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半熟日和

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“未熟で、ままならない日々を書く”。毎日書いている400字以上のnoteをまとめています。現在は土日祝日を除く週日更新です。800本を機に「毎日note」から「半熟日和」にマガジ…
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2022年5月の記事一覧

書いたら欲しくなっちゃった。

このnoteで『毎日note』が実質160本目になる。ちょっとキリが良い。書けば書くほど、日々「もっと集中して書けたら……」と頭を抱える時が多い。SNS、漫画、テレビ、おしゃべり……日常に潜む誘惑の多いこと。 デジタルデトックスとか、自宅以外で作業するとか、色々対策はあるかもしれない。けど、習慣であるこのnoteのために、そこまでやる必要があるのかな? という疑問もある。むしろそういう誘惑、娯楽の延長上にあるような気持ちで臨めるのが続けるにはベストなんじゃないか? そう思

気だるい日曜日。

昨日、3回目のワクチンを打ってきた。1回目も2回目も、微熱でちょっと筋肉痛みたいに打った腕が痛いな〜くらいだったので、今回もそのくらいだろうと予想していた。 ところがどっこい、今日起きると体が怠くて重い。発熱はあったものの、そんなに高くはない。けれど、とにかく節々がいたい。久しぶりの感覚に、無意味に体のあちこちを触ってしまう。お腹のあたりがけっこう熱くて、なぜか二の腕がひんやりしていた。 いつもより寝つきも悪い。夜寝て起きたら4時間くらいしか経ってなくて、そのあと1時間寝

無色透明であることをめざす。

斉須政雄さんの『調理場という戦場 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』を読んだ。本の中で「ぼくにとって本は栄養です。言葉は最高の食料なのです」と斉須さんは言う。この本が、わたしにとってのそれだと、読んだあと思った。 言葉にしてしまうとひどく簡単になってしまうけど、「誠実な仕事」「誠実な人間」とは何かがたくさん詰まっている。 *** 単身フランスに渡った斉須さんが出会った最高の人たち。彼らはみな、「ふつう」の人だったという。「ふつう」とは何かを、同著の中で斉須さんはこんな

笑いあっている声がうれしい。

人の笑い声を聴くのが好きなんだな、とラジオを聴いていて気づいた。 去年からradikoを使って、主に芸人さんがリスナーのラジオを聴くようになった。定期的に聴く番組も固定化されてきて、だいぶ習慣化……されていると思う。 トークやコーナー自体の面白さ、リスナーの言葉に「わ、わかる~……!」と共感すること、通勤時やジムで気軽に聴ける、そういうのが良い。 そして最近、リスナーの笑い声に嬉しくなる自分がいることに気づいた。ひとりで笑っている、というよりも、笑いあっている声。こっち

未来のわたし、「がんばりすぎないこと」をこのnoteを読んで思い出してね。

つぶれてしまうんじゃないか、と恐々過ごしていた日々のピーク、のようなものを越えた感覚が、今、ある。 それは、「本を読もう!」とか「会って話したい人がいるなあ」とか「これ食べたいなあ」とか、同時多発的に「○○したい」という願いがポコポコ湧いてきている感覚があるからじゃないかな~と思う。なんだか、自分の中が健全なものになっているような。 とはいえ、多忙の波はずっと来ないわけではない。なーんでこんなに色々重なるんだろう? と首をひねりながら目の前のことに取り組まざるを得ないよう

「絵を描くのが好き」ってずっと言えなかった。

少なくとも、ここ3〜4年で知り合った方々にはあまり言ったことがないのだけれど、わたしはイラストを描くのが好きだ(もっとぶっちゃけると、好きな作品のファンアートを描くタイプのオタクでもある)。仕事にしたいわけではなく、あくまで趣味として。 中学生の時は、美術部に所属していた。毎日のように絵を描いていた。10分間の人物デッサンを繰り返す、絵画の模写、体育祭の巨大な横断幕、イラスト……。授業中は、眠気覚ましのためにノートの端っこにひたすら目を描いたり(今もたまに描いちゃう時がある

「対等」ってなんだろう。

「対等」って、なんだろうなあと最近よく考える。 情けない話だけど、わたしの中には「学歴とか、キャリアとか、くそくらえじゃ!」と肩をいからせている自分と、その一方でそういうものに劣等感を抱き、落ち込んだり萎縮してしまう自分がいる。 この、器が小さい状態が一生続くのは、しんどいなあ……と思う。いま受講中のTHE COACH Academyのプロコースで、そんな自分を見つめている。このコースは「自分の在り方」を探求するものでもあるからだ。 自分と相手を上下の視点ではなく、もっ

わたしには朝ごはんという楽しみがあるじゃないか!

