生きやすくなる考え方⑧
生きやすさを求めて、哲学書や自己啓発書などを読んで知識を得ようとする人は多いが、同じ知識でも他人に気付かされたものと、自らの経験によって気づいたものでは大きく価値は変わってくる。
他人から得た知識は一時のものだが、自らで気づいた知識は一生ものとなり、それらは知恵と呼ばれる。
その証拠に、骨身に染みるほど失敗したことは一生忘れないが、どれほど偉大な賢人から忠告を受けたとしても、いずれ人間は忘れてしまう。
脳というのはそういう風に作られているのだ。
自らで行動を起こし、自らの課題に積極的に気づくことを殆どの人はしない。従って、悩んでいる人というのはいつまで経っても解決法が分からずに悩み続けるのである。
『幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる』という諺があるが、これはまさしく真実であり、そもそも笑うという行動すら起こせない人が多いから、幸せになれる人は少ないのだと私は感じている。
生きづらい人に足りない一番の要素は笑顔なのだ。
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