Yuuri

28歳の人生の旅日記。日々のこと、好きな本のこと、そして心に残る旅のこと📝🍃働きながら世界一周中🌏📍Thailand

Yuuri

28歳の人生の旅日記。日々のこと、好きな本のこと、そして心に残る旅のこと📝🍃働きながら世界一周中🌏📍Thailand

マガジン

  • あっちこっち日記

    旅エッセイ。食べて、寝て、働いて、遊ぶ。世界をぐるりと一周、いつもここではない何処かを探している。わたしの帰る場所は一体どこにあるのだろうか。

  • 世界一周の旅準備

    世界一周の旅に向けた準備の話。いつか旅に出たいあなたへ、かつて旅をしたあなたへ。旅を愛するすべての人が旅に出る勇気が少しでも積もるように。

  • 日々のまま

    エッセイ。みたもの、聞いたこと、感じたこと。あの日の旅のこと。日々のままに、そのままに。

  • 気まぐれ日記

    ふと思ったこと、忘れないようにメモしたこと。それから旅のこと。ほんの少しの心の動きを大切にしています。気まぐれ更新📝

  • わたしの本棚

    3度の飯より本を読みたい、本はわたしをどこまでも連れて行ってくれる魔法。わたしの本棚のきろくです

最近の記事

  • 固定された記事

捨てたわけじゃない | 世界一周の旅に出る

日本を離れたいんだと言った。現実から逃げたいんだと言った。時間が欲しいんだと。これは逃避行なのだと。でも、この現実世界には、大事な人たちがいて、思い出がたくさんあって、日常の中には小さな喜びもたくさんある。なんでもない日のこと、みんなのこと、日本のこと、暮らしのこと、家族のこと、大好きな友のこと、忘れたり捨てたり無かったことにしたいわけじゃない。わけじゃない。明日からわたしは世界一周の旅に出る。 みんなが生きる日々も、わたしのこれからの日々も、なんにも違わないと思う。朝、ど

    • 美しさとは一瞬で、儚い | チェンマイ日記

      2024.11.15 @ Chaing Mai, Thailand タイで過ごす中でのメインイベント、通称「コムローイ祭り」の日を迎えた。ランタンが夜空に上がっていく絶景を一目見ようと世界中からタイのチェンマイに人々が集まる。チェンマイだけで行われていると思われがちだが、この日はタイ全土で「ロイクラトン」という仏教のお祭りの日であり、チェンマイのみならず各地で祝われている。 元々は川の女神へ「1年間大切な水を使わせてくれてありがとう」と感謝を捧げるお祭りで、クラトンという

      • バンコクのスネークファームでワクチンを打つ | 旅の準備

        ※2024年10月の情報です いつかの旅人たちへ。旅に出ることは容易いことだと思って欲しい。いや、面倒だけど、面倒だけれど、ちょっと気合を入れれば誰にだってできるんだ。旅のtipsを残していきます。 今日は旅人なら検討するであろうタイのバンコクにあるスネークファームでのワクチン接種について。ワクチンの料金表も最新のものを載せています💰 世界一周に行くにあたり、大事な準備のひとつはワクチンを打つこと。行く場所にもよるけれど、アフリカや中南米、アジアの田舎地方などもルートに

        • はじめて友だちができた夜 | チェンマイ日記

          2024.11.11 @ Chaing Mai, Thailand 賑やかな市街地から少し離れた場所にきた。ここで1週間ほど過ごす予定。宿に向かうタクシーの中で、宿から予約サイトを通してメッセージが届いた。なんと日本語だった。丁寧な日本語は、タイの人が頑張って翻訳したとは思えなかった。到着してみると日本人の男性と、タイ人の女性が出迎えてくれた。このご夫婦が宿のオーナーさんらしい。大阪出身だという男性の関西訛りの日本語がなんとも心地よくて、ここでの滞在はもう安心だという気持ち

        • 固定された記事

        捨てたわけじゃない | 世界一周の旅に出る

        • 美しさとは一瞬で、儚い | チェンマイ日記

        • バンコクのスネークファームでワクチンを打つ | 旅の準備

        • はじめて友だちができた夜 | チェンマイ日記

        マガジン

        • あっちこっち日記
          8本
        • 世界一周の旅準備
          6本
        • 日々のまま
          29本
        • 気まぐれ日記
          25本
        • わたしの本棚
          23本
        • この街に抱かれる
          4本

