個性的な子どもの親のスタンス
中学1年の娘が初めてのテストを終えた。
結果は‥本人的にもあまりよくできなかったとのこと。
そりゃそうだ。
テスト期間の早帰りに友だちと遊ぶ。
テスト範囲の教科書も苦手なところほど読まない。など。
娘と同じ学年の子どもが居る友人から、子どもの学習状況について相談されるも、ウチも散々だからねえ、不安なら親としてできることは、
まずは情報集めだよね。なんて偉そうなことを言ったものの、モヤモヤは続く。
とりあえず、頭ごなしに怒らないのは、親というポジションは、子どもにとってただの人間ではないからだ。
特に、友達の少ないわが子にとって家は数少ないセーフティーゾーンであり、接触の多い母親は環境そのものだ。
また、学習は主体性を持たずして成り立つものではないだろうとの考えのもと、強制もしくは矯正はしたくないと思う。
だがしかし、子供の学習に親が全く関わらなかったご家庭の話(兄は有名大学、妹は中卒)を聞くと、それでいいのか?どうなんだと思い悩む。
ひとまず子どもに人生をドラクエに喩えて話す。
大人は日々の生活を維持する力が戦闘力である。それでいうとあなたの父と母のレベルはこのくらいのステータスであるということ。
(幸せだし、後悔はないが、築年の古いマンション暮らしで高級マンションが買えるレベルではないと。)
学生の主戦場(フィールド)では偏差値と内申とテストの点が戦闘力になって、選べる学校が決まること。学校から目指せる会社や職業がきまってきて、やがて大人のフィールドで生活を維持するフィールドに参加するようになる。
また、社会は椅子取りゲームになっていて、
人気のポジションは取り合いなので、
好きなポジションに行きたければ、それなりのレベルと戦闘力が必要になる‥などなど
説明をしてみた。(笑)
どの程度伝わったかは謎である。
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