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わたしの本棚

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3度の飯より本を読みたい、本はわたしをどこまでも連れて行ってくれる魔法。わたしの本棚のきろくです
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#読書感想

自分から遠く、遠くへ | わたしの本棚(2024/5)

自分から遠く、遠くへ | わたしの本棚(2024/5)

本なぜ働いていると本が読めなくなるのか/三宅香帆

5月に読んだ本で一番面白かった。読書の歴史も興味深かったし、「花束みたいな恋をした」を引き合いに出しながらの紐解いていくのも知っている映画だからこそ読みやすかった。「仕事と趣味」の両立の難しさ、これは永遠の人々の悩み。わたしは、割と趣味も大事にできているかなと自分では思ってるけれど、自分の中で「仕事と生活」の境目が少ないからかな〜とか考えていた。

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4月の読書 | 風の吹くままに

4月の読書 | 風の吹くままに

今月はたくさん本を読めた。どれも心に響くものばかりで。とくに生きることに関する話が多かった気がする。生きるということ。生きているということ。谷川俊太郎の「春」という詩のなかに、「生きているということ それはミニスカート」という文があって、どういうことなんだろうと思いながら音読をしていた小学生の頃のわたし。大人になってもさっぱりまだ分からないのである。

小さいコトが気になります/益田ミリ

日常の

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