猫サイダー

今からでも娯楽を極める。 人生において、始めるに遅いということはない。 映像作品視聴を極める。 読書も少し。

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マガジン

  • 映画で宣う。

    実写映画、アニメ映画で感想、考察を短く綴っていく。 実写の邦画はたぶんほとんどないと思われる。 感想・考察に対して意見、感想がありましたが遠慮なくどうぞ(`・ω・´)ゞ

  • アニメで語る

    おもに週間アニメについて語る。 自分の中にある材料で形作ってみる。

最近の記事

アニメ『逃げ上手なアニメ『逃げ上手の若君』:アニメ時代劇がヒットに

『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』などのヒット作を世に送り出した異色の漫画家『松井優征』が描く歴史漫画『逃げ上手の若君』のアニメ化。世間ではちょっとだけムーブメントになっているので気になっていた。観ようと思ったのは紹介PVで飛び跳ねていた若君が可愛かったから。あと中村悠一が出ていたのもある。そういうわけで久しぶりの歴史アニメ。楽しみ。 演出で視聴者層を広くゲットしている 今でも大河ドラマは放映している。人気のほどは昔と同じくらいなのかは知らないが。自分が子どもの時は親と一

    • アニメ『ハイスコアガール』~望郷にひたる世代~

      押切蓮介氏の作品を原作とするアニメ。原作漫画は2011年から連載開始、増刊から月刊に移行はしたが、2018年まで連載された。2013年の『このマンガがすごい』で2位に選出されている。 アニメ、原作ともにすでに完結済み。その後もまだ物語は続いており、続編である『ハイスコアガールDASH』が連載中である。 自分はアニメから入ったくち。最初PVを見た時はなんとも手抜きの作画だと失礼な感想を抱いた。友人から『お前なら絶対に気に入る』と強く押されたので視聴開始。結果、その時期一番楽し

      • 映画魂🎦95点『ドラゴン・タトゥーの女』

        13年ほど前の映画。子供の時に観た。内容は今でも覚えている。それでも、と思い、久しぶりに再視聴する。子供時代とは感性が変わっているのでモノの見方が違う。主人公とヒロインの関係や犯人の行動基準、あらゆる点で当時とは別の感想が出できた。 子供時代と大人時代で感想が違う作品というのはよくある。大人になって観てみるとつまりらなくなったり、逆に大人になって真の魅力に気づいたりする。今作は大人になっても魅力を再確認出来る作品ではないかと思う。 ジャンルは犯罪捜査でバディもの 人気作品

        • アニメ『UNDER・NINNZYA』にて。

          子供の頃から忍者は好きだった。たぶん、大体の男の子はそうではなかろうか。多くの男子に漏れず、自分もお土産の手裏剣なんかを買って飛ばしたりして遊んでいた。変身セットを買ったことはなかったが。 漫画、ゲーム、アニメ、映画、あらゆる媒体でこすられまくっているコンテンツ、忍者。もはや題材にされるなどありふれ過ぎて新鮮さは皆無。どうやって観客に食いついてもらうか。ストーリーも大事だが、どちらかというとどんな設定の忍者なのか、視聴者はそこに注目していると思う。どんな忍術を使うのか、リアル

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        記事

          映画魂🎦85点『ザ・キラー』

          Netflixの独占配信の映画、ザ・キラーを批評していく。 宣伝を偶然目にしていたく興味を持った。監督さんが自分の好きな映画ばかり撮っていたのだ。『セブン』、『ファイトクラブ』、『ドラゴン・タトゥーの女』。どれも夢中になって影響された作品ばかりだ。そんな人が静かな殺し屋の映画を創った。これはもう観るしかないのである。 物語の軸は『報復』 主人公である掃除屋は見た目はどこにでもいそうな中年男性。本当に、冴えないおじさん、という風体。凄みなど全くない。だがその道のプロフェッシ

