いしいまゆみ

ライター、上絵付け講師・ペインター。「イチバン大切なのはこどもの健康を守ること」がモットーの子育て本「母親偏差値(一)・(二)」を上梓。noteでは、主に「お金をかけずに立派に育てる方法」について発信します。趣味はバンド活動(鍵盤)、テニス、映画・舞台鑑賞、食べること。空が好き。

いしいまゆみ

ライター、上絵付け講師・ペインター。「イチバン大切なのはこどもの健康を守ること」がモットーの子育て本「母親偏差値(一)・(二)」を上梓。noteでは、主に「お金をかけずに立派に育てる方法」について発信します。趣味はバンド活動(鍵盤)、テニス、映画・舞台鑑賞、食べること。空が好き。

マガジン

  • お金をかけない教育・勉強法

    教育格差という言葉が世の中に出回っています。けれども、そんな言葉に惑わされないで!お金をかけられないなら公立の学校に進んで、国立大学に行けばいいではないですか…というお話と、そのための方法やヒントのご紹介。

  • 保健体育の成績が良くなる 育て方のヒント

    公立高校受験のために必要な実技4教科の成績を上げるために。 保健体育という教科も、成績のために…というより、基本的に身につけておきたい運動の仕方、健康についての学びです。内申点が必要でなくても。たったひとつの自分の体、我が子の体を大切に育むヒントが満載です。

  • 勉強好きな子になる 育て方のヒント

    赤ちゃんから幼児期を経て小学生・中学生まで。親の対応の違いで、勉強好きな子になったり、勉強嫌いな子になったり。 我が子が楽しく学ぶ機会を支えます。 勉強好きな子になる育て方のヒントが満載です。

  • 理科の成績が良くなる 育て方のヒント

    身近に溢れる自然科学の情報。多岐分野に及びますが、こどもたちが何に興味を持つのか。机上の勉強ではなく、日常の生活の中で学んでいきます。

  • 国語の成績が良くなる 育て方のヒント

    国語の成績が良い子を育てるヒントをまとめました。我が子の国語の成績を上げたい方、是非ご一読ください。

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子育てライター いしいまゆみ のご紹介

ライター ペインター 上絵付の講師 …などをしつつ、バンドやってキーボードを弾いて時々作詞作曲編曲してライブ出演もしていて、テニスが楽しくてプレイし観戦して、おいしいものを食べることが好きで、カラダを休めるために週に一度は温泉&サウナ。たまには映画や舞台鑑賞…など、多趣味に明け暮れる日々を送っています。 書くことの多くは、「子育て」について。 ムスコがふたりいて、育つ過程で得た膨大なお役立ち情報を共有したいと考えたからです。 新卒で勤めた情報出版社。退社した後もライターと

    • 情意フィルター仮説(スティーブン・クラッシェン)のご紹介 ~こどもに勉強してほしい親がやめること~

      我が子が勉強しない…と嘆く親の皆さん。 「勉強しろ」「宿題して」とこどもに集中砲火を浴びせている親の皆さん。 どうしたら、「我が子が勉強するようになるのか」というお悩みの親の皆さん。 今日は、言語学者・教育学者である、スティーブン・クラッシェンをご紹介します。 彼は、第二言語習得論における5つの仮説を提唱しました。 そのうちのひとつが「情意フィルター仮説(The Affective Filter hypothesis)」です。 不安や自信のなさ、動機付けの低さといったネ

      • 言語学習ストラテジー(レベッカ.L.オックスフォード)のご紹介  ~こどもに「勉強しなさい」と言う前に~

        親から「勉強しなさい」「勉強しろ」「宿題したの?」と言われることは、こどもにとってとても耳うるさいことです。 言ったところでしないのはご存じの通り。 「勉強しろ」という言葉は、こどもの気持ちを勉強から遠ざける効果はあっても、近づけることはありません。もし勉強し始めたとしても、それは見せかけだけのこと。こどもが心から「よし、勉強するぞ」となって初めて効果を発揮するのです。 さて、今日は、親の皆さんが学ぶ日です。 1990年代に教育者のレベッカ・L・オックスフォードさんが発表し

