冬眠とリセット
ここのところの寒さに負けているのか、完全に冬眠気分が続いている。そんな中、平日一人休暇の日が近くなってきた。少し考え方をリセットするような場所へ向かおうか、と思ったりしている。
リセットという字面からは、大きく変わってしまう印象もある。が、パソコンやスマホに違和感あれば、電源OFFしてから使うという程度の感覚。今の機器は安定しているので、そんな必要も感じにくいが。
メンタル不調ではあるのだろう。ただ、毎年のことでもあり、例年より軽症なのも間違いない。
自分をリセットすることは普段からある。
月1回の平日休みもその一つなのだろう。
去年。気になった場所へフラフラと出歩かず、3ヶ月くらい間が空いてしまったのだったか。思いがけずかなりのストレスを溜め込んだ。
気に入った場所にはたくさん行っていたが、気ままさが足りなかったらしい。体の不調で直前まで激痛を抱えていたが、それでも強行して外出する気だったくらいのストレスだった。
そのときは結果的に問題なく外出できたが、それはそれで問題がある。
小さなズレや違和感のうちに、自覚もしていないくらいの時期に、自分軸に戻るリセットはきっと必要。
寒いからイヤ。外になんか出たくない。どこに行くか考えられない。休暇返上しようかな…
…そんなことを言っている場合ではない。ボーっとしていても考えられなくても、朝に弱い私が更に遅い出発でも。行かなかったら、もっと何かがおかしくなる。
べき思考はしない方だが、ここは頑張るべきところ。どこかへ気ままに向かって楽しんでくることにする。
リセットしてくれる物や方法は、家の中にもある。
とりあえずデスク上で目についたのは、数年前に渋谷スカイで購入したバッジ。「OPEN YOUR EYES.」と書かれた素敵なデザインのもの。日本語としては「展望せよ。」というキャッチフレーズらしく、印象が違うが。
バッジは海辺の湿度にやられてしまうのか、濡らした記憶はないというのに、どことなく何か染み込んだようなシミや、金属部の錆がある。また行ったら、何か身近に飾れるグッズを買ってきたいと思うデザインと言葉。
年末にnoteに書いた、「秒で終わる」と頭の中で呟いてみるというのも、私にとって一つのリセット。
エレクトーンを弾きながらも、何かがおかしければ「バラバラに奏でる」と呟いてみたり、体全体をコントロールする背中の感覚を確認してリセットをかけたりする。
大きく何かが狂う前に、整えるリセット。
次の平日休みは、小さなバッグで身軽に出ようと思う。
冬眠とは言っても、ありがたいことに、過去の秋冬のように泣いて長時間寝込む日はゼロ。
それは、ポジティブで安定感あるうえに、何だかおしゃれでカッコイイ♡いつかさんのせいだろう。昨秋の横浜・下北沢での出演から、Charisma.comの曲だけではなく見た目にもハマった。
少し前にいつかさんから出されたクイズは難しかった。公開されている動画からウォーリーを探すような感覚の問題。幸せにいつかさんを観てるから見つからないんじゃないか、と思ったりもした。
見つからないなー。ウォーリーも見つけられない方だし…
と思っていた。が、幸せにボーッと眺めていたせいでもなく、問題を勘違いしていたらしいことが、翌日の答え合わせで判明した。
初めて試聴したときに「二人がシンクロしてる」と思ったシーンが答えだった。が、私は三人で共演している感じのシーンを探していた。
あ。三人とも揃っていたら、ごめんなさい。ウォーリーを見つけられない人で…
ボーッと冬眠気分でも、寝込んだりする程でもない。無理をしているつもりはないが、疲れ過ぎでなければ昼間は起きている。更年期による睡眠時間短縮の影響もあるだろう。
家族には「何かヘン」「違う人みたい」と言われている。
私は、「温暖化の影響じゃない? いつもなら寝てたとこを起きてるんだから、ヘンなのはしょーがない。ライブも楽しみだし」と言ってある。
お正月休み中。子どもと夫で何の話題だったのか、夫が「座敷童子なら歓迎だけど…」と話す声が聞こえた。
とりあえず夫には「座敷童子になろうかと思ってて」と言っておいた。
「…斬新だね」という返事だった。
私としては座敷童子なら歓迎と聞いて、良かったと心から思っている。
私はヘンじゃなくて、きっと座敷童子なのだろう。
座敷童子は冬眠するだろうか…?
リセットすると、もっと座敷童子に…?
よくわからないこの思考は、リセットされてどうなるだろうか。ロジカルな方向にリセットされそうな行き先を候補に考えているが……?
見出し画像はそんな話と関係なく、カッコイイので気に入っている銀色のカレンダー。ただ、模様替え前に購入したので、置こうとしていた棚がない。今もエレクトーンのそばに仮置き中。
仮置きではあるが付属のクリップは使わず、家にあったものに変更した。付属品はカッコイイ雰囲気と合っていなかったので、メタリックな緑色のゼムクリップに。青色もあったが、植物のそばでは緑が合うらしい。