日記:20241114「コミュニティマップが完成」
A.R.P.L.A.(思想・哲学・文学・芸術の会)のコミュニティマップがほぼほぼ完成。文章は多少修正するかもしれないけどここからおおまかにかえるところはない。これはかなり悪戦苦闘した。はじめはたのしくるんるんきぶんで作業していたんだけど。
最初に明度計画も色彩計画もまともにたてていなかった。形も構図も適当。それでもどうにかなるとおもってはじめたものの色を塗りはじめたら「どうにかならないこと」がわかった。間がもたないのでしかたなく質感をあたえたり厚塗りしたりして全体をととのえた。最終的にはまあまあなかんじにまとまったからいいけどだいぶ反省するべきところがおおい。
自分のすきなイラストを描くだけならそんなに難しくない。だけどこれはコミュニティの案内図なので、案内図としてみやすくないといけないし、「格好のいいイラスト」を描けばいいというものでもない。いろんなひとがみるものなので好みがあんまりわかれないような無難な絵柄──それでいて楽しそうな世界がつたわるような絵柄にしないといけないっていうのもある。このあたりのバランスをとるのがむずかしい。自分はもともとそんなにいろんなイラストのテイストをもっているわけでもない。
どうせなら20~30時間かけてガチイラストをかいてみたかったなあ、みたいなきもちもある。だけどこれはそこまで手間をかけるものでもない。
1枚20~30時間かけるような絵は年に数枚くらいしかかけない。それくらいかければそれなりのものもできるけどそういう絵を量産するほどの時間はない。普段は短時間でできるドローイングなどで表現の模索をして「ここぞ」というときに贅沢に時間をかけた一枚絵をかくってかんじになる。要するに年間数百枚の絵をかくとしてもそのうちの93%くらいは演習なのだ。
自分としてはこの演習こそが重要で、さまざまな表現を模索したり試行錯誤していかないと自分の表現が発展していかない。ただ、多方向に発展させるだけでは駄目でどこかで統合しないといけない。これもまたとてもむずかしい。絵に集中してとりくめる期間がどこかにほしいな……。