シェア
いちる
2024年1月13日 20:50
口に出すと散らばるビーズみたいに好きな順に綺麗に糸に通してもすり抜けて足元に散らばる拾うあなたの好きな順に拾うそうじゃない本当はそうじゃないのに元の順には戻せないごちゃごちゃに並べ替えられたビーズは綺麗に糸に通されて歪な首輪になるだから大切で大切でたまらない思いや揺らがない曲がらない強い思いは口に出さず文字にするようにした次第に些細な自分の感情や思いも声に
2023年7月2日 16:54
影夜道をあなたと並んで歩く申し訳程度に灯る街頭でできたふたりの影自分を客観視することはあってもふたりを客観視することはあまりない見慣れないその陰が妙に恥ずかしくてつい目を逸らしてしまう声「もう少し大きい声で」電車手すりや吊革乗車ドア付近の角が埋まっている体重を預ける場所が無くて強気の仁王立ち電車の揺れに耐えていると汗が止まらない耐えてる感を悟られな
2021年4月19日 17:09
礼儀とかそういうことには割と厳しく育ったと思うけれど無意識に変な食べ方をしてしまう時がある変な食べ方は妙にしっくりくる変な食べ方って言っているけれどみんながそう言うから言ってるだけで当のわたしは変だなんてこれっぽちも思っていないこれを読む人の中にはあるあるだよねとかわかるって共感してくれる人も少なからずいるんじゃないかなと思ったから今文字を綴って
2021年4月29日 22:47
今日、また少し自分に近づいた。一重を気にし始めたのは小学校高学年。当時、わたしは初恋をした。こんなに誰かを好きになることがこれからあるのかって思うくらいその人が好きだった。授業中も給食の時間も気がつくといつもその人を見つめてしまっていた。ある日、席替えで偶然隣の席になった。その人がわたしに発した第一声は「 ずっと思ってたんだけどさ、○○って俺のこと嫌い?笑
2021年2月24日 01:39
心のきれいなひとたちが生きやすいような息をしやすいようなそんな空気をつくるためにこの世に貢献したい大きいことをするみたいに聞こえるけど地味で地道で小さいものを積み重ねるきっとそんな日々の繰り返しわたしの命が絶えたあと生まれてくるひとたちの産声とともに吸った空気が愛で溢れているように この世に生まれてよかったと思えるように