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2018年6月の記事一覧
からだの栄養、あたまの栄養
コンビニが嫌いだ。
そこに並ぶ食べ物は、人工の着色料や化学調味料、甘味料なんてものを多く含み、電子レンジで分子に振動を与えることで更に本来その食品が持つ栄養素を破壊する。
「コンビニ」から連想される言葉。convenience、instant、fast food、時短、便利、安い、易い・・・
家庭で食べる食事は作り手の愛情があるから、家族の顔が並ぶから美味しい訳で、工場で作られ、添加物たっぷり
「万引き家族」は問う
今月の中旬、泊まりの出張があり空いた時間に噂の『万引き家族』を観に行った。是枝監督のディープなファンという訳ではないが、「世界で評価された日本映画」を観ておくべきだろうと思いぶらりと駅に近いシネコンに、ワインの小瓶片手に潜り込んだ。
家族とは何か。絆とはなにか。血のつながりなのか、愛情なのか、セックスなのか、金銭的つながりなのか、一緒に食卓を囲むことなのか、時間を共有することなのか、一緒に買い物
Mirai Forum X 参加レポート
ピョーちゃんことピョートル・フェリークス・グジバシと初めて顔を合わせたのは2015年の2月、Esinというクリエイティブ集団のトークライブの後だったと記憶している。
当時彼はまだグーグルに勤めていて、間もなく人事関連の企業を立ち上げると言っていた。その場でFacebookの友達申請を行い、同い年のポーランドからきた彼がその後どんな活動をするのか時々気にしながら生活していた。
ピョーちゃんは、会
テクノロジーの民主化の恩恵にあずかろう
先日、「Raspberry Piではじめる機械学習」という本を購入し、昨日から少しずつ読み進めている。
すごい時代だ。『テクノロジーの民主化』はグローバルに進んでおり、手を出さないで何もしなかったらあっと言う間に取り残されてしまう。
なのでエンジニアにとって、「ラーニング・アジリティ」を身に付け、次に来るテクノロジーにアンテナを張っておくことは生き残るために必要不可欠なのだ。
何でこの本を買っ
インターネットは罪なヤツ
本当は『インターネットの功罪』というタイトルにしようかと思っていたのだけれど、今更『功』についてどうこう言うのもなぁと思い、今回は『罪』の部分にフォーカスすることにした。
現代の日本人は、365日インターネットの恩恵を受けて生活している。ぼくの場合スマートフォンで何かを検索しない日は一日として存在しない。調べる対象は天気であったり、夕飯のレシピであったり、オリンピックやワールドカップ、テニスの試
日本らしさってなんだろう
会社で製品の品質に関する問題が発生し、今日は地方のホテルに宿泊している。大きな会社というものは普段は節制するよう言われているが、緊急時には金に物を言わせて、急に大盤振る舞いになったりするものだ。
ぼくは自由を愛するビジネスマンなので、誰の目も届かないという意味でも、日常と違う風景に触れることができるという意味でも「出張」という行為は好きだ。
ホテルはビジネスホテルだけど、大浴場があるところを選
不便益について考察してみた
週末、何気なくテレビを見ていたら立川にある「ふじようちえん」が紹介されていた。数年前(ウチの子が小学校に通う前)はこんな幼稚園に通わせたいな、と考えていたことを思い出しながらその番組を見た。あの頃は保育園・幼稚園探しが家庭の主題で、横峯式がどうだとか、モンテッソーリ教育とか、シュタイナー教育とか、そもそも保育園・幼稚園に通わせないことはできないのか、とか妻といろいろ検討したものだ。
で、ふじよう
今日ぼくの本棚に加わった2冊。
「さよなら未来」はタイトルからしてシニカルで、ショートストーリーが80本以上載っていて、デザインも好みなニクい奴。
もう一冊は家で眠ってるラズパイ2Model Bと自分のやる気を復活させるために買った魔法の書。
今夜は少し読んでから寝よう。
最近心に響いた言葉たち
今週、マネジメントに関する研修を受けて来た。評価者が被評価者と面談をする場合、「納得させる」事が大切であると改めて認識した。「説教」ではなく「説得」でもなく「納得させる」、これは単純な様で難しい。
本当に「納得した」ことを示す要素の一つとして被評価者が面談の中で、「心に響く言葉」があったか、が挙げられていた。確かにそうだ、心に響く言葉が会話の中に存在したらそれは結構「納得」できる。
と言う訳で、
帰りの新幹線の中、弁当を頬張りアニメを観ながら研修の内容をひとり振り返る。
マネジメントは仕事の管理と人材育成を同時にする役割。「権限」の意味を正しく認識出来たこと、業務内容を整理する資料を入手したこと、対話のスキルを確認出来たことなど収穫は多々あった。
明日から早速活用しよう。
出張先の映画館で、話題の「万引き家族」を見た。詳しくは機を改めて書くつもりだけれど、とても感情が揺さぶられる映画だった。
家族ってなんだろう、幸せってなんだろう。美しいストーリーはハッピーエンドなんかより、観た後の余韻に表れるのかもしれない。