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生き方

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#映画

「今日やりたいことは今日やらねば」と思うようになってきた

「今日やりたいことは今日やらねば」と思うようになってきた

最近、やや睡眠不足で弱っている。

理由ははっきりしていて、数時間寝たところで目が覚めてトイレに行き、そのあと眠れなくなるのだ。しばらく前まではこうではなかった。

夜中にトイレに行くパターンは以前からあったんだけど、最近は2回目の寝入りがスムーズにいかずにそのまま起きだしてしまう。そして、そうなった理由は、睡眠時間を2つに分ける生活をくりかえしたからだろう。

もともとは午前中ぐっすり寝るパター

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本を読む人

本を読む人

こんにちは。こんばんわ。おはようございます。

このnoteは、いま週一で書いているわけなんだけど、「なぜ書いているのだろう?なにを書きたいのだろう」というのをさっきからつくづく考えてみたところ、書きたいことというのは特にないとわかった。

もちろん「書けること」ならばいくらでもある。腐るほどあるけど、書けること=書きたいことではないわけで、それでもあえて書いている理由はひとつしかない。これまでこ

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多くのものごとは、見方によってはコメディ

多くのものごとは、見方によってはコメディ

・・というのは当たり前といえば当たり前なんだけど、もしかすると日本にはこの感覚がちょっと足りない人が多いのかもしれない。ややエラそうだが、最近そう感じさせられることがいろいろあったので、ちょっと書いてみよう。

ところで、「コメディ」というのは古い歴史を持つ言葉で、ウルさい人もいるのは承知している。以下は、あくまで一シロウトとしての

にもとづいているということをあらかじめお断りしておきます。

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大人も安心して遊びたい

大人も安心して遊びたい

純粋な遊びの時間

このnoteでは、仕事の話をしないことにしている。

以前は、ぽつぽつと仕事にまつわる話題なども出していた時期があったけど、いまはそういうのをかぎりなくゼロに近づけている。

昨日の記事は仕事について語っているので、もちろん、仕事のヒントにしてもらっていいのだが、ぼくはあの文章を通じて仕事はしていない。「検索と仕事」というアイデアで遊んだだけだ。

ならば、仕事のことを考えてい

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ある日、世界中の人間が、死に絶えてしまった。

ある日、世界中の人間が、死に絶えてしまった。

ある日、世界中の人間が、死に絶えてしまった。

感染症なのか何なのか、原因はまったくわからない。なぜか自分だけが生きのびているのだが、その理由もわからない・・というようなシチュエーションではじまる映画を昨晩観た。『孤独なふりした世界で』(2019)

場所はアメリカの田舎町で、たったひとり取り残された男性が主人公だ。

かれは公共図書館を住みかに決め、人気のないスーパーから食材を取ってきて調理し、

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だが、選挙っておもしろい

だが、選挙っておもしろい

スポーツには、「地面の上でやる競技」、「水の中でやる競技」、「氷の上でやる競技」などがある。

水の中には水の中の理屈があり、氷の上には氷の上の理屈があるので、地面の上でやるようにはやれない。

ぼくは20年くらい水泳に凝っていた時期があるのだが、おもしろくなってきたのは、水の理屈に逆らわないようになってからである。

などと言うのは机上の空論だ。

正論をおしつけても水は動いてくれないが、妥当な

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定食屋はなぜ飽きられないのか?

定食屋はなぜ飽きられないのか?

