1951fukaya

若い頃はヤクザな教員。 教員人生後半は不良と闘い学校に秩序を打ち立てることに働いた。 …

1951fukaya

若い頃はヤクザな教員。 教員人生後半は不良と闘い学校に秩序を打ち立てることに働いた。 今は不良を追い出したことを悔いている。 72歳 地元の中学校2校・小学校1校で週3日、ICT支援員をしている。 ブログやYouTubeに作文や動画を投稿する毎日を送っている。

マガジン

  • 72歳始まる

    72歳になりました。 1年ごとに作文をまとめてマガジンにしています。 72歳の投稿は、動画を加えるつもりです。

  • 71歳のYouTuber

    自信はないけれども500本以上ある動画から気に入ったものをマガジンに投稿する

  • 71歳の作文

    note のマガジンでは、1年ごと作文をまとめている。無事71回目の誕生日を迎えたので新しいマガジンを作る。

  • ICT業務日誌

    定年して7年目からICT支援員資格認定試験やら言う資格も取って4年が経過しようとしている。2市の3中学校で元教師がICT支援員をしている。 70歳で仕事を続ける私が贈るICT支援員の業務内容。及び、現在の中学校におけるICT事情。

  • 「古希を迎えたICT支援員」

    70歳の誕生日を目前にマガジン「69歳の教育現場評論家の作文」を電子書籍にした。70歳の作文は「古希を迎えたICT支援員」と言うマガジンにまとめる。

最近の記事

ICT支援員業務日誌「苦しい」

 先生からの頼み事がないと退屈で苦しい。先生達の役に立ちそうなICT情報をまとめればいいのですが、直接頼まれている仕事ではないので意欲が湧きません。午前中はともかく午後はやり始めようとしない自分にイライラしてきます。それなら趣味の作文や動画を作ればいい、あるいはYouTubeでも見て過ごせばいいとも考えるのですが、そこまで勝手はできずに苦しい時間を過ごします。  毎年度始めのデジタル教科書の設定などは脇目もふらず8時間ぶっ続けで作業しますし、うまく設定できないと家に帰っても頭

    • 補聴器

      徒歩通勤途中で電話が鳴りました。 この時間に電話をかけてくるのは一人だけ。 予想通り妻からの連絡でした。 「補聴器。忘れていったよ。」 「そうか」 と、口をまげてどうしようか考えていると、 「届けてあげるわ。」 「そうだな。」 妻に悪い気もして、 「どうしようかな?」 無言のうちに、 「何処まで行けばいい?」 押し切られました。 「そうだな。4階の第二職員室に入ってしまうと、降りていくのが面倒だから、どうしよう?」 はっきりしない私に苛立ったらしい。 「何処ですか?」 急か

      • Apple Watch

         今日は少し自慢話をしましょう。ICT支援員をしているお陰で歳の割にコンピュータ関係に詳しくなった自慢です。本当はさり気なく自慢したいのですが、この作文を書いている途中で偉そうに聞こえそうだと感じて恥ずかしくなってしまったのですが「書きたいことを書く」ことに決めました。  Apple Watchの小さな画面に差し当たっての予定を表示させたら、これがなかなかに便利だと気づきました。スマホを取り出さなくても時刻を見るついでに今日の予定が表示されています。スマホを取り出さずにタッ

        • ICT支援員業務日誌「5年間の報告」

          ICT支援員業務日誌「5年間の報告」 60歳まで教員 62歳まで再任用教員 67歳まで非常勤講師 68歳からICT支援員 今月で73歳だからICT支援員を5年間続けてきました。今の気持ちは、 「たった5年」 どんな仕事にも言えることですが定年した後、何をして過ごすかが難しい時代になりました。  鬼籍に入った友人や知人もいます。私自身も持病があり通院を繰り返しています。近い将来訪れるであろう「死」の恐怖を味わうこともあります。運動能力や記憶力は明らかに衰えてきました。けれども