何もない日でも、朝ごはんという楽しみがある。 寝起き10分後ぐらいが、もっとも健啖な状態で、一番、たくさんご飯を食べることができる。 朝ごはんのレギュラーメンバーは、塩をかけて食べる半熟の目玉焼き、作り置きのポテトサラダと小魚アーモンドの佃煮、お味噌汁、リンゴのジャム入りのプレーンのヨーグルト。飲み物は麦茶と野菜ジュース。このメニューが普段変わることは、めったにない。 主食は、マイブームによって、定期的に変わりやすくなっている。いまは、ごはんの上に、刻み海苔とあられ、味

生活に溶け込む、便利のありがたさ。

本日のnoteは、シャワーの水圧が数日間弱まってしまった、という日常に起きた小さな事件のことです。昨日直りました。 あれ? と違和感を覚えたのは、ちょうど1週間前くらい。シャワーのお湯で髪の毛をすすごうとしたら、いつもより勢いがない。普段はちょっと待てば勢いが戻るのだけど、その日は待てど暮らせど変わらない。結局、「まあ、明日には調子が戻ってるかな?」なんて能天気にそのままシャワーを使いました。 ところが次の日使うと、前日以上に弱々しい。こりゃ大変だ! さすがに家族の中でも

しなやかでチャーミングであること。

一流の人って、しなやかでチャーミングな人のことじゃないか? 1ヵ月ほど前、iPhoneのメモにそんなことを書いていた。何を見て、聞いて、読んで、そう思ったのかはよく覚えていない。ただおそらく、自分がずっと携わっていたいなあと思える場所で、「一流」として活躍している人たちの話を聞くことができる機会があったから、そこから浮かんだメモだったのかもしれない。 メモを読み返して、思う。たしかに、自分が憧れを抱く人たちはみな、どこかしなやかさで、チャーミングな面を持っていた。それはた

パートナーシップ。

最近「パートナーシップ(partnership)」とよく口にします。 意味は、協力関係。共同。提携。「共同で仕事をする相手」「相棒」「配偶者(のような関係)」といった意味の「partner」と、くっつくことで「関係」、「姿勢」、「地位」といったさまざまな「形」を表す接尾辞「ship」で成り立っています(shipって船ってこと? 共同の船……? って一瞬考えたけど違った。一つ賢くなった気分)。 なぜよく口にするのかというと、いま、特に切っても切り離せないコーチングの場で大切

町中華、女の子、フィルムカメラっていいな。

まだまだフィルムカメラを使いたい欲が収まりません。手持ちのカメラのフィルムは、変わらず50枚以上残っています。やっぱり、撮りたいなあ。地元でよく通る場所や、勤務地の周辺の風景写真は、すでにカメラを買ったばかりの頃に何枚も撮影していたので、今は新鮮味が正直なく……できれば人を撮りたい……。 ところで、フィルムカメラによる人物写真の作品で、とても好きなシリーズがあります。

「お金」フィルターを外してみたい。

クレジットカードの「ご利用明細情報」のメールが来た。意気揚々とそのURLをタップする、というよりも、こわごわ覗く感覚に近いものがある。 「お客さまのお支払総額」の金額を見るとき、これは致し方無い……とすでに覚悟をする月や、今月の請求分は抑えたぞ~! と見るのが楽しみになるパターンもあるけれど、ほとんど、見た瞬間思わずギョッとする。けれどその内訳に目を通すと、身に覚えのあるものばかり。この請求が重なったのね、たしかに私が購入したものです……。 なんでこれ買っちゃったんだ? 

からだもよろこんでいる。

「なにかいいこと、ありました?」 トレーナーさんの問いかけに、思わず「えっ?」、と声を上げた。その一瞬、ウォーミングアップでおこなっていた腹筋を刺激する運動の回数がわからなくなる。 パーソナルトレーニングが始まるとき、まずはトレーナーさんに日々記録している体重、体脂肪率などの身体記録、そして食事の記録(LINEの「Keepメモ」に写真を投稿している)を見てもらっている。そこから、次のトレーニングまでの食事の摂り方や運動について話し合う。 「ここの数字が、すごい変化してい