yurinomemo

北海道・苫小牧在住のイラストレーター🎨YouTubeで紹介しきれなかった創作の裏話や日常の出来事を綴っています。みんなのフォトギャラリーにもイラストを登録中。『ゆりのめも』で見つけてください🌿

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  • イラストを選んでくださりありがとうございます(ゆりのめも)

    「みんなのフォトギャラリー」からイラストを選んでいただけたことがとても嬉しいので、皆さんが書いた記事をマガジンにまとめています✼(ゆりのめも)https://note.com/yurinomemo

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    頭の中の一片、視点の一部、心の断片をここに。文章、メモ、イラスト、写真、詩。好きな形で表現された日々を集めます。動画の裏話も。

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1000枚のまるい絵が動き出す日

かつて、1日1枚のペースで、私の想いや季節の変化を円(まる)の中に描き続けたシリーズがある。「まるいえ」と名付け、その円の中に毎日表現し、3年で1000枚を描き切った。 1000枚描き切ったあとも、実験の日々だった。絵の具でまるいキャンバスに描いたり、写真に挿絵風に添えてみたり、アニメーションにして動かしたり、モックアップにしてみたり。気づけば「まるいえ」はカレンダーやイラスト集にもなり、いろんな形で手元から飛び立っていった。 絵柄はどんどん変化して、最初と最後では全然違

    • ひとりで見れる世界があるのはひとりじゃないから

      ひとり旅することを決めた日と、旅先の小樽で過ごした様子を動画にした。 少し前、恋人との未来が危ういと感じる瞬間があった。お互い望んでいないはずなのに、いつの間にか胸が締め付けられるような苦しい時間が続いていた。数日経った時にふと思った。「ふたりで同じ景色を見られない未来なんて、ひとりの世界に何を感じればいいんだろう」。ひとりで生きることを楽しんでいる人が大勢いるのはわかっている。でも「この先、ひとりで見る世界なんて、つまらないんだろうな」そう思った。 その時に頭に思い浮か

      • まるい絵の未来

        北海道・苫小牧の図書館で過ごした日と、翌日にTシャツ用のイラストを描いた様子をvlogにまとめた。 家を出た時は図書館を目指していたのに、何歩か歩いたところで海に行きたくなって、そのまま足を向けた。「消えゆくものへ」の素材も、この時の海辺で撮影したもの。 1時間半ほど海にいて、ここから図書館まで歩き続けられるか考えた。道を調べると途中までは行けるけど、どうしても海から離れた道に出なきゃならない場所があるとわかった。 いっそ海で気が済むまで過ごして、家に帰ってもいいかもと

        • 木版画の講習会で感じたこと

          木版画の講習会に参加した日のことを動画にまとめた。 やりたいことはたくさんあるし、それを深めていけばいいはずなのに、なぜかいつも新しいことに手を出してしまう。自分の中で積み上げた1を10にするより、定期的に「自分は0だ」とリセットして、また1を探そうとする。好奇心があると言えば聞こえはいいけど、過去の自分を否定するのも違う。 それでも、「何か新しい体験がしたいな」という日があった。それは普段する散歩のコースを変えてみようかなとか、行ったことのない雑貨屋さんを巡りたいなとか

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        1000枚のまるい絵が動き出す日

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          理解されない場所で立ち止まらない

          おにぎりと温めたお味噌汁を持って家を出た。目的地は別にあったけれど、なんだか心が海を求めていたような感覚で、気づいたら海へ向かっていた。海は家から歩いて行ける距離にある。厚着をして正解だった。 いつも朝はたっぷり食べるけど、最近はコーヒーと果物で済ます日もある(理由はまた別の機会に書けたらいいな)。この日は朝ごはんを食べていなくて、海に着く頃にはお腹が空いていたから、持ってきたおにぎりとお味噌汁を食べて、しばらくぼーっと過ごしていた。 せっかくだから少し動画を撮ろうかなと

          理解されない場所で立ち止まらない

          上質な孤独と急速なつながり

          新しい動画をアップしたので、そのことについて。 前回noteで、最近の体調不良について少し触れて、その改善のために対策を取っていると書いた。 結果として完治には至っていないけど、少なくとも悪化はしていない。 その対策とは、ざっくり言えば「信頼できる人との交流を増やす」こと。不思議なもので、交流を増やすことで逆にひとりで過ごす時間が、より深く、純粋で上質な孤独に変わった。ひとりの時間が、今まで以上に特別なものに感じられるようになった。 今回の動画は、最近写真を撮っていな

          上質な孤独と急速なつながり

          100本の動画を通して | イラストレーターという選択

          1週間ぶりに動画をアップした。昼過ぎから作り始めて、夕方には完成。6分ほどの短い動画だったけれど、入れたい言葉はハッキリしていたから、迷うことなく仕上げられた。今日はとにかく調子が良かった。だからこそ、こういう内容が作れたんだと思う。 ここ最近、体調に不安を感じることが多かった。風邪を引いたわけではないし、食欲もある。睡眠だって取れている。でも、呼吸が浅くなって動けなくなったり、耳鳴りがひどくなったり、体に変な力が入ってソワソワしてしまう。そんな症状が立て続けに現れた。時に

          100本の動画を通して | イラストレーターという選択

          ひとりの時間に広がる世界

          毎日が驚くほど高速で過ぎていく。 今年の1月に北海道に引っ越して、4月から生活スタイルがガラリと変わり、ひとりで過ごす時間が増えた。そして9月、さらにひとりの時間が長くなった。恋人と過ごせるのは、朝のわずかな時間と、夜にお酒を飲む短いひととき。1日の大半はひとりで静かに過ごす。そんな日常を動画にした。 寂しさを感じている部分もあると思うけど、ひとりになるとすぐに何か作り始めている。動画制作に取り組んだり、イラストやデザインを手がけたり。何かしら創作している時間が圧倒的に多

