『時間の使い方大賞』を受賞する男になりたい
『忙しい』というのは言い訳だ。
そう言われると、辛い気持ちになる時がある。
僕の趣味はトレーニングだ。
難易度の高いアスレチックをクリアするため、日々筋トレを行っている。
平日に2日、土日どちらかに1回。週に3回以上は必ずトレーニング。
そんな生活を、もう数年続けている。
トレーニングには休息も大事だ。
趣味人の僕は、映画も観たいし買い物にも行きたい。
だから、身体を休めるときは映画を観に行ったり、買い物に行ったり。
少し空きの時間ができたら、カフェに行ってnoteを書く。
無駄な時間は極力省いて、自分の好きなことに捧げる。
これ以上うまく時間を使うのは無理だって思っていた。
しかしながら、どうしたって仕事は多い。
休みは、週に2日しかない。
トレーニングも、それ以外の趣味も。
これ以上はできないと思っていた。
『それなら、電車の中とかでもトレーニングしたらどうですか?』
今日、同僚に冗談めかして言葉に衝撃が走った。
確かにそうだ。
僕は、通勤電車の15分は無駄に過ごしている。
僕が鍛えたいのは保持力。
保持力とは、同じ力で握り続ける力。
握るだけでトレーニングできるゴム製のボールがある。
それを15分間握り続ければ、中々効き目がありそうだ。
やろうと思えば、電車の中でもトレーニングはできるのだ。
言われるまで、そんなこと考えたことなかった。
僕はいつの間にか、『時間をうまく使っている自分』に酔っていたのか。
今以上に時間をうまく使おうなんて、しばらく考えたこともなかった。
少し早く起きて、朝一にトレーニングしたり。
5階にあるオフィスまで階段で上がったり。
まだまだ、時間をうまく使う方法はきっとある。
その可能性を探ることを、僕は諦めていたのかもしれない。
もう一度、自分を見つめ直して。
『時間の使い方大賞』を受賞するぐらい、時間を創出できる男になりたいと思う。
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