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わたしの本棚

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#読書の秋2022

わたしの本棚157夜~「浅草ルンタッタ」

わたしの本棚157夜~「浅草ルンタッタ」

王様は ルンタッタ ルンタッタ
いつも ルンタッタ ルンタッタ タッタラー ハイ!

 リズム感あふれる言い回しが、切なさとともに、読んだあと心に残りました。明治・大正時代の浅草の遊郭を舞台にした人情物語です。まるで舞台か映画を観ているような、映像がはっきりわかる描写力で、時としてお笑いやズッコケ描写もあって、泣き笑いしながら読み進めました。

☆浅草ルンタッタ 劇団ひとり著 幻冬舎 1650円

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わたしの本棚156夜~「シュンペーター」

わたしの本棚156夜~「シュンペーター」

 タイムリーな1冊です。コロナ禍後の世の中を考えるとき、地方のいち主婦にすぎないわたしにも、わかりやすく経済を、閉塞感を打ち壊すイノベーションの考えを解説してくれました。シュンペーターをほとんど知らなかったわたしは、資本主義の先を予言した1883年生まれの彼の言動を、時に詠嘆しながら読み進めました。経済学は、高校生の時の公民、大学の教養課程でほんの少しかじった程度だったので、学び直した感じで、重厚

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わたしの本棚154夜~「リセットの習慣」

わたしの本棚154夜~「リセットの習慣」

 わかりやすい文章で、共感を得る内容で、面白く、さくさく読めました。
なぜ今、リセットが必要なのか。医学の進歩と情報伝達の確実性で、体調をくずす要因を分析しやすくなりました。そんなか、著者の順天堂大学医学部教授である小林弘幸先生は、専門の自律神経の知識から、リセットの重要性を説いてくれています。

☆リセットの習慣 小林弘幸著 日経BP 日本経済新聞出版 800円+税

 自律神経には交感神経と副

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わたしの本棚153夜~「旅をする木」

わたしの本棚153夜~「旅をする木」

とにかくスケールが大きいエッセイでした。アラスカを舞台にして、自然、仕事、仲間、生き方・・・どれもスケールが大きく、哲学的な思考もあって、面白く読みました。上質の珈琲を飲んだときのような心地の良い読後感で、ページをめくるのが惜しくなる、終わってほしくない、ずーっと読んでいたい気持ちになるエッセイ集でした。

☆「旅をする木」 星野道夫著 文藝春秋 1500円+税

 文藝春秋11月号の巻頭エッセイ

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