        記事

          6台乗り継いでたどり着いた街 | ルアンパバーンからチェンマイ日記

          2024.11.6 @ Chaing Mai,Thailand 陸路で30時間の移動。ルアンパバーンから全部で6台乗り換えてたどり着いたチェンマイ。道中、きっともう2度と会わないひとたちに出会い、言葉を交わして、優しさを受け取った。予期せぬハプニングが起こり、その度にひとつひとつ自分のありとあらゆる引き出しから、色々な知恵や経験をひっぱりだして乗り越える。できるだけ、できるだけ前向きに物事を捉え、プラスの体験に変えていく。予定通りではなくても、思っていたものと違くても、それ

          6台乗り継いでたどり着いた街 | ルアンパバーンからチェンマイ日記

          いったいラオスにあったものは | ラオス日記

          2024.11.6 @ Luang Brapang, Laos 日々の生活に余白ができた。旅を始めてよかったなと思うことのひとつ。洗濯だとか、身の回りの整頓だとか、変わらずにやらなければならないことももちろんあるけれど、家事全般のほとんどをやらなくてよくなったし、友達との予定もないし、とにかく時間がある。その分、勉強したり、映画を見たり、本を読んだり、もちろん余暇に充てる時間も増えたけれど、それでもまだ時間がある。ぼーっとする時間が増えた。カフェに入って、すぐにスマホを開か

          いったいラオスにあったものは | ラオス日記

          バスで国境越え、ヴィエンチャンへ | タイからラオス日記

          2024.10.30 @ Thailand→Laos ウドーンターニーのバスターミナルから出ているヴィエンチャン行きのバスに乗って、タイからラオスへ国境を超える。バスは1日に6本出ている。席の予約は出発の1時間前にならないと出来ないらしい。11時発のバスに乗るべく、窓口へ向かった。きっちり10時〜窓口があいてちょっと意外だった。チケットは80バーツ(約360円)と激安。移動時間は大体3~4時間ほどとのこと。座席は予想通りに狭くて硬かった。 バスの中でダウンロードしていた映

          バスで国境越え、ヴィエンチャンへ | タイからラオス日記

          ウドーンターニーでの日々のこと | タイ日記

          2024.10.28 @udornthani,thailand 昨日はなんだか身体が重かったので、タイマッサージに行った。やはりバンコクと比べると、全体的に少し価格が下がる。バンコクでは1時間あたり350バーツくらいが相場だったが、ここは200〜300バーツ。昨日は中心地の割と綺麗なところに行き、それでも290バーツだった。とっても気持ちが良くて、スタッフさんの感じも良くて、100バーツほどチップを払った。ウドーンターニーを出る前にもう一度行きたいな。 どうやらこの街には

          ウドーンターニーでの日々のこと | タイ日記

          世界一周に行く前にやるべき手続きのこと | 旅の準備

          ※2024年10月時点の情報です いつかの旅人たちへ。旅に出ることは容易いことだと思って欲しい。いや、面倒だけど、面倒だけれど、ちょっと気合を入れれば誰にだってできるんだ。旅のtipsを残していきます。 国外転出届を出す 国外転出届は居住している市区町村の役所で手続きができます。国外転出届=日本から住民票を抜く、ということ。1年以上日本を離れる人であればマスト。1年以内の場合には出しても出さなくてもよさそう。ただ1年未満でも出した方がいい場合もあるので、各々の状況に当て

          世界一周に行く前にやるべき手続きのこと | 旅の準備

          旅は楽しく、そして苦しい | タイ日記

          2024.10.25 @ Udorn Thani, Thailand 1年というものは振り返るととても早い。あれは確かもう1年半も前のことだったかと思い出すような記憶は、とても新しく感じるものばかり。旅をしていると、長く感じるのか、もっとあっという間なのか、どちらの感覚なのか楽しみだ。 大人、子ども、老人、僧侶、日本人、タイ人、アメリカ人、フランス人、など。駅のターミナルを見渡すと様々な人がいる。それぞれに人生があり、喜びや絶望がある。自分が日々繋がっている日本社会の中の

