木曜なんか来なくていい

拷問な地獄絵図を見させられる時間。


今日は水曜日。
水曜日の次は、必然的に木曜日がやってくる。

わたしにとって、木曜日は複雑で地獄の曜日だ。

なんとかして、あらゆる手を使って物理的に遮断する努力をしている。
それでも、避けられない場面が必ず存在する。

あの気持ち悪い二人の空気。
揃っていなくても、心の傷となった元凶の気持ち悪い可哀想な人間の、勝ち誇った態度と笑顔。
それを見たくないがために、拒絶し続ける。
それが、今のわたしにできる抵抗だ。

見ると、改めてわたしが人間でないということを、突き付けられる。
元々分かってはいるけれど。

木曜だけは、念慮くんを表に出さないとやってられない。

本来なら、今負っている大きな心の傷は、ないものだったはず。
けれど、無駄にこころを傷付けられた。

そして、みるみる悪化し、わたしのこころは死に、身体は醜くなった。
身体が醜くなろうが、どうでもいい。
女でも、人間でもない、ただの【人型の物体】に過ぎないのだから。

憂鬱だな、でも、決められているから仕方ない。


仕事も、プライベートも八方塞がり。
こんなクズに幸せは訪れないんだろうな…。
木曜と自分が消えたら楽になれるのかしら。

でも、生きていたいなんて、矛盾しすぎているね。
決めきれない自分に腹が立つ。


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