レタスの茎はいいぞ!!~茎レシピのすゝめ~
それまでの俺はレタスの茎を捨てていた。
というか‘‘捨てる物‘‘だと思っていた。
レタスの茎を美味しく食べようと思ったのは
何年前のことだったかな
5年以上前なのは確実だ。
けれど、食べられると知ってからは
よほど傷んでない限り
レタスの茎は捨てていない。
・レタスは偉い!
我が家ではかなりの頻度でレタスを食べる。
というか、レタスほど手軽に食べれる野菜ってそんなに無いと思う。
ちぎればサラダ、炒めても茹でても美味い、そこそこ安価、どんなジャンルでも美味い…
いい所をあげだしたら切りが無い。
4人で週に2~3玉は食べる。
そして一枚ごとに茎がでて
一玉ごとに芯がでる。
コレをどうするかは料理次第だ。
まずはレタスの茎はどういう食材か話そう。
・総ては捉え方次第だ。
って大好きなバンドが歌ってた。
使う人の捉え方次第で、良い食材にも捨てる物にもなるんですよね。
長所は短所というように、良い所と悪い所は似てるんです。
分かりやすい特徴(歯応えと香りと味)を比較しますね。
歯応え
悪:固くて筋がある
良:刻めばシャキシャキ
香り
悪:青臭い
良:レタスより濃厚
味
悪:薄い
良:何にでも合わせやすい
ってね。
いいところを活かせるようになりたいもんだ。
・レタスの茎のチャームポイント
ポジティブに良いところを。
・歯応えがシャキシャキ
・火の通りが早い
・淡いが甘い
・青臭い香り
・クタクタに火を入れると甘味が増す
・色々な物と合わせやすい
・生でも加熱でもOK
こんなとこかな。
意外と優秀なんです。
次はオススメの食べ方を紹介しますね!
・生食
生で食べるには工夫が必要だ。
葉の部分より苦いし、固い。
けど、その苦さを味わうのも良い。
トレビスとかチコリみたいな西洋野菜よりは食べやすい。
マヨネーズとかと合わせるとそれがいい味になる。
個人的にオススメは千切り。
タコライスにはレタスの千切りをいれるのだが、そんなイメージ。
ちょっと濃いめの味付けや料理と合わせて食べると美味い。
ただし、レタスは包丁で刻むと変色しやすいので、水に晒すこと。
あと、なるたけ早めに食べきること!
・和える漬ける
・中華和え
刻んだ後、ゴマ油、塩、胡椒、レモン汁、醤油なんかで和えてゴマを振ればおつまみにもおかずにも万能な一品。
基本はキャベツと同じ。
・浅漬け
キャベツの浅漬け同様、レタスの茎を刻んで塩、昆布、唐辛子、柚子なんかを揉み込めば完成。
苦味も青臭さも気にならない。
・マリネ
他の野菜のマリネに混ぜる使い方がオススメ。
酢、オリーブオイル、塩、胡椒なんかと和えるだけ。
推しはセロリと玉葱、単体で強い野菜を良い具合に和らげてくれる。
好みで生ハムやサーモン、タコ、オリーブなどを混ぜると豪華。
・炒める
多分1番適した使い方。
他のも美味いけど、茎はコレが特に美味いと思う。
火入れする感覚はセロリ、青梗菜の茎、白菜の白い所、ミョウガなんかに似てる。
歯応えを残してシャキッと仕上げる感じ。
切り方は何でもいいけど、斜めスライスがいいかな。
面倒だったら手でちぎっても良い。
炒め物の最後にサッと加えて完成。
シンプルな塩味の炒め物も、醤油味も、辛いのも、あんかけでも、、、
大抵の味に合う。
豆苗と一緒に塩炒めによくします。
青菜の炒め物系に合う。
・汁物
日常で一番多いパターンはコレ。
普段の食事において何かと色々な具材を入れれるのが汁物。
懐が広い。
味噌汁、コンソメスープ、中華スープ、トマトスープ、なんでも合う。
刻んで入れる。
特に中華スープには合う。
軽く炒めてから煮ると美味い。
ただ、単体だと弱いので他の具も入れたほうが良い。
・その他オススメの使い方
時と場合によりけりで色々使い道はある。
なかでも良くやるのを紹介。
・刻んで炒める飴色タマネギを作る時に一緒に混ぜて使う。
大抵の野菜は少量であればこの使い方で消費できる。
が、これだと味や香りを活かせないのでかさ増し感覚で。
・ポタージュ
コーンやカボチャ、人参などのポタージュに混ぜても良い。
一緒に炒めてミキサーにかけたらOK
これもあんまし味や香りが出ないのでかさ増し感覚で。
他にも色々と使い方はあると思うが
とりあえずこれくらいで。
主張が弱い食材はどんな料理にも合うのだ。
・保存について
その場で使い切れないときは、冷蔵庫で保存。
断面に白い液体が出た後、赤く変色することがあるので、サッと水に晒してから保存すると良い。
ラップでもタッパーでも袋でもなんでもOK
一日二日なら大丈夫。
普通のレタスと同じように保存してください。
・芯について
茎は一枚にひとつ。
芯は一玉にひとつ。
あの中心の部分で、茎以上に捨てられることが多いあれです。
茎よりちょっと固いけど美味しいんです。
けど、生は向いてない。
炒め物や汁物が良い。
変色した部分を薄く剥いて、スライスしてサッと火をいれて食べて。
タケノコみたいな食感で炒め物に最高。
ほろ苦いのも良い。
・固定概念とロス
ゴーヤは綿をとって食べるでしょ??
でも、国によっては綿だけ食べるとこもあるんですよ??
ほら、これが固定概念。
思い込みってこわいもんで、よほど意識をしないと気付かない。
ピーマンの綿、人参の皮、ナスのヘタ、大根の皮、オクラのヘタ、長芋の皮、、、、食えます。
捨てるのは止めません。
てか止めるのは出来ません。
けれど!!
食えるって事だけでも知ってもらいたい。
いつか食糧不足がくるかも知れないし、災害時に知ってればちょっとマシかも知れないし。
もちろん今から少しずつでも捨てないでくれれば、食糧不足が来るのを遅らせる事が出来るかもしれないしね。
あと、コレはただの料理好きの考えだけど
捨ててた部位は食材として面白いです。
みんなが使わない食材って最高じゃ無い??
どうでっしゃろ??
レタスの茎、食べてみたくなりましたか??
寒い日が続きますし、鍋物に入れるのもありですよ。
ではでは、今日はここら辺で。
スキを押すと食品ロス削減の豆知識がでます。
是非。
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