていたり。

父の話と、庭石の話をされて、
(ああ、誕生日だったなぁ)と思いだす偶然。

ある時、良い石の産地と言われているところに出かけた。

ゴロ

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お題【書くこと】モノクロの世界をカラーリングする

お題【書くこと】モノクロの世界をカラーリングする

四畳半一部屋にも、
四畳半二部屋や、四畳半二部屋+六畳一部屋にも、
同じ大きさの黒いテレビがあった。

キッチンと呼べるところは、ただの通路だったり、
なんとかテーブルを置けるスペースもあったりするけれど、
ともかく、どの番号の部屋にも不似合いなサイズのテレビがあった。

それは支援を示す、赤十字社のマークがひとつ残らず付いていて、
同じマークはメタリックグレーの冷蔵庫にも付いていた。

みんな、

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コスモスの花が揺れるまで

コスモスの花が揺れるまで

花は主のことを教えてくれるのだと思う。

通勤路の途中に畑と道路の境を記すように、
ズズッと、白いカラーを植えているお宅がある。

玄関への南側通路入り口には、黄色い水仙が植えてある。

春の水仙が咲き終わって、しばらくすると、
まだ青い葉の付いたままで、早めに刈り取ってしまう。

同じ場所でコスモスが芽を出し始めるせいかな。

春は黄色の水仙、初秋が撫子色のピンクのコスモスが咲く場所。

水仙は

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好きなものを集める遊びのエンドレス

好きなものを集める遊びのエンドレス

アイスならハーゲンダッツの苺が断然。

椅子!座り心地のいいカリモクの。

海、かなあ~見えないと苦しい感じ。

永遠が頭につくあれこれの言葉。興味あるから。

面白いけどブラックなジョーク。

柿の種、新潟県に足を向けて寝れない。

茸!何でも好き!椎茸も舞茸も全部好き。

靴下。お気に入りの靴下は履くまでに時間が必要。

ケイトのリップモンスター。最近ラスボス使い切ったし。

格子柄。市松柄じ

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春の恋歌*抑えきれない思い

春の恋歌*抑えきれない思い

霙散る 故郷に散る 海に散る

春呼ぶ風と 岸辺の慟哭

三羽烏さん、お題いただきました。

季語はまるっきり度外視でいい、ということで春の短歌です。

「春を呼ぶ」と「慟哭」の対で(悲しい恋かも?)と、
想像してくれるかな・・・と不安ですが。

私の住んでいるところは北国に見えて、雪はほとんどなく、
その代わり3月にベタ雪、ドカ雪が降るのが春がやってくる合図なので、
4月までは、天気に気が抜けま

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宵待ち草をいつも見ていたひと

宵待ち草をいつも見ていたひと

初夏の雑草取りは狙いをしっかり定める。

全体を見渡すとキリがないので、要所要所を押さえて抜けば、
それなりに綺麗に見えてることを知る。

例えば大きな石の回り、砂利の小径、レンガの際のところ、
花壇や畑とくっきり分かるところ。

それと道路との境目あたり。

草で言えば、根っこがちょっとやそっとじゃ抜けなくなる、
ツンツンのイネ科の雑草。

ヤブガラシ、カタバミ、ヨモギ、スズメノカタビラ、カヤツ

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ヒメジョオンな彼女と私

ヒメジョオンな彼女と私

確かにそれはそうだと思うのだけど。

「どうせ私は、そこらへんに咲いてるヒメジョオンみたいな女だから」

知り合った女性がそう話すのに、うまく反論できなかったことがある。

ヒメジョオンはひっそりとした、小さく控えめな花だけど、
草原という表現の似合うあちこちの場所に咲いている。

薄い黄緑色の柔らかな茎が、高くまっすぐ立ち上がり、
その葉はぺたりと自分のテリトリーを確保して広げはするけれど、

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天津祝詞の清々しい歌声*お気に入りの歌

天津祝詞の清々しい歌声*お気に入りの歌

ボーカロイド、初音ミクが歌っているのと比較すると、
本当に清々しい気持ちになる声。

天津祝詞は大祓祝詞の短縮バージョンだ。

シャーマンのような歌声。

毎年6月と12月に全国の神社で「大祓」という神事が行われる。

穢や災い犯した罪や過ちを祓い清める儀式。

一年の折り返しの6月に行われるものを「夏越しの祓」、
年越しの12月に行われるものを「年越しの大祓」と呼ばれている。

神道とよばれるも

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後方支援が重要な理由*私のリアル

後方支援が重要な理由*私のリアル

前日に書き込んだ記事に沿う形で、私の少しの経験と、
記事に同意する部分を少し書き込んでおきたいと思う。

大都会であれ、限界集落であれ、なんらかのコミュニティに
名を連ねていることは大事なことと思う。

「水と希望さえあれば生きられる」というのが、3.11で得た経験だが、
災害発生時の「希望」とはまさに「情報」だと思う。

いっきに社会から取り残されて、今がどういう状態で、
なぜこんなにヘリが飛ん

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読み解けない夢の話

読み解けない夢の話

今朝、何か象徴的な夢を見て驚いた。

夢を見ると、なんの意味があるのだろうと思うが、
そのうちに、その記憶が薄れてしまう。

「 忘れる位だから、大したことではないのよ 」

実生活なら語るけれど、逆に覚えていてはいけないことだから、
忘れるのだとは言えないだろうか。

楽しかったり後味の悪さだったり、そのニュアンスだけは残るけれど、
大抵はいつも次第に忘れていく。

死んだ人が出てくる夢を見るこ

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