野原 綾

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野原 綾

INFJ-A。人はみな自分の先生。noteで人生旅行中。読書は歴史とノンフィクションが好きです。趣味の一番は土いじり。植物との相性はとてもいいかも。お気楽ですが無責任ではありません。 ♡Dear my friends and my sweet heart♡

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泰衡の苦悩によりそう花

夏草や兵どもが夢の跡 平安京を凌ぐほどの繁栄を誇った平泉にて、 その地に立った松尾芭蕉が詠んだ、有名な句だ。 奥州藤原氏は「争いのない現世浄土」を願っていたものの、 叡智あふれる三代秀衡が亡くなった後、 四代泰衡は、源義経の首ひとつとを天秤にかけて、 奥州のひとびとの平和を選びとった。 源頼朝にとって、唯一邪魔な勢力である奥州藤原氏は、 義経と同じ運命を辿ることになる。 昭和二十五年、中尊寺金色堂の補修の際に、ご遺体調査が行われた。 清衡、基衡、秀衡の藤原三代の自然

    • 【お題】声*あふれだす心

      ビニール袋の中でこねて節水に努め、野菜は煮えやすいように小さく切って、ひとつのフライパンで調理し、余熱調理をするなど節約をしました。 冷凍野菜は停電中の冷蔵庫の中で解凍されたものから順に食べ、貴重なビタミン源となりました。 ご飯の代わりに考えたすいとんカレーを自慢して近所に分けたら、とても喜ばれました。3月13日に電気がつき、ホッとしました。 石油ストーブとカセットコンロが活躍しました。乾物はいつも利用しているので、ストックしていたものがとても役に立ちました。 日頃ス

      • 12か月の園芸日記*9月18日

        花畑の様子 なんだか今年はピンクの木槿が狂い咲きしてるように、 花数を多くつけてる。 なんでだ。 秋明菊が咲いてきた。 この白は本当に清廉という言葉が似合うけれど、ピンクの方は野暮ったい。 どちらも可愛い花には違いないが、 庭にしか置けない花だというのが残念だ。 花を育てるようになって、 切り花に向く花と向かない花があることを知った。 ポロポロと落ちてしまうような小花もそうだし、 次々と咲いても一日しかもたない花というのも困りものだ。 百日草はいつみてもポッ

        • キバナコスモスの灯り

          晩夏に咲きだすキバナコスモスは、黄色とついているけれど、 オレンジ色の花の方があちこちに多いと思う。 とても目立つビタミンカラーだ。 コスモスと花の形は似ているけれど、花姿が全然違う。 あちこちに枝を伸ばして、 バランスよく、細い体でどっしりと構えている感じ。 コスモスとは違って、少し複雑なやじろべえみたいな体。 種は黒くて細長く、開いて、四方八方にはじける。 朝顔やオシロイバナの種は取り終わって、 毎日キバナコスモスの花を見ながらも、付けた種を取るのも仕事。

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          私だって褒められたい

          朝の7時20分を過ぎると、登校する小学生が花畑のあたりを通っていく。 今朝は、みな妙なものを持っている。 今の時期は海浜学校はあっただろうかと、ふと思い出す。 学校浜と呼ばれたところは岩だらけのごつごつで、 今なら(子供には面白いだろう)と思える場所だけれど、 私はなにしろ過保護にされた子供だったので、 あらゆる外の世界は結構怖かった。 「おはよう、早いね」 近所の女の子に声を掛ける。 その道具は何なの?と尋ねようと思う前に、教えてくれた。 「今日はクリーンデー

          私だって褒められたい

          秋の風に吹かれて

          日が短くなってきたのをヒシヒシと感じる。 時計の針が19時を過ぎていても、まだ明るかったのにと思う。 夜は夕焼けと共に西の空に送り出すようにして、 刻々とその色合いを変えていく。 テラスに置いた椅子に座り、足を投げ出してゆったりした気持ちになる。 聞こえてくるのは虫の音と川のせせらぎ。 どこかで規則的に聞こえるのは、 山の水を引いているお宅の、あふれた水が川底に滑り落ちる音。 木々が揺れてもいないのに、どこからか風がおりてくる。 静かだ。 こんな時に、人はどん

          秋の風に吹かれて

          吾輩は猫的「人は見た目が9割説」

          私は白とカフェオレ色のハチワレにゃ~。見た目は三毛猫だけど、 心は私の好みの二毛だけのつもりなの♡ アーちゃんは、暑いのと雨とで、思うように草取りができないから、 ついついパソコンとか、アマプラとかにらめっこしてるのよ。 それでしょっちゅう、ひとりごと言うもんだから、 なんとなく付き合ってあげなきゃ可哀想な気がしてるの。 この頃は男狂いになったのか、品定めに忙しいみたい。 うちのアーちゃんは、うさんくさい見た目の人に魅かれやすくて、 ともかく、メロメロに優しい男性が好きな

          吾輩は猫的「人は見た目が9割説」

          おばさん的「人は見た目が9割説」

          自民党総裁選ポスターはおじいさんだらけです。 うへっ。 黒に赤って目立つぅ。 おばさん的視点はひたすらミーハーです。 そもそも自民党のHP見ても、政策よりもプロフィール写真が気になる。 ほら、人は見た目が9割っていうから~。 まず、なんたって目立つのは小泉さん。 体を斜めに、顔は正面のモデルポーズ。 当然視線は、明後日の方向。 芸能人としか見えないところが、おばさんの女心をくすぐります。 でも私、耳が美しくなくて嫌なんだよね~。 推薦人裏金疑惑の方ばかり

