いきやすくなる考え方15
人間の精神は大海にうかぶ小舟に似ている。
気候条件により、大きく揺れ動くのが人間の精神なのだ。
年を重ねても、舟はそれほど大きくはならない。
ただ、荒波の際の漕ぎ方を覚えていくだけなのだ。
気候条件はコントロールすることができない。
どうにもならない状況になった時は、嵐が収まるのを待つしかないのだ。
嵐が収まるのを待てず、自ら舟を飛び降りてしまう人がいる。
大丈夫。嵐は必ず収まる。
だから、しばしの間、強い風と荒い波を愉しむ気持ちが大事なのだと思う。
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