休む勇気
これからの為の、必要な勇気。
休むことが、本当に怖い。
わたしの居場所が、すぐになくなりそうな感覚になる。
せっかく、手に入れられそうな居場所。
だから、失いたくなくて、がむしゃらに集中してしまう。
そして、知らず知らず壊れていく。
これまでのわたしなら、このまま最低限の連絡だけして、黙って暫く引きこもっていただろう。
けれど、そうはしたくなかった。
壊れているこの状態を、戻せなくても何とかしたい。
その思いだけだった。
わたしは知らず知らず無理をしていたんだ、と教えてくれる。
今のわたしの状態を理解してくれている。
そこで、今のわたしにした方がいいことを提案してくれる。
立場も違うし、考え方も違う。
それでも、たまに同じ意見を言われる。
そのことで、わたしがそこまで感じていないものを他者から言ってくれる。
それが、ありがたい。
そうすることで気付けることがある。
そして、昔よりは苦しさ、辛さを抱え込まなくなってきたんだとも気付ける。
(まだまだ抱え込んでいるのかもしれないけれど)
やっぱり、こころは死んでいても。
どれだけ差別や偏見の目を持たれても。
人として、女としての幸せを得られなくても。
わたしは、生きていたいのかもしれない。
はたらく、ということが楽しいと感じられるから。
もっと、目標や夢、ねがいを叶えていきたいから。
休むことは、立ち止まることじゃない。
傷ついたこころ、疲れた身体をじっくり整えていくこと。
それは、全速力で走るのではなく、ゆっくり歩いてみたりストレッチするために止まってみることなのかもしれない。