定食屋の話

昨日紹介した映画『精神』には続編があり、『精神0』(2020)という。当然ながらすごくいい作品なんだけど、今日はその紹介ではなくて、映画の中に出てくる定食屋の話をしたい。

診療所「こらーる岡山」の近所に定食屋があって、映画の中にちょくちょく出てくるのだ。

その定食屋は、精神病患者の社会復帰を支援してくれているところらしくて、つまり、おいしいことはおいしいのだろうが、福祉の延長っぽ

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自慢できる人生とは ―『精神』(2008)―

自慢できる人生とは ―『精神』(2008)―

最近、ネットを見ていて、若い人の言動にある種の傾向を感じることがある。それは

にかなりこだわっているように感じられることだ。逆に言えば、

みたいな感覚の人が多いということでもある。ばくぜんとした印象にすぎないけど、そういう風潮があるように感じる。ただし

など、考え始めるとよくわからないし、まちがっているかもしれないけど、まあ、そんな風に思えるというだけのことです。

イケてる人生

そのうえ

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スリもパチンコもなんでも同じ

スリもパチンコもなんでも同じ

この動画は、ロベール・ブレッソンの『スリ』(1958)の1シーンである。

女性がハンドバッグをわきに抱える瞬間に新聞紙とすり替えている。あざかな手口だ。

ただし、この手口はプロのマジシャンから演技指導を受けたのだそうで、現実のスリは、ここまであざやかではないだろう。

映画は「見せてナンボ」の世界なので、できるだけあざやかに見せなければならない。しかし現実のスリは見られたら終わりである。

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だめならやめればいいだけ:noteをリニューアルします

だめならやめればいいだけ:noteをリニューアルします

このnoteは、とくにテーマを絞らず、おもいついたことを書くスタイルでやってきた。

最初は、練習のつもりで、そのうちジャンルを絞り込もうと思っているうちに、だらだらと続いてきてしまった。

ジャンルをしぼるのが大変かと言えばそうでもない。たとえば「映画にまつわるブログ」みたいなものにすれば十分に持続可能だと思う。にもかかわらずあえてジャンルをしぼらずに書いてるには理由がある。

ジャンルフリーで

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好きなことが2つ以上あるとおもしろい

好きなことが2つ以上あるとおもしろい

「急がば回れ」と「善は急げ」は、よく考えてみると正反対のことを言っている。「急がば回れ」が真実なら、

ということになるはずだし、逆に「善は急げ」が真実ならば、

になるはずである。でも、「どっちがホントなんだ?」などと考えてもむなしいのである。状況次第で使い分ければいいことだ。

気持ちばかり焦って空回りしそうなときは、「急がば回れ」と自分に言い聞かせればいいし、やらないければいけないことを後回

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生まれながらにモテる人とは

生まれながらにモテる人とは

世の中には、生まれながらにモテる人というのがいる。「生まれながら」はおおげさかもしれないが、 努力しなくても勉強ができる人がいるように、何の努力もなしに自然にモテる人というのがいる。

いわゆる恋愛強者というタイプで、人口の3割程度がこれ該当すると言われている。

恋愛強者は、思春期に入るとさしたる努力もなしに自然に異性と付き合い始めたりするんだけど、そういう人はぼくの見たかぎりでは、ルックスもさ

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天才が映画を見ないのはなぜか

天才が映画を見ないのはなぜか

「ギフテッド」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

知能指数が130以上ある人がそう呼ばれるのだそうで、全人類のだいたい2%くらいが該当するといわれる。ちなみに知能の標準は100である。

ギフテッド(gifted)の文字通りの意味は「ギフトを与えられている人」ということで、この場合のギフトとは、お歳暮ではなくて、天賦の才能ということである。

ぼくは最近、ギフテッドに関するウェブ記事をよく読

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タランティーノの「好きな映画20」

タランティーノの「好きな映画20」

映画好きの人から、その人の好きな映画のリストを聴くのは楽しい。読書好きの本棚を見せてもらうのと似ていて、その人のことがいろいろわかるのがおもしろい。

同じように、ゲーム好きの人から好きなゲームを挙げてもらうのも楽しいし、海原雄山みたいな人(「美味しんぼ」のキャラクター)からベスト料理を挙げてもらうのもきっと楽しいだろう。

鉄道ファンから好きな駅名を聞くのもいいし、あるいはパチンコマニアから、好

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