いずれは離れるもの
けれど、別れは辛いものがある。
支援というものからは、いずれは離れないとならない。
期間限定で、一生モノではない。
そんな中で、わたしはその支援する側から精神状態を悪化させられ人権や個人の尊厳を傷付けられた。
支援に関しては、1ヶ所に集中させてはいなかった。
それは、就労移行支援事業所だけでは、結局わたしは放置され続け精神状態が悪化しないと支援員が動かないことを知っているから。
だから、更に他の機関にも相談していた。
けれど、やはり3月というのは別れの季節。
今回は、一気に別れが訪れるようだ。
他の機関でお世話になっていたカウンセラーは、わたしの考えや思いを最も早く理解してくださる方だった。
わたしの言葉に対する敏感さ…繊細さというところを、初対面で言い当てた。
そのカウンセラーとの出会いは、わたしにとってとても大きなものだった。
支援員が分からないところを、理解して、そこで支援員も気付いてわたしに対する向き合い方を考えたり。
わたしが今よりも生きやすくなる方法をたくさん共に考え、悩み、導いてくださった。
医療従事者以外で、わたしを人として見てくださった唯一のカウンセラーかもしれない。
この方からは、たくさん学びや気付きをくださった。
本当に感謝しかない。
言葉というものはたくさん溢れかえっているのに、わたしの語彙力が乏しすぎてこの感情を言葉に乗せられない。
そのことが、本当に悔しい……。
けれど、今こうして心身がボロボロになってこころが死んでいても生きているのは、この方の様々な知恵やヒントのお陰のような気がする。
「ありがとうございました。」
なんて言葉では、言い表せないくらいにわたしに【強さ】と【生きやすさのヒント】を与えてくださった。
別れは、とても辛いもの。
けれど、生きている内に良い人に出会えたこと、そのこと自体に「ありがとう」。