          旅は楽しく、そして苦しい | タイ日記

          男も女も年老いていく | バンコク日記

          2024.10.20@Bangkok,Thailand この世界に生まれた意味だとか、考えても仕方ないと思うのだけれど、それでもわたしはそういうことをいつも考えてしまう。人間とは傲慢で、怠惰で、そして情熱的で愛情深く、面倒である。 わたしはこんなことをずっと考えながら、そうして年老いて、40歳になって、50歳になって、死んでいくのだろうか。いつかヒッチハイクをしたときに乗せてくれたおっちゃんの言葉が今なら少しだけ納得できる。「全員、クソジジイとクソババアになる」。 向

          男も女も年老いていく | バンコク日記

          とにかく歩く、歩く、歩く | バンコク日記

          2024.10.19@ Bangkok,Thailand とにかく時間があるので歩いている。3kmくらいの距離であれば、BTS(タイの地下鉄)やGrab(タクシー)などを使わずに歩く。ただただ、ただただ歩いた。昨日の夜に観た映画「セレンディピティ」のいくつかのシーンを思い出しながら、あれは流石に出来すぎた映画だったと思いながら、でもわたしはあぁいう人生を生きたいと思った。わたしはいつもセレンディピティの中を生きる。 タイに来ておきながらだけど、わたしは寺院に専ら興味がない

          とにかく歩く、歩く、歩く | バンコク日記

          どこにでも生活がある | バンコク日記

          2024年10月15日@Bangkok/Thailand 本当にありきたりなことをいきなり言うけれど、どこでもなんでも大体あるなぁとつくづく思う。生きていくために必要なものは。そりゃそうだ、ここにも人が住んでいるのだから。この世界のどこにでも生活がある。この場所にタイにはなくて、日本にしかないものなどないように見えた。なんでもある。むしろ日本よりあるように見えてしまう。少なくとも前に私が住んでいた千葉のはじっこの街よりは。ここがタイの大都市であり、日本街があり、大きな大きな

          どこにでも生活がある | バンコク日記

          分からないことだらけの日々

          誰もいない実家で、窓から陽が差し込み、ふわふわと宙に浮いた自分の心ははっきりしない輪郭をしていて、わたしはそれをぼーっと眺めていた。もう10月だというのに驚くほど暑い日だった。予定のない平日の昼間などいつぶりだろう。 9月で会社員を辞め、10月から生活が変わった。いわゆるフリーランスのような働き方になった。時間や場所にしばられず自由になった。これはわたしが探していた自由のうちのひとつなのか、まだ分からない。 すぐには慣れないと思っていたこの生活に、ものの2日くらいで慣れた

          分からないことだらけの日々

          自分のために

          魂が震える1日だった。わたしは歌えないけれど、自分のために自分の言葉を綴ろうと誓った夜だった。たくさんのアーティストさんたちが、たくさんの気持ちを、小さな想いを、誰かへの愛をまっすぐに歌っていた。誰に届くかなんて関係ない、でも誰かに届くように祈りながら、誰かを想いながら、自分の命を燃やし続けるために、歌っていた。 自分のために歌え、と彼は歌い叫んでいた。誰かのためにと思いながら、最後にその矢印がたどり着くのは自分だ。自分のため、結局はそうなのだ。優しくするのも、真面目にやる

          自分のために

          昔は明るかった話、など | 気まぐれ日記

          昔は明るかった。世の中も自分も。エンタの神様が毎週あれば、それだけで幸せだった。我が家は22時には消灯ルールだったけれど、布団をテレビに被せて光や音がこぼれないようにし、声を押し殺して笑った。最後のトリを飾る波田陽区が出てくると、あ〜終わっちゃう。。。と残念な気持ちになった。途中からどぶろっくになったっけ。同世代の人なら分かってくれるのでは、と思う。 日本の未来は明るいと誰もが信じていた。世界が羨むほどに。好きな人が優しかった、嬉しい出来事が増えた。いつも今日より、明日。明

          昔は明るかった話、など | 気まぐれ日記