        ICT支援員業務日誌「苦しい」

        マガジン

        • 72歳始まる
          109本
        • 71歳のYouTuber
          29本
        • 71歳の作文
          121本
        • ICT業務日誌
          38本
        • 「古希を迎えたICT支援員」
          97本
        • 69歳 教育現場評論家の作文
          103本

        記事

          72歳のICT支援員の楽しみ

           ワールドシリーズの決着が早くついてしまい土曜と日曜の楽しみが消えました。中日ドラゴンズの勝敗を新聞で確認する程度の関心しかなかったけれども、大谷翔平が海を渡って以来、野球観戦が楽しみになりました。何より、試合のある日は3時間以上、老人の面倒をみてくれていました。  1週間のICT支援員の仕事が終わった土曜日の朝、いつもの様に朝5時半に目が覚めます。布団の中で「今日は何をして過ごそうか」と考えます。MLBのテレビ観戦以外の楽しみは、毎晩9時に就寝してしまうために週末はTver

          72歳のICT支援員の楽しみ

          ICT支援員だより「チャットGPTを使おう」

          チャットGPTで遊びましょう。 仕事で使うためには使い方や制限をマスターしなければなりません。 そのために、チャットGPTで遊びましょう。 チャットGPTの画像処理 ④「もう少し痩せています。また、髭はありません。」 こう命令しようとしたら次のメッセージが現れました。 アップグレードしなければ、明日まで使えません。明日まで待てないので、別のGoogleアカウントを使って続きをやろうとしました。ところが、Googleアカウントが変わったので太ったイラストがありません。最初か

          ICT支援員だより「チャットGPTを使おう」

          今の喜び

           秋になって心地よく暮らしている。何より痛風の痛みが出ない。ついビールが飲みたくなるほど調子が良い。痛みがないだけで大いに喜びを感じる。 「本当だろうか?」 体の何処にも苦痛を感じることがないのは確かであるけれども、父母を見送って久しい。また、息子も地に足のついた生活をしているし、私たち夫婦は年金のおかげで経済的に困窮はしていない。雨風をしのぐ家もある。趣味の延長のようなICT支援員の仕事もできている。好きな作文や動画を作る気力もあって、ブログやYouTubeやWEBサイトに

          西遊記

           夏休み、暇に任せて次々に電子書籍を購入して読んでいたけれど合計金額が大きくなっているのに気づいて、途中から図書館を利用しています。今月初め平岩弓枝「はやぶさ新八郎御用帳」を読んで女の人が書いた時代劇がとても新鮮に映りました。シリーズを何冊か読んだ後、文庫本ではなく単行本の分厚い上下2巻ある平岩弓枝「西遊記」を手に取って1ページだけ読んだら物語に引き込まれました。  昨日、全て読み終えて孫悟空に対するイメージが変わりました。妖怪や悪霊を退治する痛快な感じはしません。悟空が人間

          ウクライナとベトナム

           北朝鮮がロシアに協力して派兵していると批判する報道を見て思い出した。ベトナム戦争で韓国はアメリカに協力して4万人以上派兵した。また、数千人規模の派兵をしたのはオーストラリア、タイ、フィリピン、(ニュージーランド)。日本は憲法9条があるために派兵できず、負傷者を受け入れたり、基地使用で便宜を図り、好調な経済によって多額の経済支援を行なった。  また、アメリカは自国の価値観を革命時のイランやアフガニスタンに押し付けて失敗を繰り返してきた。アメリカに経済力があったからできた失敗で

          ウクライナとベトナム

          今日、一番感動したこと

          「おいくつですか?」 こう尋ねられた老人が「53歳」と答えた。 「えっ。」 私も妻もつい声が出てしまった。見るからに年寄りで72歳の我々よりは歳がいってるようにしか見えなかった。見るからにおかしい人物を選んでインタビューして笑いをとるテレビ番組らしく失礼な質問を続けた。 「見る限り、もっとお年を召しているように見えるのですが、何年の生まれですか?」 実は私も聞きたかった。老人の答えは、 「昭和5年。」 この答えに我々視聴者は、 「はあ?」 72歳の私が昭和26年生まれ。だから

