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変な人

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スタッフが偶然出会った、愛すべき「変な人たち」をご紹介。忘れたくても忘れられない、強烈な個性に乾杯。
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2024年5月の記事一覧

変な人 (49)西武鉄道の、フレディ・マーキュリー男。

 その男は列車の座席に静かに座っていた。  年齢は40歳くらい。  髪は襟首くらいの長さ。…

yzshoten
9か月前
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変な人 (48)ご近所を走る、二刀流チャリンコおやじ。

 二刀流おやじは、自転車に様々な道具を積み、静かに走り去った。  ある週末、近所のコンビ…

yzshoten
9か月前
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変な人 (47)小さな駅前スーパーの、妖怪手伸ばし女。

 その女はわざわざ間仕切りの裏から手を伸ばし、買い物を袋に詰めていた。  いったいなぜそ…

yzshoten
9か月前
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変な人 (46)日高屋の、お酢チャーハン男。

 男は女の前で、それは念入りにチャーハンにお酢をかけていた。  そのカップルを目撃したの…

yzshoten
9か月前
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変な人 (45)とあるローカル駅、写真ニュースを激写する男。

 その男は事件の起こった瞬間を熱心に撮影していた。  といっても、大事件の現場写真を危険…

yzshoten
9か月前
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変な人 (44)葬儀場、ひそひそ話の、おばば。

 そのばあさんの大きなひそひそ声は、シーンと静まり返る式場に響き渡った。  私のずいぶん…

yzshoten
9か月前
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変な人 (43)大江戸線の、お針子ばあさん。

 そのばあさんは、とても熱心に針仕事にいそしんでいた。  しかし、それは電車の中だった。  打ち合わせに出かけるために乗った大江戸線でのこと。  私の前の席が空いた。 「おー、ラッキー」と腰掛ける。  座席の位置は扉から2番目。一番扉側の端の席には年配の女性が座っていた。  そのばあさんの動きがおかしい。  膝の上のトートバックは大きく口が開かれている。  ばあさんはその上に両手を置き、何かを抱え込むようにして、しきりに手を動かしている。  横目で見ると、手元にはハガキ大

変な人 (42)近所の銭湯、セクシーパンツ男。

 風呂屋で出会ったその男は、大変におしゃれなパンツをはいていた……。  それはつい先日、…

yzshoten
9か月前
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変な人 (41)西友のレジに立つ、切り捨て命男。

 その男の後ろには、長い列ができていた。  原因はすぐに判明した。  レジ前にいるその男…

yzshoten
9か月前
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