【読書】組織不正はいつも正しい
不正や不祥事は特別な会社にだけ起きるのではなく、どんな会社でも起きうるもの。ちょっとした顧客対応、ものづくりの一工程、SNSでの一つの発信、、、今はどんな会社でも何かの拍子で大きなリスクに直面することがあ
りえます。
犯罪学者ドナルド・クレッシーが理論化し、その後、公認会計士であったスティーブ・アルブレヒトが精緻化した「不正のトライアングル」では、不正に手を染めてしまう原因を「機会」「動機(プレッシャー)」「正当化」という3つの要素で説明しています。不正ができるチャンスがあ