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日記

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日記:20241121「努力家とは禁欲主義者か、それとも快楽主義者か」

 努力家とみなされているひとたちのなかには禁欲主義者というより快楽主義者に近いひとたちがかなりまぎれこんでいるようなきがする。  たとえば創作に没頭しているひとたちのなかには創作がきもちいいから創作しているひとがすくなくない。絵をかいたり文章をかいたりすることはそれそのもがきもちいいことなので、このきもちよさをいちど覚えてしまうとなかなかやめられなくなる。これは創作だけでなく運動でも学問でもそうだとおもう。もしかすると商売もそうかもしれない。  その道をきわめているひとは

日記:20241120「心の性感帯」

 疲れた。寝るまえにぼんやりしているこのかんじがきもちいい。こういうきもちいいかんじを探している。きもちいいもの、きもちいいこと、きもちいいところ、きもちいい音、きもちいい声、きもちいい色、きもちいい光、きもちいい言葉、きもちいい感触、きもちいい配置、きもちいい関係、きもちいい空間、きもちいい時間……こういうものをどれだけ発見できるか。  きもちいいかんじは日常にたくさんあるが、それをあんまり発見できないひともいるし、発見できてもきもちよくなれないひともいる。最初からきもち

日記:20241119「1000人にひとりしか読破できない小説」

 次の小説は5部構成で合計130万字ちかくある。前作がたしか30万字くらいだったので今回はその4倍の分量にあたる。文庫本に換算するとだいたい10~12冊分。そのうちの第1部の推敲が今日終了した。第1部は約40万字で全体の1/3のボリュームをしめている。  前回の作品は「最後まで読めるのは100人にひとりくらいかな」とおもっていたが今回の作品は1000人にひとりくらいしか読破できないとおもう。とにもかくにも長いし重いし難しいし複雑、しかも猥褻。最初から最後までセックスのはなし

日記:20241118「フリーマンマン活動家」

 今日はあまり調子がよくなかった。早寝して明日にそなえよう。そういえばフリーチンチン活動をはじめたのにだれからも「ちんちんをさわらせてくれ」といわれない。首から看板をさげないとやはり駄目だろうか。  フリーチンチンTシャツでもつくろうか。絶対に着たくないけど。もしかするとぼくの意志を継ぐものがあらわれないともかぎらない。フリーチンチン活動家が100人くらい集まればそれは列挙とした社会運動になる。  ちなみにフリーマンマン活動家みたいなひとはすでにいる。ミロ・モアレという女

日記:20241117「フリーチンチン活動家」

 今日もつかれた。脳を酷使しすぎている。真面目なことばかりかんがえているとおかしくなりそうになる。生真面目に休まずはたらけばいいというものでもない。積極的にオンとオフはきりかえていきたい。  Twitterの骨丸垢やこの日記は完全にオフ。真面目なときもあるけどほとんど適当なことしかかいていない。Twitterでまいにち喧嘩をしているひとたちはすごい。あんなところでまともに議論なんてできるわけがない。議論しようとしてもストレスがたまるだけだろうに。SNSは気晴らしでやるにかぎ

日記:20241116「作者と作品の関係」

 今日は病院。移動中は絵をかいていた。Twitterでおなじみの猫の画像をうえからなぞり着彩しただけ。怒っているけどかわいすぎてぜんぜんこわくない猫。  帰宅後は小説の推敲。さすがになんどもよみかえしているためなんともおもわない。味のしないガムみたいなものだ。それに自分でもよくわからない記述がある。執筆中は夢中で書いているんだけど……むしろ《夢中》で書いているからだろうか。夢からさめるとなにがなんだかわからなくなる。夢でみたこともわすれてしまう。へんなかんじだ。おんなじもの

日記:20241115「《思想・哲学・文学・芸術の会》のオープンチャット」

 今日は早目に寝よう。《思想・哲学・文学・芸術の会》のなかでもオープンチャットがいちばん賑やかでいきおいがある。参加していると1日に何百件も通知がきていたりする。あそこで議論しているひとたちをみているとやっぱりひたすら読書するだけでなく本で読んだ内容をだれかと共有したり意見を交換したりすることは大事なんだなあとおもう。あそこに1年参加するだけでテキストで議論する能力はそれなりに身につきそうではある。  明日は病院。コミュニティの案内図は描きおえたので明日からはほかの作業には

