双極性障害の症状がマシなときにやっておくべきこと3選
こんにちは、ゆうたです。
本記事では、「双極性障害の症状がマシになったらやっておくべきこと」を解説します。
双極性障害は非常に大きな波がある病気。躁やうつの症状が軽い時もあれば重い時もあり、安定している時期もあれば不安定な時期もあります。
症状が重いときは治療に専念しなければならないため基本的に何もできない時期ですが、症状が軽くなった時は活動できる、という方が多いでしょう。
本記事で解説することを症状が軽くなった時に(マシになった時に)やっておくと、次の症状が重い時期を乗り越えることができるかもしれません。
そんな方法をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
1.マニュアルを作ること
マニュアルを作ることは、症状がマシな時に最もやっていただきたいことです。
「マニュアル」とは、双極性障害の症状を悪化しにくくするためにやっておくことや、ご自身の健康な期間を長くするためにやるべきことをまとめたリストを指します。
マニュアル作りを症状がマシな時にやっておくと、こんないいことがあります。
双極性障害の治療の本質は「寛解状態を目指すこと」「大きな症状の波を少しでも小さくすること」なので、マニュアル作りがそのまま寛解への近道となります。
マニュアルの具体的な作り方は別記事で詳しく解説する予定なので、楽しみにお待ちください!
2.うつ状態が来ることを想定して食糧を準備しておくこと
これ、意外にみなさんやっていないことが多くてビックリするんですよ……。
うつ状態になってしまうと食事を作る意欲が失われたり、食事をとらない方が多くなるんです。僕もそうです。
でも、食事をとらないとよりうつ状態が悪化したり、体調も悪くなってしまいます。そしてうつ状態がさらにひどくなる「悪のスパイラル」が完成してしまったらなかなか抜け出せません。
これを避けるために、うつ状態でも食事がちゃんととれるように準備しておきましょう。
うつ状態はいつ来るかわからないので、生鮮食品や野菜、お肉など賞味期限が近いものを準備するのは避けましょう。
私のおすすめは、レトルト食品やカップスープ、レンチンですぐ食べられる冷凍食品やパックごはん。
私の場合、特に冬に深いうつ状態になることが多いので、レトルトカレーとパックごはんを常備しています。身体を温めたいときのためにお茶も常備。
お湯を注いだりレンチンできるものをストックしておくのがコツです。
3.緊急連絡先を作ること
激しい躁状態や深いうつ状態になってしまったときは、あなた自身だけで日常生活をおくることが難しい、なんてことも……。
誰かに助けてもらわないと生活できないタイミングが必ずやってきます。
その時のために「緊急連絡先」を作りましょう。
主な連絡先としては、
はもちろんのこと、
も忘れずにリスト化しておきましょう。
スマホのメモ機能にまとめておくのがおすすめです。
うつ状態の時は頭が働かないことが多いため、パッと見えるところや分かりやすいところに連絡先をまとめておきましょう。
深いうつ状態になった時はスマホの中の緊急連絡先を探すことさえ億劫になってしまうので、紙に書いて分かりやすいところに貼っておくのもおすすめです。
4.まとめ
本記事では、双極性障害の症状がマシなときにやっておくべきことをご紹介しました。
どれも本当に大切なことなので、「最近症状がマシになったな〜」とお感じの方はすぐにやっておいて損はありません。
また、現在症状が重い方は頭の片隅においておき、症状が落ち着いてきたらすぐにやっておきましょう。
この記事を何回も見直して、できていないところはすぐに実践し、次の症状が重くなるまでに備えておいてください。
この記事を読んでくださった方の症状が少しでも良くなることを祈っております。
疑問点や、「自分はこういうことに気をつけてるよ!」のようなご意見はコメント欄にてぜひ教えてください👇
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