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○○が観ている うつ29/100ヒント

おでこの上が薄いので坊主頭。
黒メガネは昔やってた芸術活動時代から。

でまあ、おじさんなので
めっさ怪しい!

怪しい宗教関係者かと思われるでしょうが
僧侶でも何でもないですw

ということで今回は
お坊さんが如何にも話しそうな~
仏様のありがたいお話
でっち上げさせて頂きます。


「 和尚さま 和尚さま 」

お寺には時々に
辛い悩みを持った方が
相談に来られます。

その方は
親御さんが亡くなった事で
来られました。

私はお寺の本堂で
その方とお話を致しました。

「 和尚様、私は毎日が
  辛くて苦しい気持ちが一杯です。」
「 でも我慢しないといけないと思い
  誰にも言えません。 」


私はその方に伝えました。

「 私で宜しければ
  お話を伺わせて頂きます。 」

「 ただ、お願いがあります。 」
「 お会いした時と帰る時に
  合掌して頂けますか? 」

私はそれ以上を言わず
黙っておりました。

その方は
ポツリポツリとは
話されたのですが
暗い表情のまま
帰っていかれました。

帰り際に
合掌をして下さいました。



その方が再びお寺に来られました。

私が合掌すると
その方も合掌して下さいました。

「 和尚様、辛くて苦しい気持ちが
  心の奥にあります。 」
「 仕事をしていても
  呆然としてしまって・・・。 」


私は質問をしました。

「 ご位牌はどうされてますか? 」

その方は仏壇を
持っておりませんでした。

位牌は置いてあるが
いつの間にかぞんざいに
扱ってると
オドオドされた様子です。

「 仏壇を買った方が良いですか? 」

と聞かれましたが
私は買わなくて良いから
1日1回
ご位牌に手を合わせる様
伝えました。



次に来られた時

「 和尚様、本当は私
  親を憎んでいたんです。 」


と話されました。

厳しい親御さんだった様で
甘える事が出来なかった。
甘えてはいけないと自分を律した。

おばあちゃん子だったとも
話されました。

位牌の傍に
親御さんと祖母の写真を
置かれてはどうですか?

「 そうします。 」
と、帰って行かれました。



次に来られた時
その方は

位牌にお花を飾ったこと
手を合わせた時に
位牌の親に文句を言ったこと
祖母の写真を見て泣いたこと

などを話されました。

そして
「 実は・・・
  お墓参りをしてないんです。 」

と、私の顔を恐々と覗き込む様に
言われました。

「 行った方が良いのでしょうか? 」

私は何も言いませんでした。



次に来られた時
お墓参りに行ったと話されました。

故郷に良い思い出が無かった。
実家を離れてから
ずいぶんと時間が経ったのもあり
決心されてお墓参りに行かれた。

そこでまた
お墓と向き合って
親や祖母への気持ちを
語られたそうです。


・・・。


お寺に相談に来られる様になって
毎回が僅かな時間です。

本堂でその方と共に
四季を過ごしました。


ある時

「 自分の中で
  色々と思う事があって・・・。 」


しばらく来ないと言われました。

どうしても拭えない辛さがある。
心の奥の寂しさ・虚しさはやはり残ったままです。


そう訴えられました。

私は
「 そうですか 」
と言いました。

私からその方に、ある事を伝えました。

「 束の間でしたがお越し頂き、ありがとうございます。」
「 ところであなたは、いつも私を見てお話をされています。」

「 もし良かったら、上を向いてくれませんか 」


・・・

不思議そうな顔で、顔を上げたその方は
ご本尊の仏さまと、目が合った様です。

そして

ゆっくり合掌され・・・。

「  ずっと・・・
 観ていて下さったのですね
 ずっと、観て下さったのですね。 」

ぽろぽろぽろぽろ
涙を落とされました。




後日
その方からお手紙が届きました。

最後に来られた帰り道で
小さな石を拾い
それを仏様として
お守りにしていること

子供と一緒に
お墓参りに行ったこと

自分に合う仕事を探して
何度か転職したこと

地域のお年寄りに
頑張って声を掛けたこと

日々の何の変哲もない様子が
とても伝わってくるお手紙でした。



拙い信仰こそ握りしめなさい


上記の和尚さんのお話はフィクションです。

私は芸術と哲学の人なので
宗教の人でありません。

更に厳密には
ただのしがないおじさんw

あまり読書しないですが
たまたまイスラム教の本を読みました。

著者が聡明な学者で
当たりでした。
( 良著って少ないから )

