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情の功罪:治療者としての葛藤と気づき

情の功罪:治療者としての葛藤と気づき

日々の診療の中で、多くの患者が同情を求めていると感じています。かつて私は、人に同情し、心を許させ、そこに入り込み、依存させるという手法を取っていました。そのような振る舞いをしていた過去の自分は「カス野郎」だったと痛感しています。これに気づかせていただいたのは、内海先生のおかげです。

では、私が過去に使っていた「情」とは何だったのでしょうか。

辞書によれば、「情」には以下のような意味があります。

1. 物事に感じて起こる心のはたらき。感情。気持ち。
2. 他人を思いやる心。なさけや、まごころ。情愛。
3. 男女間の愛情。情愛。恋情。
4. 本能的な欲望。欲。
5. あじわい。趣味。風情。おもむき。
6. 実際の様子。有様。状態。情況。
7. 本質。性質。

今回は、このうち感情の面での「情」について考えます。

私は群馬での活動初期に、人に対して「情」をかけることを露骨に行っていました。人の心をコントロールすることをしていたのです。そして、それが返ってきたのは、自らが「〇民メディア」で他人に情をコントロールされ、見事に騙されるというしっぺ返しでした。まさに自業自得でした。

その後、精神分析に取り組む中で、身体を治してほしいと訴える患者の中に「情」を求めてさまよう人たちがいることに気づきました。こうした人々は、治してほしいと言いながらも、実際には自分に同情してくれる人を求めて医療機関や自費診療を渡り歩きます。そして「同情」を自分の糧としています。

私のこうした患者への対応策は、「銀河英雄伝説」の「冷徹な義眼」という異名を持つオーベルシュタインのような冷徹さを持つことです。一切の情を切り捨て、冷静に状況を突き詰めるのです。このアプローチを取ることで、依存的な人を引き寄せやすい自分自身に対してもツッコミを入れています。

「情」は、人が治るために必ずしも必要なものではありません。一方で、情けは人を依存状態にする手段になり得ます。多くの依存ビジネスは後者を利用しているのです。
そして、患者側も情をかけてくれるように深層心理で求めている人は多いと感じています。

私が内海式精神構造分析法を使う理由は、過去に後者の依存ビジネスを行っていたクソな自分に対して最も有効な手段だと感じているからです。そして今、私が「情」をかけるのは、本当に大切だと思う人に限っています。その際には感情豊かにぶつかることになるでしょう(笑)。

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