          今日、一番感動したこと

          絶縁宣言

           友人との絶縁ではない。もちろん妻とではない。何よりも慈しんできた息子でも孫でもない。美味しいビールと酒と縁を切ることにした。ウイスキーと焼酎もまとめてやめることにした。  先日、昔の同僚との毎週のオンライン飲み会も40年来の友人との会合も飲まずに過ごした。昨夜、大学時代の悪友との飲み会に行った。奴はビールと焼酎を飲んだが、私はお茶を飲みながら話し込んだ。駅で会った時、髪の毛が薄くて分かりにくい姿をマジマジと見て、俺の後頭部も薄かったことを思い出した。話題は孫・子供・娘夫婦と

          趣味

           囲碁も将棋もやらない。歌や楽器は苦手だし、料理を作って楽しむ気力はない。若い頃のヨットも今更やる気にはならない。マラソンを走る体力はすでにない。何より激しい運動は痛風の発作を引き起こす。  今日、自分にあった趣味を一つ見つけた。それはscratchのプログラミングである。今までは、scratchは小中学生が使う言語だし、中学生に教えていた時、私は熱心にscratchを操る彼らには敵わないと思っていたから、自分の趣味に加えるほどの力量はないと思って、プログラミングが趣味だとは

           シャワーを風呂に変えよう。朝夕はエアコンが要らない。そして今日は秋祭りだが、まだ秋の涼しさには程遠い。それでも秋の夜長は訪れる。風呂を出た後、読書を楽しんでいる。  大雨による土石流で家ごと流された女子中学生が日本海に流されて発見された報道に心が痛む。忘れた頃に大地震が起きて死人の出る国に住んでいる。また、国中に土砂崩れや土石流の恐れがある。人間は恐怖を感じると避難訓練・蓄財・救助システムのような生き延びるための手立てを考える。  歳をとるともう一つ自然の恐怖を感じるように

          公平公正

           特定の選手やチームを応援したことなど無かったし、好ましいとも思わなかった。しかし、WBC以来、大谷翔平のファンになった。彼の活躍に一喜一憂していたが、最近は彼の所属するチームの勝敗にこだわるようになった。 「最近、気のついたことがある。」 私のYouTubeのホーム画面は大谷翔平の投稿動画ばかりだ。そればかりではない。Facebook、X、LINEのタイムラインは大谷翔平のオンパレードだ。また、Google、Yhahooなどのニュースも大谷翔平以外の記事は検索する必要ができ

          書くと言う行為

           頭で考えたことを喋ると消えてしまうけれども、文章にしたものは残る。書く行為は頭の中を撮影することに他ならない。この写真は何度でも修正することができる。考えを書き留め何度も修正すると論理性や客観性や説得力をもたせることができる。  普段考えたことを人に伝える場合、会話という手段をとることが多いけれども、推敲を重ねた文章を手紙という形で相手に伝えるのは会話以上に正確で有効だといえる。昔は手紙のやり取りに数日間を必要としたけれど、最近はE-Mailが使える。またブログを使えば不特

          書くと言う行為

          妻のおかげ

           ただ生きているだけでいいと考えるようになって、今まで思いもしなかった感覚がうまれた。今から実施しようとする活動が色あせて見える。たとえば、出勤前に今日の仕事は何の役に立つのだろうと自問すると、頭の中がグルグルまわって先に進まなくなってしまう。仕事をしたり、テレビを見たり、読書したり、動画を作ったり、旅行に行く気力が湧いてこない。  かつて仕事は生活の糧を得るためにあった。けれど、いつもそれだけでは満足できなかった。出世欲などなかったけれど、家族のために、生徒のために、学校の

          妻のおかげ