          映画魂🎦85点『ザ・キラー』

          アニメ『ゴールデンカムイ』11~13話・OVA

          ギャグとシリアスの配分が絶妙にブレンドされた作品。今のところ全く飽きることなく進行中。観るのが止まらない作品は本当に久しぶりだ。最後に夢中になった作品はなんだったかな? 🍶仲間が増えた アシリパさんと同じアイヌの仲間が増えた。親父さんの知り合いらしい。勝手な想像だが、なんだかこのキャラクターは裏がありそうな予感。仲間への入り方があっさりし過ぎというか。杉本一行にえらく協力的なのも引っかかる。一応理由はあるが、見届ける、という行為にそこまでの説得力を感じない。当時の人間の感

          アニメ『ゴールデンカムイ』11~13話・OVA

          アニメ『ゴールデンカムイ』7~10話にて

          漫画はストーリーがまた違うのかね? アニメでも物凄い見応えがあるので何も文句ないが。 🌳マタギか、猟師か 谷垣と二瓶という2人の猟師が共に己の獲物を協力して追いかける。谷垣は主人公チームを、二瓶は絶滅危惧種の日本狼を。二瓶はあえなくちから尽きた。だが猟師としての自分の人生を全うし、心残りは微塵もなかった。二瓶が最後の日本狼、レタラを求めるのは猟師としての勝利、最高の獲物を仕留めることによる栄誉が欲しいのだ。それは他人と分かち合うものではなく、完全に自分の世界で完結している

          アニメ『ゴールデンカムイ』7~10話にて

          アニメ『ゴールデンカムイ』4~6話まで

          次の日も止まらずにそのまま観続けている。漫画で大人気だっただけにストーリーがとっても引き込まれる。キャラクターが生っぽいだけでなく、それでいて実に魅力的。見た目はむさい男ばかりなのに実に格好いい。イケメンキャラなんぞ今のところ一人もいない。これがいい。 🐻実は料理アニメなのやも 杉本とアシリパさんとの食事シーンが主であるが、このアニメはなかなか食べるということにこだわっている。出てくる料理は現代の一般人からすればかなり特殊な部類に入るものだが、しかしその肉感的なビジュアル

          アニメ『ゴールデンカムイ』4~6話まで

          アニメ『ゴールデンカムイ』:1~3話まで

          以前から友人に勧められていた作品。漫画とアニメ、どちらか迷ったが、声が聴こえるアニメ視聴にした。3期まで制作されているのでボリュームも満点だ。数話ごとに感想を述べていこうと思う。それでは。 💴目的は金塊 少年漫画王道の財宝奪取ストーリー 主人公は軍隊上がりの不死身の杉本、アイヌの少女アシリパの2人。タッグを組んでお互いの目的を目指して戦うことを誓う。杉本は亡き戦友の忘れ形見のために金塊を、アシリパさんは親族の敵をとるために。財宝探しと復讐というダブル王道ストーリーだ。主人

          アニメ『ゴールデンカムイ』:1~3話まで

          映画魂🎦65点:ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

          Prime Videoにてまだ生存していたので、良い機会と思い、視聴した。 今後、この『批評魂』では点数を付けてみようと思う。反論もされそうだが、それを正面から受け切る覚悟だ。別にそんな小難しいことは言えない。ただ思った衝動を綴っていく。それでは。 ⭐️俳優さんと吹き替え声優さん、共に名演技 ウィンストン・チャーチルを演じた俳優さんは名優と名高いゲイリー・オールドマン。メイキング情報によると彼が今作のウィンストン・チャーチル役は辻一弘氏のメイクがなければやらないと言ったら

          映画魂🎦65点:ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

          Netflix三昧『イントゥ・ザ・ファイヤー:失われた娘を探して』Part1

           ドキュメンタリー系が実はけっこう好きなのだ。事件、動物、自然、宇宙、なんでもござれ。子供の時に再放送していた『地球創世記』という番組が大好きだった。地球上の自然の姿や歴史を紹介していた。自分がいた場所では見れないような景色が映し出されるのに夢中になった。  その頃の思い出は大人になってもまだ生きているらしく、その手の番組、動画に目がない。が、今回は事件系の番組を紹介してたい。事件ものも大好きだ。Netflixでは事件系が多くあるように思う。内容は面白いのだが、ただ自分は字

