ふなとりさこ🇩🇰

デンマーク生活2年🇩🇰を経て帰国しました/コミュニティ運営したり、写真を撮ったり、文章を書いています/人と旅と写真、ことばが好き/将来は自分の場を持ち、楽しく自分らしく生きる人が増える活動をしたい

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    【ZINE】Forelsket i Danmark

    デンマークで過ごした1年間の生活のなかで見て、触れて、感じた情景をまとめたフォトエッセイです。 デンマークでの生活が始まる前から、ほんのり恋心を抱いてはいましたが、実際にデンマークの地に足を踏み入れ暮らしていく中で、わたしは本当にデンマークに恋をしたように思います。 なぜそんなにもわたしは惹きつけられたのか。 惹きつけられ、心が動かされるたび、その情景を逃すまいと撮り続けてきた写真は、約10,000枚。その中から厳選した写真をわたしの言葉とともにまとめたのが、この"forelsket i Danmark"です。わたしが夢中になったデンマークの美しい情景を、みなさんにも触れていただけたら嬉しく思います。 この一冊に触れる時間が、みなさんにとって心休まる、ヒュッゲな時間になるようにと願いを込めて。 【仕様について】 ページ数:40ページ(表紙含む) サイズ:A5サイズ 写真はフルカラーです。
    1,100円
    ひとやすみブックス
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    【ZINE】Forelsket i Danmark

    デンマークで過ごした1年間の生活のなかで見て、触れて、感じた情景をまとめたフォトエッセイです。 デンマークでの生活が始まる前から、ほんのり恋心を抱いてはいましたが、実際にデンマークの地に足を踏み入れ暮らしていく中で、わたしは本当にデンマークに恋をしたように思います。 なぜそんなにもわたしは惹きつけられたのか。 惹きつけられ、心が動かされるたび、その情景を逃すまいと撮り続けてきた写真は、約10,000枚。その中から厳選した写真をわたしの言葉とともにまとめたのが、この"forelsket i Danmark"です。わたしが夢中になったデンマークの美しい情景を、みなさんにも触れていただけたら嬉しく思います。 この一冊に触れる時間が、みなさんにとって心休まる、ヒュッゲな時間になるようにと願いを込めて。 【仕様について】 ページ数:40ページ(表紙含む) サイズ:A5サイズ 写真はフルカラーです。
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フォルケホイスコーレとはなんだったのか?

先日、10ヶ月にも及ぶフォルケホイスコーレでの留学生活が幕を閉じた。あれは幻だったのだろうか?と思ってしまうくらいには、一瞬一瞬が尊く、輝きを持った時間だった。フォルケホイスコーレはよく、「バブルのようだ」と表現されることがあるのだけれど、全くその通りで、そこで生活している間はなんだか魔法にかかったように、その時間がとても愛おしく特別に感じる。そして、その生活が終わるとともに、その泡はパチっと弾けて消えてしまう。「あれ?あの時間は本当に存在したんだっけ?」と疑ってしまうくらい

¥250
    • 夏至祭、スウェーデンのいつまでもつづく夏の1日

      2022年6月24日金曜日、スウェーデンでは夏至祭が行われていた。その日、わたしはスウェーデン第2の都市ヨーテボリに居た。もうこんな機会はないかもしれないからと、この目で夏至祭を見るためにデンマークから長旅を経て辿り着いた。 事前に調べた情報によると、毎年夏至祭の日は決まったように雨が降るとのことだったが、当日は雲ひとつない晴れだった。日光が肌を刺すように強く、とても暑い日になった。 滞在先のアパートからバスに乗って、夏至祭の開かれるお城のある公園を目指す。バスの窓に広が

      • 「何も無い」が在った日々のこと。

        デンマークのエコビレッジに暮らしていたとき、「ここは、何も無いが在る。」と思った。 どうしてそう思ったのかといえば、ここには本当に、今まで日本には溢れるほどあったものやことが、何も無かったからだ。何も無い場所、そういう場所は、自分で選んで辿り着かない限り、中々無い気がしている。 特に日本の都心に住んでいると、何でもあることが当たり前だ。無いものなんて存在しないのではないか?とさえ思う。100円ショップなどに行けば、自分の想像の範疇を超えたいろんなアイデアが既に商品になって

        • どこまでも青い夏至のスウェーデンへ

          一昨年の夏至の頃、留学先の学校が終わり、友人や先生との別れの寂しさを抱えながら、スウェーデンのヨーテボリへと向かうためにコペンハーゲン中央駅にいた。 コペンハーゲンから約4時間ほど、電車をいくつか乗り継いで滞在先のアパートメントに向かう。隣の国に行くのに、飛行機でも、船でもなく、電車で行けるのだ。島国の日本人からすると少し不思議かもしれない。 学校を終え、ひとりになり、旅を始める。楽しみにしていたはずなのに、全然乗り気じゃなかった。だって、みんなが居ないのだ。 そんな悲

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        フォルケホイスコーレとはなんだったのか?

