最高のスタートを切るために!! 朝のルーティーン(後編)
こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です。
前回に引き続き、朝のルーティーンについてです!
朝食の重要性
朝のルーティーンのなかでも特に重視しているのは『朝食』です!
1日〇回食べる、〇〇時間断食、〇〇ダイエットなど多くのダイエット法が出てきているのも理解しています。
しかし健康的な食事としては1日3食、朝食は摂るべきです。
①断食やぶり
朝食は英語で『breakfast』
=break(壊す)+fast(断食) つまり、
『断食やぶり』という意味です。
朝食で断食やぶりをせず空腹をさらにのばすと、血糖値がさがってしまう時間が長くなるため、次の昼食での食べすぎや血糖値の上昇につながり太りやすくなることが研究により知られています。
むやみに朝食をぬくのはやめましょう。
また、ある程度決まった時間に朝食をとると、体内時計のリズムによりその時間に消化酵素が自動的に分泌されるようになり、もっとも効率よく代謝が進みます。
②胃直腸反射による排泄
人体の生理周期では、早朝〜昼ごろまでが排泄の時間となります。ここでしっかり便を出すことが大切です。
朝、排泄のための腸のうごきを、より活発にするのが朝食。
朝食にある程度の重量のあるものを胃に入れることにより、『胃直腸反射』がおきます。
これにより大腸の『大ぜん動運動』が活発になり、排泄をうながします。
朝食をとらないと、便秘になりやすいということです!
散歩による運動と朝食で便秘予防しましょう。
③朝食にフルーツを
朝食には何を摂ればよいのか?
まずは十分な質量、ビタミン・ミネラルの豊富なフルーツがおすすめです。
●朝はストレスホルモン『コルチゾール』がストレスに関係なく自然に多く分泌される
●この分泌のために、副腎にて大量のビタミンC、パントテン酸などが消費される
このためビタミンの速やかな補給が必要になり、ビタミン・ミネラル豊富、エネルギー源であるフルーツは朝に最適です。
フルーツは糖質が多いのでダイエットに悪いと言われていることがありますが、これを信用しないでくださいm(_ _)m
夜に多く食べるのはたしかに注意が必要ですが、ビタミン・ミネラル・食物繊維・抗酸化物質がバッチリあるフルーツを避けるのはまったく無意味で、避けるべき対象が間違ってます。
『糖質がわるい』という勘違いからくる考え方なので無視しましょう!
世界的に意見が一致し、足並みをそろえて実行されている『5・A・DAY運動』でも、病気をさけるために1日200gのフルーツが推奨されています。
④たんぱく質も重要!
朝にはたんぱく質も摂りたいです。
たんぱく質はカラダの材料として毎食補給したい栄養素ですが、
朝のたんぱく質は、その成分であるアミノ酸の
トリプトファン➜セロトニンへと代謝され、
最終的に寝るまでの時間に睡眠ホルモン『メラトニン』へと代謝されます。
これにより良い睡眠へとつながります。
私は『豆乳ヨーグルト』をよく食べています。
まとめ
短距離走ではスタートをしくじると終わりです。
生活もスタートをしくじると、1日の質がさがってしまい、睡眠にまで影響し、翌日までひびいてしまいます。
最高のスタートを切るため、今回ご紹介した朝のルーティーンをご参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!