          ひとりの時間に広がる世界

          日常に溶け込む新しい発見

          北海道の気になったことを調べてまとめる「北海道の魅力」シリーズも、ついに第10弾。今回のテーマは「北海道弁」。 普段、恋人としか喋らない生活をしている私が、たまに街へ出たりすると、「そういえば北海道弁って全然聞かないな」と思うことがある。方言というと、関西弁のように強く耳に残るものが思い浮かぶけど、ネットが普及した今の時代、若い世代は特に標準語が当たり前になっていて、方言を使っているのは主に年配の人たちなんじゃないかな?と感じる。 私自身は地方育ちではないから、方言には無

          日常に溶け込む新しい発見

          過去を纏う、今の私

          「私の描いた絵をTシャツにしたい」と恋人が何度も言ってくれたけれど、私はなかなか行動に移せなかった。なぜかはわからない。ただ時間だけが過ぎていった。 夏になり、毎日のようにTシャツを着る季節になると、恋人からまた「Tシャツ作ろう」と声がかかった。私は「作ろう!」と返事をしたものの、結局夏の終わりが近づいてもまだ手をつけていなかった。 ある日、ようやく気持ちが動いて、これまで候補に上がっていたボールペンで描いた絵をサンプル画像として仕上げ、恋人に見せた。すぐに反応が返ってき

          過去を纏う、今の私

          我慢しなくていい私へ

          新しい動画をアップした。今回は週末の様子をまとめたもので、家で過ごした日と札幌に出かけて1泊した内容。ただの外出vlogとして作ることもできたけれど、私はメッセージ性のあるものにしたかった。テーマに選んだのは「我慢が得意な私なんてもういらない」という言葉。前回のnoteで書いたフレーズでもある。 少し前の動画を振り返ると、何度も「変わりたい」「挑戦したい」と言っている自分がいる。その言葉のおかげで、口先だけで終わらず、実際に行動に移せたことがいくつもある。何度ももがきながら

          我慢しなくていい私へ

          夏休み最後の日に見つけた変わる勇気

          北海道に引っ越して初めて迎えた夏、恋人の都合で「夏休み」を過ごすことができた。いろいろなことに挑戦できたこの夏休み、今回の動画のテーマは「夏休み最後の休日」だけど、裏テーマは「挑戦」だったように思う。 やりたいことのひとつとして、ピザ作りにも挑戦。生地から作り、好きな具材をのせて焼くというシンプルなことだけど、新しく買い替えたオーブンも試してみたかった。実際にやってみると案外ハードルは低く、挑戦する前にあれこれ考え込むより、サッと行動に移す方がよかったと感じた。 私は何か

          夏休み最後の日に見つけた変わる勇気

          DIYで作り上げた北海道の暮らしと私たちの7ヶ月

          関東から北海道に引っ越して7ヶ月が経ち、YouTubeにアップしている動画も今回で100本目。節目を迎えたこのタイミングで、ルームツアー動画を作ることにした。 一般的なルームツアーのように間取りの説明やインテリアの紹介をするのではなく、ただ私たちがこの家をDIYで改造し、変化させ続けてきた日々の記録を残したいと思ったことがきっかけでもある。恋人と選んだ生活雑貨がこの空間にどう溶け込んでいるのか、自分たちの手で作り上げたものたちがどんな表情をしているのかを振り返りたかった。

          DIYで作り上げた北海道の暮らしと私たちの7ヶ月

          創作と私の今を映す日常

          夏休み中も、相変わらず創作する日々を送った。自分が普段どんなことをしているのかを簡単に伝えたくて、2日間の様子を動画にまとめた。 オリジナルイラストの制作、写真撮影と調整、文章を書いてnoteに投稿、依頼されたイラストの制作、動画編集と、私にとってはどれも日常の一部だ。 私にとっての新鮮な視点は、恋人が料理をしている風景だと思う。料理は動きが多く、過程も豊かで、音や香りまでもが感じられる。だからこそ撮影も編集も楽しく、見ていて飽きない。でも、自分の創作風景はというと、ずっ

          創作と私の今を映す日常

          ロフトベッドで変わる景色と心地よさ

          夏休みの始めに、クイーンサイズのベッドをDIYで作った。それから2週間後、恋人から「ロフトベッド化」の提案があり、「またこの人は私をワクワクさせる気か!」と即座に承諾。そして、クイーンサイズのロフトベッドを作ることになった。その一部始終を動画にまとめた。 今住んでいる家は全体的にウッディな雰囲気で、木材との相性が抜群。DIYで作ったものが、既存のインテリアと自然に馴染んでいると感じる。恋人はYouTubeでDIY動画を見てイメージを膨らませ、作る順番や構想を楽しそうに話して

          ロフトベッドで変わる景色と心地よさ

          夏休みのゆったりルーティンと新たな発見

          4月から始めた4時起きの生活を続けてきたけれど、8月は少しゆっくりと起き、夜更かしが増えている。まさに「夏休み」という感じ。 ひとつ前のnoteにも、その夏休みの過ごし方について書いたけれど、どんな時期でも変わらないルーティンがある一方で、その時期だからこそ生まれる特別なルーティンもある。だからこそ、ルーティン動画を作るのは好き。その時々の過ごし方を思い出せるし、動画として形に残せることも嬉しい。 朝から夜にかけての様子を撮影し、ひとつの流れとしてつなげることで、その日一

          夏休みのゆったりルーティンと新たな発見