斉藤環さん著 「ひきこもりはなぜ「治る」のか?」を読んで、 自身が勝手に思ったことである。 自分が今何の情報を必要としているのか、を考える指針として本屋に行く。 普段よりも長い年末の休暇に、広い本屋を周遊する機会があった。 そこで気持ちの赴くままに本棚を眺めて見つけたのがこの本だった。 タイトルと可愛らしい(表紙をみたとき「ひきこもり」とありながら、近くにひきこもりの人が居ない人にも「関係がありそう」と感じた。 具体的には、うちの中学生娘は「ひきこもり」ではないけど、日々の
秋で45になる。 もういい加減自分探しとか、 新たな気づきなんて、そうそう無いんじゃないかと、半ば思い込んでくらしている。 そう、それは思い込みだ。 今更だけど、自分は「変化」が好きな類の人間らしい。 いままで、ルーティン、定番、お気に入り、 同じことや同じものをくりかえすことに さほど疑問を感じなかった。 しかしながら週2.3で毎日居場所が変わる今の仕事の、ときめきたるやなんだろうと実感している。 自分をサイコロのように転がしてみると 意外な発見がある。そもそも変化の嫌いな
中学1年の娘が初めてのテストを終えた。 結果は‥本人的にもあまりよくできなかったとのこと。 そりゃそうだ。 テスト期間の早帰りに友だちと遊ぶ。 テスト範囲の教科書も苦手なところほど読まない。など。 娘と同じ学年の子どもが居る友人から、子どもの学習状況について相談されるも、ウチも散々だからねえ、不安なら親としてできることは、 まずは情報集めだよね。なんて偉そうなことを言ったものの、モヤモヤは続く。 とりあえず、頭ごなしに怒らないのは、親というポジションは、子どもにとってただの人
自身に新しい風が欲しいときは、普段やらないことをやってみることだなと、思った日曜日。 友達に誘われて、彼女のすきな料理研究家の コウケンテツさんのトークイベントをのぞいてきた。 トークもとても楽しかったが、著者のタイトルが気になり購入し、一晩で読んでしまった。 各家庭のごはん担当者(人事担当者、みたいに言いたい)は必読、共感の嵐。 みんな感じているけれど、表に出ない、出せない、ごはん担当者の苦悩。 家族は大切なのになぜかしんどい。 誕生日もお正月も遊びに出かけた日も365日
年配の管理職のひと、新卒で入社して転職経験のない人に派遣とバイトで働く人間の気持ちが、わからなくて当然じゃないかと。
健康診断は特に異常なし。 けれどほぼ毎日身体がつらい。 特に季節の変わり目は眠気とだるさとの戦いだ。 1番辛い時間は18:00〜20:00くらい、つまり夕食準備時間。 2番目に辛い時間は朝。 それが、ここ2、3日調子がよい。 生活の変化といえば、いただきものの青汁を飲み始めて4日くらい経つ。 ほんとかな?と思いながら、今朝もお湯割りの青汁を一杯。 最近の青汁は美味しい。抹茶に抵抗がなければ 飲めるのではないな、というほどクセがない。 この際、どんな理由でもいいのだ。 元気な過
前提、思い通りなどならない人生。 やさぐれずに、過剰な希望ももたずに、 でも絶望せずにくらしたい。 できる範囲で可能性にひとつづつトライする。 出来ることがなくなったとき、状況が変わるか、結果が出るか、そうでなくても、何か、は掴めるはずだ。そうやって生きてきた。 今回も同じ事。
物が溢れる昨今、ニッチなニーズをすくい上げるのは日本人の特技かな、などと思う。 消臭タイツ、速乾インナー、トラックで走りやすい靴‥ 日常の「困った」を解決しようとする視点は嫌いじゃない。 心に残るフレーズは「走れるヒール」 そのくらい履きやすよ、というメッセージを 日々にくたびれた心は勝手に曲解する。 「走らなきゃならない忙しさでも、 ヒールを履かないといかんのか」 「早起き、時間管理が苦手なズボラ女子でもヒールが履けるのか」結論、美しい装いには所作も含めて余裕のある生活が
中年女の体温変化は砂漠である。とはいいすぎかもしれないが。 毎日5度近く上下する気温に振り回されている。 汗だくで出社する。30分後には汗が冷えて寒くなる。そのまま体温は上がらず、ランチでようやく少し温まる。 さらに午後は日差しのせいで汗かき、夜は北風で冷やされる。 最終ミッション、晩御飯の準備時間は、 1日でもっとも身体がつらい瞬間だ。 この不快の中で仕事に集中するには技が必要。 アウターは脱着しやすい軽いもの。 トップスは暑くなりすぎない通気性のよいもの。 さらに、カシ
子どもが小学校を卒業した。 ただ嬉しいとも寂しいともつかぬ気持ちにどんな名前をつけようかと考えながら散歩していた。 「時間の重み」を感じている。 日常の中でカレンダーの数字と卒業、入学という言葉でスケジュールを管理しているが、気持ちはその時の流れを実感してはいない。 ただ目の前のなすべき事をするだけ。 そして、式典や装いなどで改めて過ごしてきた時間とか、変化を少しずつ受け入れていく。 結婚式とか、葬儀とか、儀式は時間の経過や変化を受け入れ難い人の心を納得させるためにあるもの
たかだかバイトの身分でのつぶやき。一昔前は、事務作業の求人はバイト、社員に関わらず募集には一定の応募があった。 しかし、職場で複数の募集に対しての応募は皆無に等しい。理由は複数あると思うが、その一つははリモートワークができない点ではないかと思っている。 これはひとつの仮定だが経理、総務系の仕事を担うのは、管理職を除けば25〜40前後の女性たちではないだろうか。この年代の女性はリモートワークを好み、かつ出社にメリットを感じない層だ。 逆に出社にメリットがあると考えるのは、経営陣
自身はよくあることだ。ただ子どもの睡眠不足は放置できない。1日のゲームやスマホの時間を管理したり、枕を替えたり、寒くないように、暑くないように注力している。 それでも、この春は部屋乾燥がひどく、鼻詰まりで夜中に目覚めてしまっていた。 大容量のアロマディフューザーを加湿器がわりに、購入。湿度60%を保ち、効果は抜群。ホッと肩を撫で下ろす。
日々、食べるものの見かけはそこまでこだわってはいない。現に、昨日はピーマンの肉詰めを焦がした上に野菜の緑色が褪色してしまった。 余力もテクニックもないので諦めてはいる。けれど世の中の食べ物は花同様に人を楽しませる見た目をしている。箱入りのチョコレート然り、ランチするスペインバルの日替わりパスタ然り。ときには(味も含めて)感動する。 仕事で落ち込んだ時にもよく効く。
方向性が大事だと思う。 怖いのは、無自覚に日々たくさんの選択と決断をしていて、それがすでに一定の方向に進んでいるということ。 1年後にいきたい場所があるなら、いまから舵をきっていくこと。今日のおやつも、寝る前のルーティーンも。すべてはどこかへ向かっている。
青空を背景に花が咲くのはきれいだけど、曇りの日こそ色が映える。強い風にも、時々降る強い雨にも耐える黄色。ぼんやりと不安定な気持ちにも、それはくっきりとして。