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へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編 新潟編vol.2
分析係の仕事
早速ボクは分析係の仕事に入る。
分析係の仕事は、単調な作業の繰り返しだった。
クレーム品の分析。
・魔法瓶の保温効力を確かめるため、熱湯を入れて熱の逃げを確認する。
・計測機を使い、穴の空いている箇所がないか確認する。
・水の漏れがないか振って確認する。
全ての検査業務はマニュアルに沿って淡々と行われる。
新入りのボクはベテラン派遣社員 鈴木の指導を受けることになった。
特に
へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編⑩
(→前編より)
好転しない状況
ボクに彼女ができ、武道で体も鍛え始めたが…仕事は一向に好転しない。
2社目の大阪の職場には5年在籍したのだが、2年目、3年目とボクに見切りをつけたのか担当が減らされていく。
2年目、3年目と組織の若干の組織再編があり、2年目に中堅社員の武頼(39 歳)、4年目に新卒4年目の中田(26歳)が配属されてくるが特に人間関係でも好転はなかった。
担当も中田につけた一方、
へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編⑨
(→前編から)
モノクロの生活
2社目。とにかく好転のきっかけが掴めない日が続く。
ボクの売り上げ予算構成比は、営業所の1割程度でインパクトがない数字。
影響度として少なかった。
地方の担当先がメインとなり、ストレートに言うと「うまみのなく、かつ、成果があがりにくい客先」を押し付けて持たされていた格好だった。
つまり、営業活動に対して、効果が出にくい。
売上のインパクトが少ないから、雑用は右肩
へっぽこぴーりーまん書紀〜2社目編⑧
(→前編から)
ボク独自の管理ルール
ボクの指導を任された淡路(仮名)は、諸々ボク独自のルールをつくり始める。
ボクだけ週間行動計画の提出を義務付け
手分けしてしていた事務所の雑用をボクの業務として固定
基本的に営業はある程度大人として自由な裁量が任されていたが、ボクに対しては独自に管理を強化。いわば子供扱いになった。何をするにも自由に行動できない。最終的に仕事のほぼ全ての裁量を奪われた