蔦屋書店で出会ってしまったエッセイ
冬支度でついに買ってしまった
USBブランケット。電気流す前から
分厚いもこもこにくるまれて
幸せです。
まだそこまで寒くないのに、
新品を買うと試したい症候群。
むしろコートが暑いくらいですが、
冬支度は少しだけ楽しいもの。
素材が幸せを感じます。
梅田に用事があり、
つい寄ってしまった蔦屋書店。
シェアラウンジができていました。
Instagramで見て気になっていたスポット
だったので、
1時間楽しんできましたよ。
くつろげるソファに、たっぷりの本。
そして、お菓子や小さいパン、おいしいコーヒー。楽しみ放題です。
この世の天国でしょうか。
むしろ泊まらせてください。
お仕事される方、カップルでくつろぐ方、
1人で私みたいにソファでくつろぐマダム、
様々で。
まわり切れないくらいの本のエリアを
ひとつひとつ
手に取ってたらあっという間に
１時間たってしまいます。
その中で今回気になった本。つい買ってしまいました。
益田ミリさん。
なんだかさくらももこさんのにおいもする
この方、淡々と語られている感じが安心します。
特にメジャーな観光地も行かないし、
(つまりガイドブック的なことはない）
連続して旅行するわけでもなく（毎月東京から１か所）
何なら4県目でもう飽きてしまっている。
28県目では「もう旅なんかしたくない」と書かれている。
きらきらした旅ではなく、
本音が書かれた旅のエッセイでした。
淡々と。
旅や、その場所での出会いが語られているから面白いのです。
そして珍しいのが旅に使った金額を
何にいくら、と
事細かに書かれていること。
当時の金額でしょうけれど、
なんとなく「おやつ○○円」という
表記がかわいらしくて、エッセイから旅のリアルな様子をイメージしてしまいました。
旅、したいなあ。自分で行先を決めて、
ふらっと好きなところに行って好きなものを食べて。
誰かの了解を得ずとも、ふらっと旅に出られる。(中略）ひとり旅に出ようとふと、思ったのは、旅に出られる自分だったからなのだ。
いつか私ももっと自由に旅に出られる自分
になります。
子どもも送り出してくれたり、
気が向いたらついてきてくれるかな。
日本中の水族館を回ってみたいし、
行きたい神社やお寺も山のようにあります。
私は大学の卒業記念に青春18きっぷで、東北一周をしました。
まだ雪の降る青森や岩手。泊まるところはネットカフェ。
次の電車が1時間後なんてザラのまち。
JRは当然ボタンを押さないと開かない。
なまっているおじさんたちに道を聞いたり、
おすすめの食べ物を聞くの楽しかったなあ。
旅は出会い、だもの。
次は西日本
（九州は行ったことがないので特に！）
を死ぬまでに回ってみたいと思っています。
まあ若かったからできたことも多かったかもしれないけれど。
今ネットカフェなんかに泊まったら、身体がバキバキになっちゃいますね。
久しぶりに本の天国に行って、
少し浮かれ気味にやりたいことを
思い出したのでした。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。