        • 夏休みの宿題は、有用な学びの宝庫です

          小学生の夏休み。 40日ほどの長期休暇に宿題が出ています。 漢字の書き取り 計算問題 読書感想文 自由研究 夏休みの王道の宿題たち。 なんと素晴らしいラインナップ。 夏休みの宿題にじっくり取り組むか 流してしまうか 新学期に提出されれば何も問題ないので、見た目に差がつくことはそれほどないのですが、「成長」というのは目に見えないところで大きく差がついているのです。 学校が始まると毎日が慌ただしく過ぎてしまい ゆっくり見直す時間がなくなります。 夏休みはいつもより

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          11本
        • 保健体育の成績が良くなる 育て方のヒント
          4本
        • 勉強好きな子になる 育て方のヒント
          9本
        • 理科の成績が良くなる 育て方のヒント
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          7本
        • 技術家庭の成績が良くなる 育て方のヒント
          3本

        記事

          夏休みに家族でオリンピック観戦を

          4年に1度のスポーツの世界頂上決戦、オリンピックが開幕しています。 毎日、熱戦が続きます。 パリは遠くて行けなくても ライブ映像が届きます。 世界の頂点に立つ一流のアスリートたちの競演。 日本選手の活躍ぶりやメダル獲得に沸き立ちます。 2024年は、32競技329種目が実施されるそうです。 全く知らない競技もあります。 世界トップの選手の競技は、どれもこれもおもしろくて。 未知のスポーツに出会い、 知らないルールを知り 知らない国を知ります。 知っていると思って

          夏休みに家族でオリンピック観戦を

          地球儀をクルクルと…

          オリンピックが始まります。 2024年パリオリンピックに出場するのは200か国以上 子「コロンビアってどこ?」 母「南米…かな…」 子「ギリシャは?」 母「それは、ヨーロッパよ!」 子「コートジボワールってどこ?」 母「アフリカ…だと思う…」 これは何も解決しない会話です。 親だからと言って、世界地図がすべて頭に入っていなければならないわけではありません。 「正しい答え」が即座に出なければならないのではありません。 正答まで導けばよいだけのことです。 わからな

          地球儀をクルクルと…

          この夏、虫採り体験に出かけます

          公園へ 野山へ 子連れで出かけたら、 虫とり網と 虫カゴを。 夏はいっぱいの虫たちに出会えます。 樹木についているもの 草むらに隠れているもの 地面を歩き回るもの 水に住んでいるもの 空を飛んでいるもの どれだけの虫をみつけることができるでしょうか。 初めてのチャレンジでは 簡単に届く範囲のセミも、すぐに逃げられてしまいます。 おしっこまでかけられてしまうこともあります。それはそれで貴重な体験。 経験を積んでいくと、 うまく捕まえられるようになります。 おしっ

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          博物館での発見は ~机上にはない学びをお手軽に~

          百聞は一見に如かず いろいろと あれやこれやと 説明されるより、その物ズバリを見る機会があれば、その方が印象に残ります。 博物館には驚きがいっぱい詰まっています。 恐竜の博物館には「実物大・骨格の模型」が置かれています。 大人にはある程度知識がありますから、それを見ても「あら大きいわね。」と思うくらいのことかもしれません。 しかし、それを初めて見るこどもは… その驚きたるや、大人がびっくりするほどです。 心底素直に反応してくれます。 家に帰ってから、日記に「恐竜は大

          博物館での発見は ~机上にはない学びをお手軽に~

          我が子に「本の読み聞かせ」をすると…

          「親」の仕事のひとつに 「本の読み聞かせ」があります。 「本の読み聞かせ」がこどもの成長過程で大いに有効であることは実証されています。 その時間が毎日ある子と全くない子では、差ができてしまうことは明らか。 「読み聞かせ」は絶対的にオススメです。 「将来、親になる」と考えた時に こどもを育てるいろいろなことを想像したけれども、 「毎日、本の読み聞かせをする」ことには気づきませんでした。 父親・母親になれば、 我が子が乳児の頃から本を読んであげるようになります。 「読み聞

          我が子に「本の読み聞かせ」をすると…

          「コレナニ?」「ナンデ?」「ドウシテ?」~1・2・3歳に始まる好奇心を育てます~

          「コレナニ?」 「コレナニ?」 「ナンデ?ナンデ?」 「ドウシテナノ?」 「コレナニ?」 「ナニコレ?」 「コレは?」 「コレは?」 質問攻撃がいくらでも続きます。 答えても答えても 、続きます。 つきあっていたら、ご飯の支度もできなくて 洗濯物も取り込まなくちゃと気になって 「もう何回も聞かないで」なんて言ってしまう …のは、モッタイナイというのが今日の話題です。 ・・・・・・・・・・ 質問攻めは1歳後半くらいから2歳3歳の子に 頻出します。 生まれて2年や