今、世界から信仰が消えつつあります。
各宗教の信者が激減しています。

唯一
大健闘中がイスラム教です。

なんでだろう?
と興味を持ちました。

そのイスラム教の本
比較宗教学という視点で
主観を抑え様々な角度から
客観的に解説されてます。

でまあ~
その本には書かれていない
色んな事が解りました。

「 著者の知恵 × 私の知恵=答え 」

ネットの影響を無視できない
最近の凶悪事件

秋葉原殺人
ネット投稿者同士の諍いから起こる殺人事件
障害者施設殺人事件
京都アニメーション殺人事件

これらの「動機」
中東のテロリストと実は同じものだと
気付きました。

「 宗教戦争 」というものがある。
と、私も当たり前に思ってましたが・・・
「 実は無かった 」と解りました。



心の問題を抱える人で
新興宗教の2世信者というのがあります。

また
心の問題を解決しようと
仏教やキリスト教に入信される方もいます。

瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)さんは
キリスト教と仏教で悩み、仏教を選ばれました。
樹木希林(きききりん)さんも
小さな仏教系の宗教法人の信者です。

希林さんがそこを選んだ理由
「 年間1500円で安いし、煩わしい行事が全然無いとこ 」
という如何にも、希林さんらしいw


アメリカが中東を支配しようと
だいぶ四苦八苦した時代が
ついこの間です。

資本主義・民主主義という甘い蜜
注ぎ込んだのですが
結局は上手くいきませんでした。

イスラム教信者の9割5分以上は
争いが嫌いだそうです。

でまあ
イスラム教は
めっさ優しい宗教でしたw

今の日本と真逆で
寛容と許容があり
お金儲けOKだけど
必ず弱者に施しなさい。

権力は創らない。

「 どうしても 」
争いをする時は
多数決でなく
全員一致でしなさい。

他の宗教にも
「 別に俺らに迷惑かけなかったら、自由で良いじゃん 」
という信条です。

まず創始者ムハンマドが
神様のお告げにビビッて
「 イスラム教、やってええのかな~? 」
と、バリ弱で悩むとこから
スタートしてますw

イスラム教が拡大する時に
ムハンマドを助けた功労者に
女性達がいます。

ムハンマドに女性蔑視はなく
褒めちぎってます。

姉さん女房で尻に敷かれてます。

日本人全員が、中東で生活したら
日本人であるが故に起こる精神の問題は
劇的に改善するのは明らかです。
( 無いのがもしもで、無いからもしも )

世界には
 "まだまだまだまだ"
「 生きれない 」
人達が何億といます。

イスラム教は拡大中です。
( もう世界で最も信者が多いかな )

と言っても
世界的に人口減少が進み。
AIの発展で
イスラム教も信者が減ると
云う意見もある様です。



イスラム教信者は
メッカ巡礼という聖地を訪れる役割があります。
日本には、お伊勢参りというのがあります。

共通点として
皆で行けないので
代表が代わりに行く仕組みです。

大坂の岸和田地方は
だんじり祭りが人生の中心です。

「 仕事とだんじり 」
どちらか選べと言われたら
だんじりを選ぶ人達です。

日本でこの2年間
お祭りが50以上消えたそうです。



私達の問題(特に日本人)
これを解決する方法は
確実にあります。

しかし
残念ながら
その方法を選びません。


甘い蜜にもう中毒ですから。
( 現代では依存と言うのかな? )



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うつ症状・緩和・軽減・改善するヒントです。 同時に誰が読んでも、少し賢くなる内容にもなってます。 心の災害「 りんかい相談室 」やってま…

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