          おばさん的「人は見た目が9割説」

          中二病的「人は見た目が9割説」

          デパートの開店の時間を待って足を踏み入れたら、 京都フェアをやっていたせいで、 芸妓さんと舞妓さんも並んで出迎えてくれた。 まとった空気がとても穏やかで綺麗。 舞妓さんのお姿と接するのは初めてで、感激した。 背の高い今どきのプロポーションの女の子。 20代の初めに、花嫁衣裳以外は習ったけれど、 その美しい着付けと、美しい立ち姿に惚れ惚れしてしまう。 サラサラと絹ずれのするような、優しいおじぎや微笑み。 思わず私まで背中を伸ばして、気持ちをシャキッとして、 足の運び

          中二病的「人は見た目が9割説」

          私もなってもらっては困る派

          田中真紀子さんも、 メディアでいろんな色を付けられ続けている方だとは思うが、 この件に関しては、私も意見を残したいと思う。 どんな選挙も、次を見据えた売名行為の方も多いと思うが、 連日の出ずっぱりの報道合戦を見ると、テレビ向きの、 少なくとも各メディアには御しやすい方だと歓迎されているのが分かる。 それは損得の意味に過ぎない。 単純に視聴率のこともあるだろう。 見た目も良く、声も良く、若く、女性に人気もあるように思うからだ。 長所は短所になりうるので、 その点で総裁

          私もなってもらっては困る派

          お題【顔】*私の遺伝子が求めるもの

          肩まで伸びた髪が緩やかなくせ毛。 艶めいて、陽に当たると茶色を浮き上がらせる髪の色。 頬骨は、小さなサクランボを埋め込んだようなカーブを作る。 両手で挟み込みたくなる、細長い骨格のライン。 もう手のひらが覚えている、顎までの感触。 薄く張り付いた柔らかい肌に、剃り残しの髭がいつも何本か。 広い額にかかる頼りない髪をかき上げて、撫でつける仕草。 ポーカーフェイスが得意な淡い眉毛は、シックなふりして沈黙。 完璧なまでに美しいと思う、私好みの曲線を束ねた耳。 それ

          お題【顔】*私の遺伝子が求めるもの

          「行政の存在」と「政治の貧困」

          朝ドラの裁判官のセリフに、朝から聞き惚れた。 広島と長崎の原子爆弾投下に「無差別攻撃」とはっきりと見解を示し、 判決の主文は棄却としながらも、個人に対しての尊敬や、 国としてのプライドを内包しながらの、苦悩の滲んだセリフだった。 こんな風に、表現の自由を上手く使った脚本家に感銘を受けた。 そこには行政の存在意義と政治の貧困による国民の不利益という、 ふつふつとした怒りも感じられる。 どの災害にも言えることではあるが、 今年のお正月に起こった、能登半島地震の復旧のあり方に

          「行政の存在」と「政治の貧困」

          昆虫と共生する秋のひとこま

          昨日は仕事中にオニヤンマがどこからか入り込んできて、 (ひ~~)と思いながら、若い男性の名をつい叫んでしまう。 「どうしたんですか?」 「あれ、なんとかしてほしい」 吹き抜けの天井でバタバタしている、恐ろしい大きさのトンボ。 「あ~涼しくて入っちゃったんだね」と爽やかに語りながら、 大きな脚立と長い掃除用具を持ってきて、静かにその先に止まらせる。 そして、そのまま外へ出してあげる。 「こいつは、大きな蜂も食べてくれるやつなんですよ」 「へ、へえ」 なぜ、男の子

          昆虫と共生する秋のひとこま

          12か月の園芸日記*9月2日

          花畑の様子 雨続きで雑草がどんどん丈が伸びていく。 牡丹がいくつか根腐れを起こしている様子。 苗に寄るのか場所に寄るのか、どうも風の通りが悪そうなところに思える。 足元が蒸れているところがマズいようだが、 根っこはしっかり張っているので、希望を持ちたいと思う。 しかし、枝先はかなり枯れてきている。悲しい。 つるバラのアンジェラのところに蜂の巣を見つけた。 この雨続きで、途中で巣作りを諦めた雰囲気なので、遠慮なく壊す。 毎日がモイストすぎて、すべてが狂ってしま

          12か月の園芸日記*9月2日

          抱きしめたくなる涙

          思春期の何者でもない自分に、 誰かにタグをつけて欲しいと願っても、 通りすがりの人ですら、なんのことやら分からないから、 いつも小さく微笑んで試してみてる。 だけど、セルフで付けるタグだって持っていないから、 目の前を行き交う人達を、ただ眺めているだけ。 ひきもきらない嘘くさい陽気と、 顔をゆがめただけの、笑顔の固まりを両足を抱えて眺めてる。 ふたり連れの年上の女性がキャンディひとつ握らせてくれる。 車道との境界ブロックに、足を投げ出して座り直して口に入れる。 小さ

          抱きしめたくなる涙

          ニラの白い花の話のはずが…

          月見草の小さな可憐な黄色が、空き地のあちこちで目立つようになった。 いきなりの市街地の空き地で、野良エゾシカが三頭、草を食んでいて、 (こうして姿を見るだけなら可愛いんだけどな)と思う。 その先の「なぜこんなところまで出没するのか」と考えたり、 「これじゃ、人参でも大根でも食べられてしまうのは当たり前」 「突然道路に飛び出てこない習性を身に付けて欲しい」などと、 思いつくあれこれは多すぎて、げんなりする。 ディズニーのバンビちゃん以外で、 こんなに鹿のことを考える人生が

          ニラの白い花の話のはずが…