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デンマーク暮らしの日記(1月19日)
少し気が向いたので顔にパックをした。なんだかごわっとしていた肌が蘇ったようで気持ちが良く、気分が少し上がった。ずっと手入れをサボっていた。全く気分が乗らなかったからだ。そんなことどうでもいいとさえ思っていた。
2024年になってもうすぐ3週間。正直、今のところは思い描いたような1月ではない。元旦の地震に非常に心を痛めたところから始まった2024年。日々、苦手な役所等との手続きや大量のペーパーワークに追われていて、非常にストレスを覚えている。
そんな中大切な人を亡くした。デンマークに住むわたしは、急のことで帰ることができず、お別れも言えなかった。悔しさと悲しみで数日は声をあげて泣いたり、泣き止んで呆然としたりを繰り返して、現実と非現実の区別がつかないような状態から、今ようやく冷静に受け止められるようになってきた。
海外に住むというのは、こういうこともあり得るのだと身をもって体感した。
そうこうしているうちに、わたしの帰国の日は迫っていて、どんどんやるべきことの期限も、ここでやりたいことをやるための期限も迫ってきているのも事実。何があっても、わたしはわたしの人生を生きていかねばならないのだと思い知ったりした。
きっと少しずつ、ちゃんとやっていけるし、そうやって今までもひとつひとつ取り組んできたんだと言い聞かせながら、自分を信じていこうと今は思っている。
今日の日記は、自分の気持ちの手入れのための日記。今年はもっと、自分の感情を耕して、整えるための文章も残していきたい。