        ¥250

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        • デンマーク暮らしの日記
          12本

        記事

          読書感想文〜山の上のパン屋に人が集まるわけ〜

          "・パン屋が人間らしい生活をできないのはふつう ・売上を長時間労働でカバーするのはふつう ・利益を出すために人件費を削るのはふつう ・お客さまに「NO」と言えないのはふつう ・成功のためにはヒエラルキーに従うのがふつう 心を犠牲にしてまで、守るべき「ふつう」なんてない。" これは、平田はる香さんの"山の上のパン屋に人が集まるわけ"の帯に書いてある言葉だ。 この言葉をはじめ、共感と希望の嵐のような本だった。 平田さんの強くまっすぐで、自分に正直な姿、お客さんにも、取引先

          読書感想文〜山の上のパン屋に人が集まるわけ〜

          目的を持たない時間がもたらすもの

          最近、家でよくキャンドルを灯している。バタバタとした日々からようやくフッと抜け出し、余裕が持てるようになった証拠なのかもしれない。 思えば、日本にいた過去のわたしは、常に忙しい人だったように思う。暇、ゆとり、余裕、余白。そういう時間があれば、何かで埋める。たぶん、ほとんど反射的に埋めていた。やることがないとソワソワして落ち着かなかったように思う。その"何か"も、自分の"成長"、"将来"につながっていくようなものばかりを選び、ゆっくり映画を見たり、仕事に関連しない本を読んだ記

          目的を持たない時間がもたらすもの

          対話のワークショップのお知らせと開催への想い

          3/3(日)16:00〜東京吉祥寺にあるデンマークカフェヴェルべコメさんにて、対話のワークショップを開催します。 デンマークの教育機関フォルケホイスコーレでも大切にされている「対話」をベースに、参加者の皆さんと一緒に考え、自分の言葉でありのままの自分を表現し、他者とつながり、そして自分と向き合う時間になるようなワークショップを企画しています。 なぜやるのか 今回このワークショップを開催する理由は、「楽しく、自分らしく生きる大人を増やす」という現在のわたしの活動のビジョン

          対話のワークショップのお知らせと開催への想い

          わたしの20代を振り返ってみた。

          先日誕生日を迎えて、30歳になった。30歳。そんな実感は全くない。「そんなに長く生きてきたなんて本当だろうか」、「確かに体や顔つきは変わってきたけど、でもそんなに大人じゃないな」とかそんなふうに感じる。とはいえわたしの20代は確かに終わり、30代が幕を開けたわけで。今回はわたしの20代を振り返ってみたいと思う。 20代のはじめ 何も分からなかった。でも違和感だけは分かった気がする。20歳を迎えた時は大学生で、このままで良いのか、このまま生きていて何かわかるんだろうか?常に

          わたしの20代を振り返ってみた。

          じぶんの時間を生きるために-デンマーク暮らしの日記(1月25日)

          最近SNSの通知を全て切った。じぶんの時間を生きるためだ。 わたしはSNSで発信を行なっていて、そこでできたつながりも多いし、普段友人とのメッセージのやり取りをSNSのDMで行うことも多い。もはやSNSはわたしの一部で、切っても切り離せない。だけれど、やはりそのSNSに時々疲れてしまうのも事実。毎日何通も届くメッセージ、作業の途中で通知が鳴れば自分の脳はそちらに気を取られ、今まで考えていたことややっていたことすら忘れてしまう。 だから思い切って通知を全て切ってみた。SNS

          じぶんの時間を生きるために-デンマーク暮らしの日記(1月25日)

          日々のごはんがあたらしい体験-デンマーク暮らしの日記(1月24日)

          先月末から恋人との共同生活を始めた。ひとりで住んでいた時には全く手の込んだものも作らず、毎日同じようなものを食べていたが、2人暮らしが始まってから、なんだかんだ毎日お互いにアイデアを持ち寄って、それなりにバリエーションのあるごはんを食べている。なんでひとりの時は、いろんな食材を買う気にもならないし作る気がしないのに、誰かがいると色々試したくなったり、作りたいという気持ちになるんだろうか。 それはさておき。わたしは日本食が大好きで、レシピのアイデアも日本食に偏る。肉じゃが、唐