          Netflix三昧『イントゥ・ザ・ファイヤー:失われた娘を探して』Part1

          『ドロヘドロ』異色すぎるアニメ作品

           異色の作品、という言い回しはたまに耳にするが、今作は特に異様さが際立っている作品ではなかろうか。世界観もそうだが、本作品は小学館の漫画雑誌を4誌にもまたいで掲載された漫画だ。連載期間は2000年から2018年まで。実に18年間の長期連載。いちおう完結はしている。  本作は他の作品との違いなどを語りだすと内容が多すぎて困る。それぐらい他作品とは一線を画す強烈な一品となっている。  この作品は考察とかはあまりしても意味がない気がする。自分はアニメでしかこの作品を知らない。漫

          『ドロヘドロ』異色すぎるアニメ作品

          『機動警察パトレイバー the Movie』:いまだ時代を超える作品

           1989年に劇場公開された押井守監督によって創られた不朽の名作として知られる映画アニメ。当時をリアルタイムで観た人はもう中高年な年齢になっておられるだろう。  自分はまだ若輩であるが、学校のアニメ好きの先輩に勧められて視聴し、見事に押井ワールドにどハマリしたタイプである。初視聴の時はまだ学生だったので、どこがどう面白いのかは上手く理解出来なかった。時が経ち、社会人になって少しは経験と知識が増えた自分が改めてこの名作を考察してみようと思う。  名高き作品のため、反論も当然

          『機動警察パトレイバー the Movie』:いまだ時代を超える作品

          北野武監督『首』にて。

           北野監督の作品はかなり久しぶりだ。いつ以来だろうか。すぐに思い出される作品は『アウトレイジ』だが、それももう何年前か。北野氏の作品はかなり好きなものばかりだが、コンスタントに出品してくれるわけではないので待機時間が長くなるのがネックだ。  久しぶりの北野映画、しかも時代劇は『座頭市』以来。けっこう楽しみにしていた。映画館で観てもよかったが、無礼な他人に邪魔されたくなかったので自宅視聴を選んだ。  今回もいつもと同じく、偏見と主観に満ちた感想を述べていく。 ⚔️壱の巻:

          北野武監督『首』にて。

          『すずめの戸締まり』~もう一度、地震を想って~

           遅まきながら『すずめの戸締まり』を視聴。新海誠監督の作品をまともに観るのは、この作品で2作目になる。実はほとんど観ていないのだ。記念すべき1作目は『秒速5センチメートル』。その他は観ていない。特に理由はない。  なぜ今回に限って観たのかというと、妖怪の類が出てくると思ったからだ。鬼太郎シリーズが子供の頃から大好きだったので、当然のように妖怪好きになった。実際にはそこまでおどろおどろしいモノは出なかったが。  鑑賞して自分の中に残ったものを観察していく。 1.悪者は誰か?

          『すずめの戸締まり』~もう一度、地震を想って~

          『グリッドマン・ユニバース』~シリーズを通して見えた風景~

           またもや少し遅い作品になった。劇場では観れなかったのでAmazon Primeで視聴させてもらった。見放題で観れた中では当たりの作品だったと言える。過去の作品もしっかりと視聴済み。  今作で制作陣が伝えたいこと、その景色がしっかりと見え、よりシリーズの色合いを認識できるようになった。その感想と考察を簡素に綴っていく。考察していくキャラクターは完全に自分の好みで選んでいます。 1.見た目は90年代、中身は現代  シリーズを通して戦隊モノ、変身モノ、巨大ロボットモノ、とまさ

          『グリッドマン・ユニバース』~シリーズを通して見えた風景~