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土鍋でご飯を炊いたよ

自然なご自愛生活をこころざす28歳女です。

きのうはご自愛夜ご飯を食べたくなり、ご自愛で質素なご飯を作った。質素だけど、こだわりはけっこうある。そういう感じのご飯。

きのうの夜ご飯

✅土鍋で炊いたご飯
✅自家製味噌・甲州味噌・大豆の茹で汁入りの豆腐の味噌汁
✅種から育てた宮重大根のたくあん
✅自家製梅干し

わたしの言う「ご自愛」というのは、自分のための養生を指してるんだろうな〜と思った。

土鍋で炊いたご飯はびっくりするくらい美味しかった。

いただきものの萬古焼という土鍋らしい

浸水をきちんとしたこと、にがりや塩、日本酒を入れたこともあってか、粒の感じと甘みが引き立つ感じが美味しかった。

おこげができたのも嬉しい。

ちなみににがりは海の精、塩は恵安の潮。

にがりはマグネシウムが摂取できるのでおすすめ。

味噌汁には、味噌づくりのために大豆を茹でたときに大量に出てきた大豆の茹で汁を入れてみた。

小糸在来の大豆の茹で汁

これがまたまろやかで、味噌と豆腐に合いすぎる。

味噌は山梨県の甲州味噌と、去年作った自家製味噌。

自家製味噌はちょっとしょっぱいんだけど、合わせ味噌として使えば少量で塩気を出せるのでちょうど良い。

山梨県の甲州味噌は、麦と米のミックス。出汁なしでも美味しいくらい、深い味だと思う。

たくあんは、念願かなって種からやったもの。ぬかが無くて、簡易的な漬け方だけど、十分いける。

これまたしょっぱいのだが、だからこそ少量で満足できて、それはそれで良い。

最後は洗鉢。洗鉢とは、主に禅宗のお寺でやるもの。食器に漬物とお茶などを入れ、よごれをぬぐい、お茶ごと飲むやつ。

お椀にたくあんとお湯をイン
茶碗にもイン
ツルツルの食器

自分のお椀だったら、あとはもう水洗いでいける。

ちなみに2016年、京都府亀岡にあるお寺で修業をしたときは、水洗いすらせず、ガーゼで拭いて終わりだった。

当時は大学3年生で、欲にまみれたしょうもない生活をしていたこともあり、その文化には衝撃を受けた。「え、3日間洗えないの!?」と。

衝撃を受けたからこそ、今でも覚えている。

自然な暮らしに興味を持った今、あれは究極のエコで、瞑想要素や感謝の要素も含まれていた素晴らしい文化だと思う。

毎日投稿87日目。

美味しい白米と、美味しい味噌汁と、美味しい漬物を、目分量で作る人間になりたい。

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伊藤七 | ライター
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