生きやすくなる考え方⑬

「馬鹿」という言葉を辞書で調べるとこう記載されている。

知能の働きが鈍いこと。利口でないこと。
また、そういう人。

確かに上記は馬鹿の定義かもしれないが、私は馬鹿を次のように定義したい。

馬鹿=学ぶのをやめた人

上記を馬鹿の定義とするならば、馬鹿はどこにでもいる。むしろ、馬鹿でない人のほうが少数かもしれない。

そして、今回は「利口」を次のように定義して話を進めることにする。

利口=学び続ける人

もしもあなたが利口な人間であると自覚しているならば、馬鹿と認定した人とは会話をしないことを推奨する。

理由は2つある。

1つめは、学ばなくなった人と会話をしても、自分の知見が広がったり、人生の役に立つような知識が得られることはないからだ。

そして2つめだが、馬鹿は常に利口な人間に対して敵対心を持っているため、関わりを持つことにより軋轢を生む可能性があるからだ。

断言するが、馬鹿と利口は水と油のような関係で、混ざり合うことはない。

あなたが利口な人間で、どうしても馬鹿を救いたいのならば、言語によってその人を変えようとするのではなく、システムを変える努力をするのだ。

馬鹿は大衆心理とシステムに弱い。
やり方を間違えなければ、馬鹿も救える。

利口な人は、精神を病む恐れがあるから、馬鹿を相手にしてはいけないのだ。



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