ぼろぼろになるまで読んだ小説はありますか?
さあ10分note。
「天国はまだ遠く/瀬尾まいこ」
この本ね、だいぶ前の本なのに何度も何度も
ぼろぼろになるまで読み返したんですよ。
今日もネタ探しの途中、書きたくなってしまいました。
チュートリアルの徳井さん、
加藤ローサさんで映画化もされました。
このロケ地に行きたくて、京都府宮津市にまで
行ってしまったこともあるくらい、
大好きなお話。
何ででしょう、最後まで手が止まらなかった小説なんです。
瀬尾まいこさんのやさしい表現と、
誰にも書けない描写が
本を閉じると少しだけ前を向ける気持ちにさせてくれるのでしょうか。
気取らない、飾らない文章が大好きです。
徳井さんの無骨な男を演じる自然さが
好評を得ていました。
民宿たむらのお兄さん、徳井さん以外に
ハマる方いなかったかも。
自殺をしようとしたローサさんが
目覚めてご飯をほおばるのが
とにかくおいしそうなのです。
これだけで白ごはんが3杯食べられそうです。
宮津のどこまでも豊かな自然と
民宿の主人である田村さんの人間性は、
ローサさん演じる千鶴の
心をゆっくりときほぐします。
原作と異なるシーンもありますが、
私は映画でしか表現できない
自然の描写や音楽も大好きです。
熊木杏里さんのうたもすっと胸に響きます。
ぜひ連休明けに心が疲れたら
コーヒーを片手にどうぞ。
あなたにもいつまでも大切にしたい小説は
ありますか。
明日もよき日になりますように。
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