          日々のごはんがあたらしい体験-デンマーク暮らしの日記(1月24日)

          みんなの心が帰ってこれる場所になれるだろうか-デンマーク暮らしの日記(1月23日)

          昨年までデンマークに滞在していた友人とチャットをしていた時に、彼女が「日本の消費社会に飲まれそうだ」と言っていた。わたしにもこの感覚はとてもよく身に覚えがある。昨年一時帰国をした際、日に日に自分の感覚が元通りになっていくのを感じた。日に日に窮屈になって、苦しくなって。"あれ、自分は間違っているのかな?1年デンマークで見つけた自分らしさってどこいったんだろう。"と思った。今回帰ったあとも同じことを感じるのではないかと思う。 おそらくこれはそれなりに多くの留学・海外在住経験者が

          みんなの心が帰ってこれる場所になれるだろうか-デンマーク暮らしの日記(1月23日)

          家探しで思い出した日本のこと-デンマーク暮らしの日記(1月22日)

          来月から日本で暮らす家が決まった。わたしの家族のサポートがあって、遠隔地からでもこうやって見つけることができ、本当に感謝しても仕切れない。この家探しのプロセスを経て、デンマークと日本の家探しの中にある違いを感じ、また日本で感じていたものすごく嫌だったあれこれが蘇ってきた。※この記事はお役立ち記事ではありません。わたし自身の家探しプロセスにおける経験からの気づきをまとめており、主に日本で受けた悲しい体験に触れています。

          ¥100

          家探しで思い出した日本のこと-デンマーク暮らしの日記(1月22日)

          ¥100

          デンマーク暮らしの日記(1月20日)

          家から徒歩45分ほどをかけて電車の駅に向かう。1月の頭に降り積もった大雪が、少し溶けたりまた固まったり、また新しく降り積もったりを繰り返し、つるつるした氷になっている。滑らないようにゆっくりと慎重に歩く。こんな生活ももう3週間になる。さっさと全部溶けてくれと雪を忌まわしく思ったりする。 今日は、わたしの住む街から大きな都市に向かう電車に乗った。この路線の車窓から見える景色は何度見ても圧巻だ。特に夏の晴れた日、冬の晴れた日の出、日の入りの時間帯は、車窓から見える湖が物語のワン

          デンマーク暮らしの日記(1月20日)

          デンマーク暮らしの日記(1月19日)

          少し気が向いたので顔にパックをした。なんだかごわっとしていた肌が蘇ったようで気持ちが良く、気分が少し上がった。ずっと手入れをサボっていた。全く気分が乗らなかったからだ。そんなことどうでもいいとさえ思っていた。 2024年になってもうすぐ3週間。正直、今のところは思い描いたような1月ではない。元旦の地震に非常に心を痛めたところから始まった2024年。日々、苦手な役所等との手続きや大量のペーパーワークに追われていて、非常にストレスを覚えている。 そんな中大切な人を亡くした。デ

          デンマーク暮らしの日記(1月19日)

          How does death look like?〜死はどのようなものに見える?〜

          みなさんにとって、「死」とはどのようなものに見えるだろうか? 私にとって「死」とは、別れであり、永遠への入り口であり、孤独への入口でもあり、とにかく悲しく、暗くて怖いものに見える。それゆえに、私は今まで「死」というものを考えることを避けてきた。 それでも、私もいつかは死ぬわけで。年齢を重ねていくにつれて、「死」を目の当たりにし、受け入れなければならないことも増えていくのも事実。また、最近大切な恋人もでき、「生きる」ということ、同時に「死」というものについてもともに向き合っ

          How does death look like?〜死はどのようなものに見える?〜

          【お知らせ】デンマークの本をつくりました🇩🇰📘

          この度、デンマーク生活の中でわたしが見て、触れて、感じたデンマークの情景を詰め込んだフォトエッセイを制作し、販売させていただくことになりました。 長く構想を続けてきて、ようやく完成し、このようにお知らせできることをとても嬉しく思います。 タイトルは、"Forelsket i Danmark“。"デンマークに恋をしている"という意味を持つデンマーク語です。 デンマークでの生活が始まる前から、ほんのり恋心を抱いてはいましたが、実際にデンマークの地に足を踏み入れ暮らしていく中

          【お知らせ】デンマークの本をつくりました🇩🇰📘