価値主義社会への転換:ホリエモンの『これからを稼ごう: 仮想通貨と未来のお金の話』を読んで
つい先ほど、ホリエモンの『これからを稼ごう: 仮想通貨と未来のお金の話』を読み終えました。
この本は仮想通貨の専門書ではありません。
どちらかというとお金の本質について論じている本です。
かなり横文字が多いですが、補足も本文下に丁寧に書かれており内容もそこまで難しくはありません。
本書では様々な仮想通貨やサービスが紹介されており大変勉強になりました。
ビットコイン以外にもリップルやイーサリアムという仮想通貨についてなど。
余談ですがFacebookではリブラという仮想通貨が使われるようですね。
VALUというサービスは知りませんでした。
(noteでご紹介するのもなんだか憚られるけど)
自分の無知さを思い知りましたね。
もっと勉強しないと。
中国は仮想通貨に最も厳しい国の一つであるということも知りませんでした。
中国国内はもう既に芝麻信用のような信用スコアで管理されているそうな。
一方で天安門事件やチベット問題のような政府にとって都合の悪いようなことでもグレートファイアウォールの垣根を超えて耳に届くようです。
情報は壁(検閲)を超える。
そう、人の口に戸は立てられないのです。
ドイツのベルリンの壁の崩壊についての記述もありました。
これも技術の発達、通信衛星のスピルオーバーが理由にあるそうです。
私が考えていた内容も2年も前にホリエモンが本にしていました。
(※該当記事削除済み)
心理学やテクノロジー(トラッキング技術)の信用ポイントへの応用は私の個人的な空想ですが、それもじきに実用化するのではないかと考えております。
信用スコアやトークンエコノミーの話はタメになりました。
私のフォロワーさんのボンボンさんが発行しているにゃんポイント(発行というのは冗談だと存じますが)のようなものがトークンエコノミーと呼ばれます。
いわゆる独自通貨です。
(信頼できるボンボンさんのフォローを皆さんにオススメしておきます。ボンボンさん、ご迷惑でしたらおっしゃってください)
中央集権国家の信頼が崩れたときに頼りになるのはあなたの周りにいる信頼できる家族、友人、仲間です。
小さなコロニー、コミューンができそうですね。
そういったときにもトークンエコノミーは役に立つかもしれません。
本書でホリエモンは低い賃金、待遇で働く人が経済発展において逆にネックになる、と述べております。
かなり厳しく、頑張っている人に水を差すような言い方ですが、ホリエモンが言いたいことはなんとなくわかります。
生活のために仕方なしに働いている、ほとんどの人がそうだと思います。
どういうことかというと資本主義経済ベースの社会であるために、本来自動化できるものを生活のために無理やり雇用を作って働かせている、というような解釈です。
そういうものは機械に任せてさっさとベーシックインカムを導入するべきだろう、と(本書の内容とはズレます)。
ホリエモンが述べているのですが、いやいや仕事をするというのは古い価値観なんだそうです。
そうはいっても現状政治家たちが変える気がないと生きていけなくなるんですけどね(^^;
個人的な考えですがベーシックインカムはある程度知的な人の間ではうまくいくのではと思っています。
日本ではおそらく大丈夫だと。
さらなる報酬を欲しい人だけが追加の労働、人にしかできないことをやるべきだと考えています。
表現者、クリエイターなんかも人間にしかできない仕事の一つですね。
人にしかできないことは遊び、なんだとか。
下の記事で同じこと書いてましたね。娯楽、ゲームのプレイヤー。
(※これも削除済み。あれ、自分で削除したっけ?)
遊びと仕事の境界線が溶けていくという記述もありました。
あれ、ホリエモンと同じこと考えてた…。
書籍発売後なので後出しっぽいですけど、読む前のつぶやきです。
読めば読むほどホリエモンと同じ考えをしていたことに驚くばかりです。
知らず知らずのうちに影響を受けてたんですね。
さすがホリエモン、インフルエンサーです。
C2Cで人々が暮らせるようになってきているようです。
C2CとはC to C(Consumer to consumer)、(会社や法人に対して)消費者対消費者、つまり個人対個人です。
メルカリなどで直接個人同士がやり取りできるようになりました。
便利な世の中になりましたね。
現在は資本主義社会から価値主義社会への転換点なんだそうな。
お金よりも形のないものに価値がある、という考え方ですね。
書籍『LIFE SHIFT』にも無形の資産が重要である、との記述がありました。
価値主義社会で生き残るためにはその人の「ブランド」、独自性を作ることが必要になってくるようです。
価値主義社会になると人生の大逆転が少なからず起こると思います。
あなたのこれまでの苦労が報われるときが来るのです。
それまで信用スコアを下げないようにすることが最善手でしょうね。
どういうことかというと人を傷つけることや犯罪をしないことです。
本書では中国では万引きをすると信用スコアが大幅に下がる、という記述がありました。
良くお金持ち(小金持ち)は悪だ、許せないと言っているような人がいますがそれは違うと思います。
彼らはちゃんと我々のことを考えているでしょう。
もちろん、全員ではないかもしれませんが。
世間でお金が欲しいと言っている人ほどお金の正しい意味を知らず、勉強していないのが悲しいところです。
まあ、私も全く金持ちではないんですけど(^^;
この本は既存のお金に拘っている人や持たざる人ほど読んでおくべき本だと思います。
だいぶ行間を端折って書いているので言いたいことが伝わらないかもしれませんが、詳しくはこの本を読んでください。
宣伝ではないのでちょっと立ち読みでも構いません。
これからどうなるかをできるだけ多くの人に知って欲しいです。
価値観のアップデートを済ませましょう(^^)
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