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          新社会人の初日に退職…を、子育て中の保護者が考えます

          4月から新社会人に。 「社会人の初日」…未来がキラキラと輝くそんな一日だというのに 「新社会人が初日で退職」というニュースが。 子育て中の保護者の皆様からすると、「社会人」は遠い話、 「受験」や「偏差値」という言葉には敏感な反応を見せますが、「社会人」は完全に他人事です。 さて ここで 幼児や小学生の保護者さまも 中学生や高校生の保護者さまも すでに親元から離れ、よその土地で過ごす学生さんの保護者さまはもちろんのこと 「初日で退職」を考えてみます。 「初日」…は稀か

          新社会人の初日に退職…を、子育て中の保護者が考えます

          「第一志望」は「どこ」ではなく「何に」が重要です

          新しい学校、新しいクラス …には慣れてきたでしょうか。 4月は、教室のどこかで、まだまだ落ち着きません。 2月3月に受験生だった生徒さんたちの中には やっぱり「第一志望」校がよかった、進路に納得していないなど、悶々としている人も多いと聞きます。 ・・・・・・・・・・ 就活を迎えた彼は、これまで「第一志望」の学校に合格した経験はありません。自分で「成功体験がない」と言い、自信を持つことがありませんでした。 けれども、進んだ学校では、多くの友人を得、学びを積み重ね、部活

          「第一志望」は「どこ」ではなく「何に」が重要です

          4月、教科書の入れ替えをします

          4月、新学期 3月までの教科書を片づけます。 さて、いったん時間のある時に。 教科書の前に座り、一冊ずつ手に取ります。 ぺらりぺらりめくっていくと…一年間に習ったあれやこれやが出てきます。 得意科目の教科書は、楽しく眺めていられます。 苦手科目の教科書は、わからないことも出てきます。 「あ、そうだったか」となればしめたもの。 全く理解できないことは要チェック。付箋をペタっと貼り付けて後からゆっくり確認できたらいいのですが。 そんな「わからないこと」も、少しだけ親が手伝っ

          4月、教科書の入れ替えをします

          新学年のスタートを迎えて

          4月になりました。 この春、ご入学を迎えられる皆さまに、まずはお祝い申し上げます。 受験生から新入生へ。 第一志望の学校へ、もしくは第一志望ではなかった学校へ、そんな区分は受験生だった時の縛り。 入学式を迎えた今、新入生となった今、入学する学校は、長い人生の中で、自分自身の「母校」となる学校です。様々な出来事があり、新しいことを学び、まだ見ぬ大勢の友人に出会う場所です。 わくわく、夢と希望に満ち溢れているところです。 素晴らしい学校生活が始まりますように 入学式をお祝いしま

          新学年のスタートを迎えて

          テストの点数が0点の時に/とても低い時に

          0点を度々取るのび太。 答案用紙をママにみつからないように、こっそり隠します。 けれどもたいてい隠し切ることができずママにみつかります。 のび太のママは「のび太-っ!」と、とてもとても怒ります。 遊びに行ってはダメだとか、ご飯は抜きですっ…となったりします。 それが0点を取った罰なのです。 マンガの中の出来事は、クスっと笑えるようにできています。 しかし、それが我が子のこととなるとそうはいきません。 ・・・・・・・・・・ 取ってきた「0点」について怒ったところで何の解

          テストの点数が0点の時に/とても低い時に

          「塾に通う」を考える

          春の足音が聞こえてきました。 この時期、2月3月は「塾」の勧誘がピークになります。 受験生が受験を終え、「塾」も卒業するからです。 生徒のいなくなった「塾」は、次の生徒の獲得に乗り出します。 ただそれだけのことなのに。 「4月からでは遅い」との文言も飛び出します。 何が「遅い」のか…。何も「遅く」ないのですが、なんだか遅れを取った気持ちになってくる不思議。 「進級前から始めよう」と言われると、「そうしなければ」と考えてしまいます。 お子さんを、これから新しく塾に通わせよ

          「塾に通う」を考える