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たかが仕事で悩まなくていい
仕事で悩む人は多い。
だけど、全く悩む必要はない。
所詮、仕事はただのゲームにすぎない。
みんな、ゲームに勝てないから悩む。
だけど、ゲームなんてやらなくたっていい。
やりすぎも禁物だ。
ゲームに勝てないことを悩む人がいる。
時には自殺をしてしまう人がいる。
ゲームと命、どちらが大切か。
考えなくても分かる。
子供の頃にお母さんから言われただろう。
ゲームをやりすぎるなと。
正確な自己理解が自らを活かし、正確な他者理解が多様性を育む
この世界にはフィジカル(肉体)に富んだ者がいればメンタル(精神)に富んだ者もいる。
また、理性に富んだ者がいれば感性に富んだ者もいる。
理性も感性も、フィジカルもメンタルも弱いという人も落ち込む必要はない。
大事なことは正確に自己を理解することだ。
人間は時に、理性に適性がないのに自分には理性があると勘違いしたり、また感性が低いのに自分は感性が高いと勘違いすることがある。
自分自身を正確
いきやすくなる考え方15
人間の精神は大海にうかぶ小舟に似ている。
気候条件により、大きく揺れ動くのが人間の精神なのだ。
年を重ねても、舟はそれほど大きくはならない。
ただ、荒波の際の漕ぎ方を覚えていくだけなのだ。
気候条件はコントロールすることができない。
どうにもならない状況になった時は、嵐が収まるのを待つしかないのだ。
嵐が収まるのを待てず、自ら舟を飛び降りてしまう人がいる。
大丈夫。嵐は必ず収まる。
生きやすくなる考え方⑭
一元論でしか物事を考えられない人は、知らず知らずのうちに争いの火種を起こすだろう。
現代に必要な考え方は多元論であると、私は確信している。
かつてナチスドイツでは、ユダヤ人は生きるに値しない人種だとして、ホロコースト(大量虐殺)が起きた。これは大衆が誤って一元論を信じてしまったために起きた悲劇である。
歴史に名を残すような偉人であっても、一元論を信じすぎたあまり、盟友と訣別した例は数多い。
生きやすくなる考え方⑬
「馬鹿」という言葉を辞書で調べるとこう記載されている。
確かに上記は馬鹿の定義かもしれないが、私は馬鹿を次のように定義したい。
上記を馬鹿の定義とするならば、馬鹿はどこにでもいる。むしろ、馬鹿でない人のほうが少数かもしれない。
そして、今回は「利口」を次のように定義して話を進めることにする。
もしもあなたが利口な人間であると自覚しているならば、馬鹿と認定した人とは会話をしないことを推奨する
生きやすくなる考え方⑫
生きるのが辛いと思っている人は、いま捉えている概念よりも上位の概念を創造することができれば少し生きやすくなる。
生きづらさを感じている人の中には、いまの自分の概念を覆さなくてはいけないと思っている人が多いが、それは正しい解決策ではない。いまの概念を否定しない形で上位の概念を作るのだ。
例えば『生きることには意味がない』という概念でこの世界を捉えている人がいるとする。この概念のままではどうしても
生きやすくなる考え方⑩
ルサンチマンという言葉がある。
この言葉の意味は、弱者が強者に対して抱く「恨み」や「嫉妬心」のことだ。
ルサンチマンはいつの時代になっても消えない。
人は自分より強い者に対して嫉妬心を抱く生き物だ。
一方で、強者になりたければ強者のやり方に従うことが最短距離となる。
強者は、どうすれば強者になれるかを知っている。
だから、強者の猿真似から始めることがルサンチマンを消す方法だ。
剣道や茶道の
生きやすくなる考え方⑪
嫉妬はなぜ起きるかというと、他人が自分に持っていないものを持ってることがおおよその原因である。
嫉妬する人間というのは、自分の持っているものを過小評価し、他人の持っているものを過大評価している。それではいつまで経っても嫉妬心は消えない。
そうではなく、自分がすでに持っているものに気付くのだ。
すでに持っているものというのは、なかなか自分では気づきずらいから、他人から教えてもらうといい。
自分
生きやすくなる考え方⑨
人はなぜ生きているのか?
この問いについて、絶対的な答えはいまだにでていない。
生物学的観点から『子孫を残すため』という答えを出す科学者は多いが、その解だと子孫を残せなかった人の人格否定になるのではないかと私は感じている。
なぜ生きているかは、自分で決めていい。
そして、なぜ生きるかの定義は変わっていい。
ある人は、使命を果たすために生きているかもしれない。
ある人は、いまを楽しむために生
生きやすくなる考え方⑧
生きやすさを求めて、哲学書や自己啓発書などを読んで知識を得ようとする人は多いが、同じ知識でも他人に気付かされたものと、自らの経験によって気づいたものでは大きく価値は変わってくる。
他人から得た知識は一時のものだが、自らで気づいた知識は一生ものとなり、それらは知恵と呼ばれる。
その証拠に、骨身に染みるほど失敗したことは一生忘れないが、どれほど偉大な賢人から忠告を受けたとしても、いずれ人間は忘れて
生きやすくなる考え方⑦
この世界に完全なる善や悪は存在しないが、押し付けだけは悪であると私は考えている。
このような主張をすると「押し付けをするなというのも一種の押し付けではないか?」という意見を頂くことがある。
結論から言えば、「押し付けをするな」は押し付けである。
ただし、押し付けを抑止するための押し付けは致し方ないと私は考えている。
殺人や窃盗などの犯罪は押し付けの典型的なものであるが、もしも完全に押し付けを
生きやすくなる考え方⑥
死は、遠ざけたり、自らで選択したりするものではない。
死との正しい向き合い方は、ただ待つことだ。
死など、論理的に考えると恐れるに足りない。
仮に魂というものが存在し、肉体からの離脱ができるのであれば、身体で感じる不快さを全て排除することができるし、死が消滅であるならば、ノンレム睡眠時となんら変わらない。つまり、どちらにせよ痛みや苦しみなどを死後に感じることはないのだ。
また、人生はそれほど
生きやすくなる考え方⑤
暗闇の中で、豆電球は光を放つ。
どんな場所であっても希望はある。
ただ、それに気づける人と気付けない人がいるだけなのだ。
私の知り合いに、とてもよく気づく男性の友人がいる。彼は常に幸せを感じているが、おそらく豆電球の光に気づける人なのだろう。気付くことができることは才能である。
豆電球の光に気づくことができない人は、いっそのことこう考えてはどうだろう。
そもそも、希望を持たなければいいのだ
生きやすくなる考え方④
仕事のなかに人生があるわけではない。
人生の一部に仕事があるだけだ。
家庭のなかに人生があるわけではない。
人生の一部に家庭があるだけだ。
なにごとにおいてもそうだが、一つのことに命を賭けて熱中するというのはやめたほうがいい。
この世の中に、真に熱中しなければならないことなど存在しないからだ。
それに、一つのことだけに熱中しても、望んだ結果は得られない。
昨今は中庸が軽んじられる傾向にあ