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『異人と同人』文字として広がる文芸ライブを体験してみて

豪華すぎる異人作者の文字の共演
文芸を愛する同人への文芸ライブ

い じん [0] 【異人】
① 外国人、特に西洋人。 「 -さん」 〔ヘボン〕
② ちがう人。別人。 「同名-」
③ 普通とはちがう性質・能力をもった人。 「『彼は元来-なり』とて、深く咎もし給はず/蘭学事始」 〔本来は、② が原義。「和英語林集成」(1867年)に訳語の一つとして foreigner が載る〕
三省堂 大辞林 第三版より
どう じん [0] 【同人】
① 「どうにん(同人)① 」に同じ。
② 「どうにん(同人)② 」に同じ。
③ 志・好みを同じくする人。同好の士。仲間。
三省堂 大辞林 第三版より

■参加している異人の方々(50音順)
浅生 鴨(あそう かも)
小野美由紀(おの みゆき)
川越 宗一(ヤキニク・タヴェタイネン)
古賀史健(こが ふみたけ)
ゴトウマサフミ
スイスイ
高橋久美子(たかはし くみこ)
田中泰延(たなか ひろのぶ)
永田泰大(ながた やすひろ)
幡野広志(はたの ひろし)
燃え殻(もえがら)
山本隆博(@SHARP_.jp)

いきなりなんですが、
私は『ライブ』が好きなんです。
音楽とかお笑いとか演劇も広い意味だとライブです。
寄席も好きです。

回数が多いのは『お笑い』です。寄席や芸人さんのライブ。

イベントスペースの中で、閉ざされた場所だからこそ『できるネタ』ってあると思うんですよね。

寄席や若手のお笑いライブだと『誰が出演されているか』を確認せずにふらっと入る事があります。

凄く尖っていたり、シュールなネタなんかがあったり、なんでこのレベルの芸を持つ人が全然に有名じゃないんだろうなんて、その場でわかる事もあってその感覚ってnoteの他の人の作品を読む時の感覚に近いんですよね。
私が知っている新しい発見みたいな。

反面、有名な人達が集まってライブする時もありますよね。
お笑いでの合同ライブだったり、
音楽ならロックフェスティバルみたいなのもそうでしょうし、
劇場を使って演じられる舞台演劇もありますね。

そういう場合は『誰かの見たい人・会いたい人』が主となる場合がほとんどです。
ファンだから見に行く会いに行くわけです。


長い前段になりましたけど『異人と同人』は異人としての特別な表現力を持つ方々が、文芸を愛する同人の為に作られた奇跡的な同人誌だと私は感じました。

このnoteで書かれている作品の1つ1つに対して、今回は私は論評しません。

異人として奇跡の共演をした方々に対して、私の好みを文章として残すのは私の中で敬意が無い気がするからです。

ただ後ろ向きな感想では決してなくて、この本を読み終わった後に出てきたのは感嘆としてのため息でした。

どれも文芸として【レベルが違いすぎるな】と自分の文章との違いを強く感じました。

文芸のレベルが違いすぎる私が論じる文芸評なんて、
恥を知れの一言で終わってしまいます。

凄く面白い。それ以外の感想はありません。
小学生低学年レベルな感想ですがその一言。
感嘆たるため息と面白さ。

『異人と同人』を発行されるにあたって発行人として、中心となってオールスターチームのような執筆者を集めて発行された浅生鴨さんのご苦労も、きっとあったと思います。
本当に出版していただき、ありがとうございます
凄いものを読む事ができました

同人誌だからできる事。
それは前段に書いた『ライブ感』なんです

気をゆるしたファンにだからみせる事ができる作品。
有名な人、著名な方々がいつもとは違う作品にチャレンジする。

いつも披露するような得意技に持ち込まない違う一面。

気のあう仲間にだからみせる、普段とは違う一面の価値って凄い物だと思います。

ファンとして『違う一面が見れた時の喜び』は凄く大きな物なんです。

限られたスペースで参加した私達だけが知っている別の魅力
そんな魅力が『ライブ』にはあります
そしてこの本の魅力として私が感じたのは、繰り返しですが『ライブ感』です。

この『異人と同人』に寄稿された川越宗一さんが直木賞を受賞されて、この本の持つ意味や注目度合いが変わってきました。

全国的にもまだまだ部数が少ない『異人と同人』ですがこの本を見た人は異人達の奇跡の共演にどんな感想を持っているでしょうか。

大好きなライブの後に感想をチェックしてみたい、そんなファン心理もあります。

異人の方々の文芸ライブに興味がある人はチェックしてみてくださいね。

異人の方々が共演される事が文芸としての芸術です。

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石澤大輔
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