日記:20241114「コミュニティマップが完成」

 A.R.P.L.A.(思想・哲学・文学・芸術の会)のコミュニティマップがほぼほぼ完成。文章は多少修正するかもしれないけどここからおおまかにかえるところはない。これはかなり悪戦苦闘した。はじめはたのしくるんるんきぶんで作業していたんだけど。  最初に明度計画も色彩計画もまともにたてていなかった。形も構図も適当。それでもどうにかなるとおもってはじめたものの色を塗りはじめたら「どうにかならないこと」がわかった。間がもたないのでしかたなく質感をあたえたり厚塗りしたりして全体をとと

日記:20241113「これからは《素人の時代》かもしれない」

 葉大根とベーコンをオリーブオイルとにんにくで炒めたものを具材に、カルボナーラをつくったらこれがなかなかおいしかった。  新しい小説もそろそろ発表できそうだ。前作は発表してから最初の数ヶ月、数えるほどしか売れなかった。それからしばらくして売れはじめた。次の小説もあとからじわじわ話題になるのが理想かな。  個人的にこれからは《素人の時代》だとかんがえていて、そのことについてちょっとTwitterにかいた。  プロとアマの関係にかんしてはいいたいことがたくさんある。いわゆる

日記:20241112「葉大根の収獲」

 今日は庭で育てている葉大根を収穫した。葉大根とは葉の部分を食べることを前提に改良された大根で、種を植えてから1ヶ月くらいで食べられるようになる。土からひっこぬくと小さな大根がはえておりこれがかわいい。スーパーでみかけるような太いものではない。小指くらいの小さな大根、大根の赤ちゃんみたいなかんじだ。  葉大根はそこまでおいしくない。決してまずくもないが、葉大根が大好物というひともなかなかいないだろう。ごま油で炒めて、酒と醤油とみりんで味付けして、鰹節と胡麻を適当にまぜたらご

日記:20241111「青い空にまつわるかんがえごと」

 今日はやすんだ。親戚のおじさんとおばさんにラーメンをおごってもらった。昼食はラーメンと餃子と唐揚げ。夕飯はカレーライス。お腹がぱんぱんでうごけない。押入れでよこになりふとももにゆたんぽをはさんでこれをかいている。  ここに引越してきてからまだ3ヶ月くらいだがもうすっかり田舎の生活にはなれてしまった。ラーメン屋にむかう途中でよった林檎園で大根をまるごともらった。田舎はいろんなところで野菜や果物が手にはいる。庭で葉大根や小松菜を育てているのでこれもたべられる。  田舎は時間

日記:20241110「悔しい」

 コミュニティ(思想・哲学・芸術・文学の会)の案内図を描いているんだけどこれがどうにもうまくいかない。最初は3~4時間でぱぱっとおわらせるつもりだった。「まあどうにかなるだろ」の精神で無計画にはじめたのがよくなかった。これがぜんぜんどうにかならない。おそらくもう合計で10時間近くは作業しているのにいまいちまとまってない。原因はふたつある。  1.最初に完成図をきめていなかった。  2.夜ねるまえにだらだら1~2時間作業していた。  こういうときってかなり悔しい。最初から描

日記:20241109「《思想・哲学・文学・芸術の会》の参加者が3000人突破」

 自分が会長をつとめている《思想・哲学・文学・芸術の会》のDiscordサーバーの参加者が3000人をこえた。LINEOCにも1000人以上いるのでなかなかの規模になっている。ただそんなにアクティブが多いわけでもない。常連は30~50人くらいかな。OCをふくめると100人くらいはいそうだけども。なんにせよこのコミュニティはそろそろ次の段階に発展させていきたい。  自分もいつまでもひきこもっているわけにはいかないし。SNSもできるだけ積極的に利用していこう。このご時世「SNS

日記:20241108「ゆたんぽ、地下室の孤独、幽霊屋敷」

 今日からゆたんぽを導入しはじめた。これはいい。特に布団にいれるとじんわりあたたかい。いまもお尻のうえにゆたんぽをのせている。このあたたかさは暖房のあたたかさとはちがう。暖房は肌がかさかさするしお尻にのせることはできない。  なにごとにも種類がある。たとえば孤独。分類の仕方はさまざまだが孤独だけでも図鑑がつくれるくらいの種類がある。べたべたした孤独、ぬめぬめした孤独、ねちゃねちゃした孤独、こういう孤独は触れるものにまとわりつくので触れがたいところがある。けれどもぼくはこうい