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育て直し 1987年 10月30日(金) 2歳 「僕のやっている」のと歌が違う!

【日記】
 6時に仕事から帰ってくると、梓が玄関に迎えに出てきてくれて「(御飯)待ってたで」と言ってくれた。👍 なんか嬉しい言葉だ。みんなで家族になっていっている気がする。

ご飯、待ってたよ!

 食後、梓と昨日まで大好きだった遊びをすることにした。「汽車汽車~」と歌いながら最後にピッ!と片足を上げて急に飛行機に変身する遊びだ。
 梓が勝手に作って喜んでいた遊びだ。さっそく始めようとすると「あずさ(そんなの)しないの」とやりたがらなかった。👨‍🎓 

 どうしてかな、といろいろ梓と話をしたり保育所の連絡帳を見て、だんだん分かってきた。どうやら、保育所でリズム遊びの「トンボ」を今日習ったらしい。それが、自分の考えた「汽車汽車」遊びとまったく同じ動きだったようだ(そんな偶然ってあるのか?)。
 動きがが同じなのに、歌が違うところが気に入らないのが原因らしい。だから、やらないという事になったようだ。
 そんなに、固いこと言わないでも…。

トンボの決めポーズ

   👍 【解説】【セリフ】なし  「共感」で褒めてください    
   👨‍🎓 【解説】【セリフ】あり

    🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙

【解説】 
  こんなときに「汽車遊びを、なぜやらないのか」と責めたり叱ったり、がっかりしてはいけません。日記に書いたように、なにか理由があるのです。
 【日記】に、保育所で「トンボ」を習ってきたらしいと書いてありますが、正解です。歌いながら最後にピッ!と片足を上げるリズム遊びは、「さくらさくらんぼ」という保育所で作られて、全国的に広がった斎藤公子方式のリズム遊びの一つです。その時使う歌は「トンボのめがねを」が普通です。

【参考】『トンボ』のリズム遊びとは、次のようなものです。

      (上記写真➪クリックするとユーチューブへ)

「やりとり」のチャンスなので、ちょっと「やりとり」してみてもいいでしょう。将来のトラブルのときの練習にもなります。

【セリフ】
父「『やらないの』と言ってるけど、『やりたくない』のではなさそうだね(「共感」)。」
子「ちがう。」
父「保育所で、なにかあったのかな(「想像」)?」
子「トンボ。」
父「ヘぇー、トンボね。保育所で『トンボのリズム遊び』を習ったんだ
 ね。」
子「ならった。」
父「それは、どんなの?教えてよ?」
子「いいよ。」
 トンボのリズム遊びを、やって見せてくれる。
父「あれー、いつもの『汽車汽車』と同じだね。だから、気に入らないの
 か?」
子「いや、きらい。」
父「トンボの歌は、どんな歌なの?」

 このあと、子どもがさらにお話を始めたり『トンボのメガネ』の歌を歌い始めたら「やりとり」が成立です。 


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