【打倒残業vol３】土壇場でも休憩をとる漢気。

こんばんは。みなさん、本日もお疲れさまでした。

意気揚々とスタートさせたこの打倒残業シリーズですが、vol２はどうやらドすべったようです。言い訳をさせていただくと、投稿タイミングを盛大にミスりました。正しいタイミングは、皆さんがくたくたになって家路につくこの夜の時間のようです。

さて、いかにして残業を殲滅させるかを考えてきた本シリーズですが、今回は「休憩の大切さ」について書きたいと思います。

休憩と一言で言っても、こまめにとる会社独自のものなどもあるかと思いますので、今回はどの会社にあるだろう「昼休憩」に的を絞らせていただきます。

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昼休憩をなめていないか？

皆さん、昼休憩はしっかりとれていますか？

毎日欠かさず１時間取れていますという方は問題なしです。問題は、忙しくてろくに休憩もとれていないという方。昼飯はデスクで仕事をしながら済ませ、〆切間近の業務に追われる日々。または、毎日がそういうわけではないけども、忙しい時期は休む時間も惜しんで働いていますという方。

はっきり申します。昼休憩をなめすぎです。

仕事が立て込んでいるときに、自分の体力や気力よりも目の前の仕事を終えることを優先したくなるお気持ちはよくわかります。自分の安息よりも仕事が破綻する恐怖を取り除きたいという心理が勝つ瞬間って、ありますよね。

しかし、たとえあなたが土壇場であったとしても、勇気を振り絞って昼休憩は必ず取ってください。

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昼をしっかりとるメリット

ここまで強く私が論じていることも珍しいのではないでしょうか。それは、私が休憩を取らなかったことで数々の失敗をしてきたからでしょう。ここからは、なぜ私が昼休憩を無理にでも取ることをお願いしているかを書いていきます。

①集中力を回復させられる

あなたが思っている以上に、午前中の疲労というものはとても大きいものです。上司への報告に神経をすり減らす朝会。昨晩来ていたクライアントからのメールそして無茶ぶり。アポのための資料準備や各自連絡。１日の仕事に「起承転結」があるとするなら、正午を過ぎるころには「転」に片足を突っ込むかどうかくらいのところまで、目まぐるしく業務が進んでいることは多いです（職種にもよりますが）。

昼休憩の時間は、レースで言ういわばカーブゾーンです。ここをフルスロットルで切り抜けるには、ある程度の脱力が必要です。午前中で１日の集中力の８割は使い果たしたと考えてよいでしょう。残り２割であと何時間も走りぬくのは難しいです。だからこそ、昼休憩でしっかり心身を回復させ、ゴールまでの最後の直線を駆け抜けるスタミナを蓄えましょう。

②１日の計画を練り直せる

もし午前中に急な仕事などが割込みスケジュールが崩壊したとしても、昼休憩で落ち着いて計画を練り直せば、午後から体勢を立て直すことは可能です。

この落ち着いて考える時間を無視し何とか午前の遅れを取り戻そうと休みなく突っ走ろうとすると、完全にドツボにはまります。走りながら計画を練り上げることは難しいです。また、仮に計画を練ったとしても、私の経験上そのクオリティは著しく低いことがほとんどです。

意識的に少し立ち止まって状況を俯瞰する時間は、その後の生産性を２倍にも３倍にも高める可能性を秘めております。

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メシと昼寝だけは欠かすな。

とはいえ、１時間も悠長に休んでられない！という方も少なくないと思います。もちろん１時間しっかり休憩をとって、脳とスケジュールを十二分に整えるに越したことはありません。ただ、そんな時間すらままならないという時は、最低限の部分だけはおさえておきましょう。

それは、お昼ごはんと昼寝です。

昼の時間に栄養補給をするかしないかで、午後の脳のパフォーマンスは大きく変わります。また、栄養補給を怠ると夕方辺りに謎のイライラにさいなまれるなど、感情面にも悪影響となります。あなたのサラリーマン人生がかかった大事な日であっても、どうか、お昼ごはんは欠かさずにとりましょう。それが午後の大事な商談の勝敗に大きく関わってくるのです。

そしてもう一つ。10分でも５分でもいいので、昼寝をしましょう。いや、厳密に言うと、昼寝を「しようとしましょう」。

昼ご飯を食べた後というのはどうしても副交感神経優位になり、到底抗えない睡魔が襲ってきます。コーヒーを飲んだりガムを噛んだりして対策を取られている方も多いかと思います。ですが、コーヒーを飲もうとガムを噛もうと、それはただの。付け焼刃。眠い時は眠いです。

唯一この昏睡地獄から逃れられる方法は、やはり少しの間だけでも寝てしまう以外ありません。短い時間で結構です。逆に20分以上寝てしまうともう、仕事復帰ができなくなります。また、脳が興奮して寝付けなかったとしてもさほど問題はありません。目を瞑って雑念を取り払うようにしていれば、かなり休息になりますよ。昼寝「しようとする」ことが重要ってことですね。

本当に時間のない方は、最低限メシと昼寝はしておきましょう。コンビニで昼ご飯を買ってサクッと食べた後に10分昼寝をするくらいなら、30分もあれば十分でしょう。

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漢気を持て。

今回は、どれだけ忙しくても休憩をとることは重要だとお伝えしました。本当に忙しいとき、人は休む時間を惜しみます。『走れメロス』において、メロスが友との約束のために一切休むことなく市中を走りぬく姿に、人々は感動します。そして、休まずに動き続けることに一種の美徳を感じてしまうよう、現代の教育はプログラムされております。

しかしそれでも私は、昼休憩を軽視しないでほしいと思います。私は昼休憩をとらずに車を走らせ営業活動をしたことで、時速100キロの高速道路を約10秒間眠りながら走りました。曲がり切れず側溝に右タイヤをはめたこともあります。こうなるともう、残業どころの騒ぎではなくなります。

「休まず作業をしたい！」という己の内なる欲求を、漢気でねじ伏せましょう。そして、胸をはって堂々と、ランチに出かけてください。

今回は内容が残業殲滅から若干ずれた気もしたので、ここでやや軌道修正。前回と前々回の記事もちょっこり載せておきます。

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本日もご覧いただきありがとうございました。

最後に、今日の一曲のコーナー。

早く帰った雨の日は、この曲を聴いてゆっくり湯船につかりたいものですな。

https://youtu.be/nvwx4FSI2wo

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