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痩せるのに、運動は必要なの?

痩せるのに、運動は必要なの?
友人や職場の人によく聞かれる、この質問。

ふんふん。なるほど?

確かに、痩せるだけなら、食事を変えるだけでも可能だ。
単純な話、「摂取カロリー<消費カロリー」になるよう、食事で調整すればいい。

でもね?

私は「運動、ぜひやって!」と言いたい。


私は運動音痴で、動くのが大嫌いな引きこもりだった。
けれど、ダイエットを進める中で、食事制限と運動を並行して取り入れたことで、思わぬ効果を得られた。


なぜ、運動をプラスしたほうがいいの?

科学的に証明されていたり、多くの人が実感している理由として、体を引き締める、基礎代謝を上げるなどのメリットがある。

でも、そのへんはネットで調べたりAIに聞けばもっと詳しく教えてくれるから、ここでは語らない。

それ以上に、私が運動をすすめる理由は


感情のバランスを取るため」だ。

食事制限は、「好きなものを好きなだけ食べたい」という欲求を抑え、「減らしていく」行為。

そのため、「辛い」「本当は食べたいのに」「ダメなのに食べちゃった…」といった、マイナスの感情が生まれやすく、ストレスにもつながる。

特に、食事制限はすぐに成果が出ないこともある。
そのため「こんなに我慢してるのに…」と悩み、マイナス思考のループに陥りがちだ。

一方、運動は「これまでやってこなかった」ことを、「増やしていく」行為だ。

最初は動きたくないという気持ちに逆らうので大変だが、運動を終えた後には「頑張った!」「今日はこれだけできた!」という、達成感がある。

そのときにプラスの感情も生まれさらにポジティブにつながっていく。

運動を積み重ねることで、「私にもできるかも!」という自信が芽生える。
そして、その自信が食事制限への意欲を高め、ダイエットの継続につながっていく。

食事制限と運動は、どちらも欲求に逆らう行為。
しかし、食事制限はマイナスの感情を生みやすいのに対し、運動はプラスの感情を生みやすい。

だからこそ、両方を並行して行うことで、感情のバランスが取れ、精神的にも安定し、自信がつく

その結果、ダイエットの成功にぐっと近づくのだ。


運動を取り入れて、よかった?

私は、ダイエットを始めた当初から食事制限と運動を並行して行った。

食事制限は量・甘いもの・間食を控えめにするという、王道のやりかた。

運動も同時に始めたが、いきなり筋トレや有酸素運動という運動不足の身に鞭打つようなのに挑戦したため、かなり辛かった(笑)

でも、当時「私は、変わりたい!」という強い気持ちがあった。

だから、負担を減らすために、軽めの筋トレや有酸素運動を取り入れつつ、少しずつ歩く距離を増やすことを意識した。

きつい運動をできるようになりたいがために、まずは軽い運動を続ける。
そんな変なスタイルだったけど、結果的にこれが良かった。

それまでろくに動いてこなかった私にとって、近所のコンビニまで歩いて行けたことや、軽いストレッチを5分できたこと。

ほんの些細なことだけど、私にとっては大きな変化だった。

そして、それを積み重ねることで「私にも、できるかもしれない!」という、自信が生まれた。

すると、食事制限への意欲も加速。

当時、食事制限をしていたものの、思うような成果が出ていなかった。

でも、運動を続けることで得られた自信とポジティブが気持ちが、私を動かした。


運動が軌道に乗ってきたのだから、食事制限も、ここで諦めたくない!

そう思い、食事制限のやりかたを見直し、再出発。
すると、体重はスルスルと落ち、体型もスリムになった。

まさに、運動が食事を後押しし、感情のバランスを整えてくれたのだ。


一歩踏み出したい、あなたへ

もし、「運動を始めたいけど、ちょっとハードルが高い…」と感じているなら。

まずは、「歩くこと」から始めてみてほしい。
歩くなら、服装や場所を選ばず、誰でも気軽に取り組める。

近所を短時間散歩する。
室内で軽く足踏みする。

歩くことに慣れてきたら、YouTubeで簡単な運動動画もたくさんあるから、それを活用するのもいい。
ストレッチや体操など、いろいろある。

どんなに短い時間でも、達成できれば、それは素晴らしいこと。
「がんばった!」「よくやった!」と、自分をたくさん褒めてほしい。

また、いきなりハードな運動をすると体にも心にも負担がかかり、逆にストレスになることもある。

だからこそ、無理せず軽い運動から始めて、少しずつ慣らしていくことが大事

ぜひ、食事と並行して、少しずつ運動を取り入れてみてほしい。
運動を続けることで自信がつけば、食事制限も「もうちょっと頑張ってみようかな?」と思えるはず。

そして、身体だけでなく、きっと、心も変わる。

無理せず、自分のペースで、一歩ずつ進んでいこう!

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