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ちっぽけな生活

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一介のOLの精一杯の日常
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2020年5月の記事一覧

#34 22歳の記録

#34 22歳の記録

気づいたこと。
お酒で憂鬱を吹き飛ばしたり、無理やり感情の洪水を起こすことをやめた。
しばらく鬱が酷くなったが、最近は仕事が本格化してきたこともあり安定してきた。
人間は「眠る」と「日差しを浴びる」が最も大事だと思った。
次に「そばに自然を置くこと」と「童心を取り戻すこと」、だと思う。

望むこと。
「訳もないのになんだか悲しい」ことが多い。
頭痛も減らないし、腸は本当に弱くてむかつくよ!
むかつ

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#34 No title

#34 No title

忙しくて鈍感になるのは、確か良くない。
知らないことはいつも怖い。結局のところ、知らなくていいことなんて本当にあるのだろうか。
一つ一つの想いを確かめながら歩めている?
何か自分が求めていない相手の気持ちを聞くのは怖いだろう。
でも、何にも聞かずに推し量ってしまったら結局すれ違って上手くいかないのが人間だ。

パソコンの前に一日中張り付いて情報だけ脳に落とし続ける。
家も出られないまま寒暖差だけは

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#33 自己殺人

#33 自己殺人

活字断ちはうまく行ったり行かなかったりしている。
隙間時間で対話をしているイマジナリーワールドの住民が中々心を開いてくれない。数ページ書いてみたが全然納得がいかなくて投げ出してしまった。

憂鬱な瞬間はいつも、恐ろしいほど突然に襲ってくる。
昨日はぽろぽろとギターを弾きながら、スピッツの「ジュテーム」を歌いながら、動けなくなってしばらく停滞した。

ジュリア・キャメロンは創造性を優先しすぎて周囲の

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#32 さびしさのゆくえ

#32 さびしさのゆくえ

「The artist's Way」で魔の4週目に入った。
脱落者を多く生む魔の4週目。なぜだかわかるだろうか。
”活字断ち”という恐ろしいWSの週であるからである。

じゃあなんでお前はnote書いてるんだ!活字じゃないか!って声が聞こえてきたので答えます。自分で書くのはアリというルールです笑
要は自分の創作物以外の全てのinputを止めるというWSだ。しかしそれじゃ社会人の私には到底無理な話な

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#31 自分のために生きるには

#31 自分のために生きるには

自分のために生きるには現状の自分を誰かに丁寧に認められたり愛される過程が必要なんではないかと思う。
最近よく「男のために生きてない」や「好きなことで生きていく」などの強いメッセージの発信をよく見る。そしていつも、羨ましいと思う。

多くの人は自分がどんなに信じていても他者の容認が得られない時、その自信を喪失すると思う。だから、強い言葉をたくさんいいねしてもらっているインフルエンサーはまず「インフル

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#30 麻痺してゆく

#30 麻痺してゆく

大学生活を振り返って、周りの人間関係とかを見渡すとよく思うのが、
「麻痺しているな」っていう感覚だった。
同サークルに元カノと今カノが共存するみたいな気持ち悪い世界がどこかしこに広がって、みんな淀んだ毒に浸かって麻痺していく。
特に演劇サークルがそういう世界で、私はもう一方の世界であったボランティアサークルによく救ってもらった。麻痺が進まないままで4年間寄り添ってもらった。

悪口や噂も酷かった。

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#29 居場所

#29 居場所

わたしたちにはたぶん、居場所が必要だ。
できれば小さな自分の部屋や作られた物語の内側だけじゃなく、生きている人の手や心の中に。
あるいはどこか果てのない広い世界の真ん中に放り出されて見つけるか。
私たちはみんな宿命的に自分以外にはなれないのに、自分が自分である重さを実感として手に入れるために必死にひとりになろうとしたり、逆に誰かに必要とされようとあがきながらしか生きていけないのは、せつない。

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#28 First ZINE

#28 First ZINE

本を出したい。今でも強烈に思う。
大学三年の春、ある出版社の小さい文学賞に作品を応募していた私はその出版社の方から「本を出しませんか?」と言われた。
「大賞とはなりませんでしたが、審査員一同、勿体ないなということで意見が一致しまして…」
ここまでは体中の血液の温度を上げて聞いていた。
嬉しくて嬉しくて走り出しそうだった。
しかし、次にはどん底だった。
「初期費用100万円くらいを見ていただいて自費

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