教え子とオンライン飲みの話
その時の縁と繋がりがあって、小学5年生の男の子の家庭教師をしていました。
落ち着きのなさとと他者とのコミュニケーションの苦手さがある子で、名目上は家庭教師といいつつも、親御さんが求めていたのは、家族以外で、本人が信頼してその時々の悩みや思いを聞いてもらえる人が欲しいと言うところにありました。
通い始めた当初は「お前誰やねん」「何しに来てん」「頼むから帰ってくれ」と言われ続けていましたが、1回2時間、月に2回のペースで通わせてもらっていました。
あれから12年。小学生だった男の子も今や24歳の立派な青年です。
本人の人生の約半分を一緒に過ごさせてもらいました。小学校、中学校、高校、大学・・・様々なライフステージの中で湧き上がるもどかしさや悔しさ、喜びや達成感を一緒に共有してきました。高校生になってからは月に1回の頻度で、大学卒業のタイミングで家庭教師としての役割は終了し自宅に伺う事は無くなりました。しかし、繋がりは続いていて時々近況を聞きがてら一緒に飲みに行ったりカラオケに行ったりはしていました。
しかし、コロナ禍になったり、私の家庭がのっぴきならなくなったりで、一年近く会えない状況が続きました。
そんな中で、直接会う事は難しいまでもオンラインならと調整して、ようやく昨夜久々のオンライン飲み会を開催。
本当に楽しい時間。
昔は先生と教え子という関係で、勿論その部分は今も残っていますが、特に大学生になってからは良い出会いが沢山あり、確実に自分の世界を広げて深めていたので、今はどちらかと言うとこちらが自分の知らない世界を教えてもらえている感じ。
この一年の様子を聞いていても、私の知らない世界で、さらに良い出会いがあったようで、考え方や視野が広がっていて感心しきり。本当に良い青年に育っているなぁと焼酎片手にしみじみ思っていました。
次回のオンライン飲み会の日程を決めて日付が変わるギリギリで今回は終了。気持ちの良い時間でした。私も彼に恥じない様に頑張らないと。
今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。
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